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凪待ち

凪待ち
© 2018「凪待ち」FILM PARTNERS
2019年6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!
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公開: 2019/06/28
監督:
製作国: 日本
配給: キノフィルムズ
白石和彌×香取慎吾
衝撃のヒューマンサスペンス誕生!!

■あらすじ
毎日をふらふらと無為に過ごしていた郁男は、恋人の亜弓とその娘・美波と共に彼女の故郷、石巻で再出発しようとする。少しずつ平穏を取り戻しつつあるかのように見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう―。ある夜、亜弓から激しく罵られた郁男は、亜弓を車から下ろしてしまう。そのあと、亜弓は何者かに殺害された。恋人を殺された挙句、同僚からも疑われる郁男。次々と襲い掛かる絶望的な状況を変えるために、郁男はギャンブルに手をだしてしまう…。 >> 続きを読む

    監督:白石和彌 脚本:加藤正人 配給:キノフィルムズ

    凪待ち の映画レビュー (最新順)

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    全17件
    • 5.0 泣ける 切ない ハラハラ クール

      傑作です。
      凪いだ海のような人生が郁男のもとに訪れてほしいと祈るばかりの映画です。

      悪人ではないが脆さと弱さを持つ人間の表裏を徹底的に描いています。

      人間の営みをありのまま写しており、前作「孤狼の血」と同様、映画全体に漂うむせ返るような「汚さ」が特徴的です。

      クッキーにたかる蝿であったり、口にものを頬張ったままぺちゃくちゃしゃべるおじさんであったり・・・その「汚さ」を作り出すための工夫が本当に細かいです。

      そしてその世界観を表現するために鬼気迫る演技を見せた俳優陣の一人、香取慎吾には目を奪われてしまいます。
      こういった役をやったことはあるのでしょうか。明らかにはまり役だなあと思いました。
      リリー・フランキーもまさに「田舎のおっちゃん」という感じで、何より東北弁が上手い。

      本作はリアリティの塊です。ぜひ劇場へ見に行ってください。
      >> 続きを読む

      2019/07/13 by JSP

      「凪待ち」のレビュー

    • 5.0 泣ける 笑える 切ない ハラハラ 元気が出る

      キャッチコピーにある「何故殺したのか?」という謎の答えは実は物語の中でははっきりとは示されない。物語の最初に郁男は川崎の印刷所を同僚と一緒に辞めるのだがその理由についても明示はされない(リストラという設定のようだが)。また、「キレやすい人みたいだけど、それ、生まれつき?」と問われるシーンがあるが、郁男の過去(多分幸せではないということは自然と推察できる)についても謎のままだ。物語中では舞台が石巻であることもことさらには強調されない。

      もしかしたら、分かりやすい謎解きや説明がないから話が煮えきらなくて面白くないと思う人もいるかもしれない。でもこれは全て意図的で、リアリスティックなストーリーでありながら抽象性を持たせ、一種の神話性を付与することによって物語全体の普遍性を高め、鑑賞者の(高次の)共感を得ることを目指しているのだと思う。そしてその意図はとても成功していると思うし、監督の言うように彼ら=我々の悲しみが大切な人やものを失った被災者の悲しみと通底していることを感じさせることにも成功していると思う。

      観客は、社会や人間が持つ負の要素を煮詰めたようなアンチヒーローである主人公に強い反感を抱きつつ、一方でどういうわけか彼の幸せを祈ってしまう。「自分はあんな奴じゃない、絶対あんな奴にはなりたくない」と思いつつ、郁男の中に自分の影を見つけてしまうのでどうしても見放すことが出来ない。何度見ても本気でイライラするし何度見ても本気で哀れに思ってしまう。このあたりの人物造形は白石監督の十八番だと思うが今回も本当に見事である。
      何度も見ていると、登場人物たちがつねにアンビバレントな思いを抱いていることが伝わってくる。例えば郁男は亜弓と結婚する覚悟を持てないでいるが、亜弓から「他人だから」と責められると激高してしまうほど「家族」というものへの思いは強く持っている。でも人間の思考や感情はそんなに簡単に割り切れるものではなく、矛盾が同居している状態こそ本当なのではないか。だからこそ見ている側は心を揺さぶられ、強く惹きつけられるのだと思う。

      正直言って私はファンなので感動も10割増しぐらいだと思うしw、私が褒めちぎってもあんまり信用されないと思うけど、もしかしてこの作品は本当にすごい傑作なのではないだろうかと思う。本当に何度見ても飽きないし、何度見ても新しい発見がある。是非たくさんの人に見て欲しい。
      >> 続きを読む

      2019/07/05 by pal

      「凪待ち」のレビュー

    • 5.0 泣ける 切ない ハラハラ

      なぜ、香取慎吾だったのか。でっかい体に子どものように泣く姿。酸いも甘いも30年やってきてるからこそ表現できるのだろう。とにかく見て欲しい。
      そして、今ある石巻の姿(津波が新しい海をつれてきた)を
      この人と環境の「喪失と再生」を!!

      2019/07/04 by miruane

      「凪待ち」のレビュー

    • 5.0 泣ける 切ない

      すっと話に引き込まれて、主人公や周りの人たちの感情移入することができた。
      心の奥底が揺さぶられた。
      自分にも何度も何度も、またかと思う事が起きる。
      主人公に頑張れと応援したくなる。
      今度は、違う視点で観てみたい。
      また劇場に行きます。

      2019/07/03 by snoopy

      「凪待ち」のレビュー

    • 5.0 切ない

      想像していた映画ではなくて、いい意味で期待を裏切られた。
      バックボーンもなく、説明もない映画なので、それぞれが自分の解釈で色々考えさせられるのは良かった。
      エンドロール、なかなかグッとくる。
      長すぎもせず短すぎもしなかったのがいい。

      2019/07/02 by kayoryurin

      「凪待ち」のレビュー

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