こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

ダンガル きっと、つよくなる

दंगल
ダンガル きっと、つよくなる
©Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016
4月6日(金) TOHOシネマズシャンテ他全国公開
1クリック登録
公開: 2018/04/06
製作国: インド
配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン=ギャガ
「神がかって面白い!」「オールタイムBEST1!」「嗚咽がとまらない!」
インド映画の世界興収№1を打ち立てた、全世界が絶賛する特大ヒット感動実話!

STORY

レスリングを愛する男。生活のために選手として生きることはあきらめたが、道場で若手を指導しながら、いつか息子を金メダリストにすることだけを夢見ていた。ところが、生まれたのは女の子。それから神頼みに始まりありとあらゆる産み分けを試すも、4人連続の女児。すっかり意気消沈し、道場からも遠ざかっていたが、ある日、ケンカで男の子をボコボコにした長女・次女の格闘センスに希望を見出し、翌日からコーチとして、二人を鍛えはじめる。男物の服を着せ、髪を切り・・・一家は、町中の笑いものとなるが、外野は意に介さず、ブレずに特訓に熱を込める父と、ささやかな抵抗を企て続ける娘たち。やがて、目覚しい才能を開花させた娘たちはー。 >> 続きを読む

    監督・脚本:ニテーシュ・ティワーリー  出演:アーミル・カーン『きっと、うまくいく』『PK』、ザイラー・ワシーム、スハーニー・バトナーガルほか 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン/ギャガ 

    ダンガル きっと、つよくなる の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全2件
    • 4.0 元気が出る

      日本ではもうメジャーだけど、インドではレスリングはマイナー。その中でマハヴィルは金メダルを目指していたが断念。
      そこで息子に夢を継いでもらおうと男の子を願うが、産まれてきた4人は全員女の子。

      落胆するマハヴィルだが、ある日二人の娘がクラスメイトの男子をケンカで打ちのめしたとして、才能を見出しその日から猛特訓を始める。

      熱血スパルタ親父と、当然のように嫌がる娘二人。
      映画は如何にしてこの関係性を改善させるかを描く。
      強くするため娘の髪まで切るよう指示する父。
      だが娘たちはそんな父の別の部分を見出し、二人三脚で駆け上がっていく。

      疑問に思う演出はある。
      決勝の日に親父をああする意味があったのかどうか。
      もちろんコーチとの対立でドラマを作るためなのだろうが、別に要らない感じがしてここだけは引っかかる。

      でも総じて良質のスポコンだし、主演のアーミル・カーンを始め出演者のレスリング体型には驚く。
      20代から60代を演じて違和感のないことはすごいし、見る限りスタントなしで演じる女子二人もレスリングを完璧にこなしている。

      インド映画でミュージカルがなくても、これだけのものが作れるのだという良い証明。
      >> 続きを読む

      2018/04/26 by オーウェン

      「ダンガル きっと、つよくなる」のレビュー

    • 5.0 泣ける 元気が出る

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      レスリングで国内チャンピオンまで上り詰めたマハヴィルだったが、生活のためにレスリングを引退し、しがない勤め人になっていた。

      けれど、マハヴィルはレスリングの国際大会に出場し金メダルを取ることをどうしても諦めきれない。

      だからだろう、生まれてくる子は男の子を強く望んだ。

      周囲もマハヴィルの偉業を知っているため、男の子を授かる方法を口々に伝え、きっと男の子が生まれる、と誰もが思っていた。

      けれど、結果は女の子しか生まれなかった、それも四人全員女の子。

      そこでマハヴィルの夢を諦めた、息子をレスリングの国際大会に出場させることも、金メダルを取ることも、自分の夢全てを。

      しかし、転機が訪れる、長女のギータと次女のバビータが近所の男の子相手をこてんぱんに叩きのめしたのだ。

      女の子だてらに男の子相手に一歩も引かなかった娘たちに、マハヴィルは自分の夢を娘たちに託すことを思いつく。

      そうして、父は鬼コーチへと変貌する。

      活況のインド映画ですが、この作品もインド本国では歴代興行一位を取ったそうなんですが、観て一位も納得の映画でした。

      インドと言えば、カースト制度が根強く残り、女性の人権の低さがよく取り沙汰されているのを耳にします。

      そんなインドで、女の子がレスリングをするなんて、どれだけの障害と困難があったのだろうと思わせますが、正に最初から困難の連続でした。

      娘たちにレスリングをさせる、と宣言した結果、妻、兄弟、親戚、周囲の知り合い全員に止められます。

      「女の子にレスリングなんて無理だ」と。

      けれど、マハヴィルは聞く耳を持ちません。娘を立派なレスラーにするために必死になります。

      しかし、練習をさせてほしいとお願いしたクラブは女の子なんて受け入れられないと拒否、結果、マハヴィルは自分で練習場を作り、自分で試合相手を探すことに。

      父親にレスリングの才能を見初められたギータとバビータの二人は、インドの女性としての概念を全て捨て去られます。

      女性の命の長い髪を切られ、サリーを脱がされて半袖短パン、ティーンエイジャーの楽しい遊びもすべて禁止、食べ物も制限され、日がな一日レスリングの練習ばかり。

      女の子としての全てを忘れるように言われ、そんな父親の命令に、けれど二人はこっそりと反抗します。走るのをサボったり、わざとケガをしたり。

      しかし、それがついに父親にバレてしまい、二人は友人にあんな父親大嫌いだ、と叫びます。自分達を何だと思っているんだ、と。

      すると、友人が二人に諭します。

      「インドの女の子は十四歳で厄介払いされるためにお嫁行かせられる、でも、あなたの父親はあなた達にレスリングを教えた。それは父親があなた達のことを愛しているからよ」

      インドの女性の扱われ方が如実に表れている言葉が刺さります。

      十四歳なんて、まだ中学生なのに、結婚が当たり前。しかも、ほとんどがお見合いで、顔も知らない相手に嫁ぐといいます。

      女性だというだけでモノのように扱われる、その現実は決して他人事ではないと思います。

      その友人の言葉を受けて、ギータとバビータは一転必死に練習に明け暮れるようになります。

      自分達を愛し、信じてレスリングの道を開いてくれた父親のために。

      もちろん、父親がその才能を認めなければ、彼女達だって普通のインド女性として生活していたのは間違いないでしょう。

      でも、マハヴィルは「女性だから」という概念を取っ払い、「素質があるから」と彼女達にレスリングを教えた。

      インドの慣習も、世間の女性への評価も、自分がどう言われようとも、全く気にせずに、娘たちの才能を伸ばした。

      それが彼女達の道を開いたのは間違いない。

      もちろん、練習相手がいないために、色々と苦戦しますし、出られる大会も少なくて、どうしようもなく男性のみのレスリングの大会へとギータは参加します。

      初戦は敗退、しかし、初めて出た大会で負けた悔しさにギータは眠れず、父親に尋ねます、「次の大会はいつ?」と。

      そこからの快進撃はすさまじかったです。

      男性相手に一歩も引けを取らず、ギータは次々と相手を倒していき、とうとう女性のジュニア大会へと参加するまでになります。

      そこで、いともあっさりとギータはチャンピオンに上り詰め、結果として国の強化選手に選ばれて、初めて父親の元を離れます。

      厳格な父親の元から離れて、初めて自由を手に入れたギータは羽を伸ばします。

      友人と遊びに出かけ、短かった髪を伸ばし、禁止されていた料理を食べ、お洒落を満喫する。もちろん、練習は欠かしませんが、コーチとはビジネスライクの関係で、プライベートまでは詮索することもなく。

      初めての自由にギータは酔い、久し振りに帰った我が家でも自由の風を吹き込みます。

      でも、このギータの心の揺れは当然だなあと見ていて思いました。

      若い女の子がお洒落も、遊びも制限されていて、それがやってもいいとなったら、そりゃあ弾けるだろう、と。

      父親のやってきてくれたことがむしろ、古臭く、そして鬱陶しいものであったとギータは思ってしまう。

      その感情が思わず飛び出してしまい、ギータは父親と喧嘩をしてしまいます、お互いに頭に血が上り、レスリングで決着をつけるのですが、父親が負けてしまいます。

      父親のやっていることは、もう古い、だから父親は負けたのだとギータが言えば、妹のバビータが反論します。

      「姉さんが強いわけじゃなくて、父さんが弱って来ただけ」

      しかし、ギータは耳を貸さず、父親と疎遠に。

      分かるんですよ、父親のやっていることが古臭いのは。星一徹バリの根性論がまかり通っているし、練習は父親の時代のもの。

      だとしても、その父親が経験したことって生きたデータでもある訳で。
      まあ、子どもにしたらいい迷惑になるかもしれないですけれども。

      バビータ自身も姉のギータを追いかけるように、全国大会をのし上がり、姉と同じ国の強化選手になります。

      しかし、反面ギータは父親と決別してから、世界各地の大会で初戦敗退を繰り返し、成績は伸び悩んでいました。

      というのも、ギータを指導しているコーチが諸悪の根源でして、全くと言っていいほど的外れなことばかりをギータにさせていたからで。

      バビータが強化選手になり、ギータと再会し、父親と和解することを進めます。でないと、ギータはいつまで経っても初戦敗退で終わることをバビータは見抜いていたからです。

      かくして、ギータは父親に謝り、もう一度教えを請います。

      すると、メキメキと以前の感覚を取り戻し、ギータは初めて初戦突破を果たします。

      が、その間には父親からの特訓がバレてコーチに妨害工作をされて、父親と接触できなくなったり、強化選手から外されそうになったりして。

      けれど、ギータはそんなことは目もくれず、次々と敵を倒して快進撃を続けます。

      レスリングのシーンが本物にしか見えなくて、もう釘付けでした。ギータが点を取られるたびにハラハラしましたし、ギータが攻撃すれば歓声をあげたくなりました(お静かに!)

      それぐらい臨場感のある試合シーンでして、もう、凄かった!

      そこには、必死に娘のサポートをする父親の姿がありました。父親の姿を見て、ギータは冷静に、でも果敢に試合に挑んでいく。

      父親がいてくれさえすれば、勝てる、と言わんばかりに。まあ、そのせいでコーチには酷く嫌われるわけですが。

      けれど、最後の最後、決勝戦で性悪コーチがないがしろにされた腹いせにに父親は物置に閉じ込められます。

      でもですね、父親が姿を現さなくてもギータは揺るがなかった。

      「今日の試合は、お前にとってもインドの女の子にとっても意味を持つ日になる。勝てば、お前は永遠に人々の心に残り、女の子の運命も帰るんだだ」

      父親の前の日に言われていた言葉を胸にしていたから。そして、こうも言われていた、戦い方は教えてやれる、でも戦うのはお前自身だ、と。

      その言葉でギータは奮起し、とうとう優勝を勝ち取ります。

      父親は優勝したことを物置で気づきます、自国の国家が流れたことで。なんという憎い演出、と思いました。

      そうして、父親は物置に用事できた人のおかげで外に出られるんですが、メダルを授与されたギータを見て一言声を掛けます。

      「お前は私の誇りだ」

      レスリングを初めて十年、彼女達が最も欲しかった言葉。

      いつもむっつりと眉間に皺を寄せている父親なんですが、一生懸命なんですよ。娘のために、お偉いさんに頭を下げ、時には喧嘩を売るし。

      最初はレスリングのためでしょう、と思っていたんですけれど、けれど、本当に娘を愛し、そして戦う彼女達を全力で応援しているのがもう。

      それに、父親は娘たちが闘って勝った時のお金を全部、綺麗にファイリングしていたんですよ、これだけ娘たちは頑張っていたんだ、って。

      もう、何でもない時に、ふと泣かせてくるほどぐっとすることを挟んでくる、素敵で熱くて、元気になれて、なんだかとっても頑張ろうと思える映画でした。

      インド映画、本当に素敵なお話が多くて、大好きです!
      >> 続きを読む

      2018/04/10 by hano

      「ダンガル きっと、つよくなる」のレビュー

    ダンガル きっと、つよくなる
    ダンガルキットツヨクナル

    映画 「ダンガル きっと、つよくなる」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画