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原作のあの複雑で長い話をどう2時間にまとめるのかなーと若干心配しながら映画館に足を運びましたが、開始5分で「これ、絶対いい映画だ」と確信。シーンの切り替えの潔さ(と余韻の残し方)がめちゃくちゃ上手く、テンポよくエピソードが繋がっていってて飽きさせない。脚本の野木亜紀子さん(「MIU404」の方!)、監督の土井裕泰さん(「麒麟の翼」の方!)、さすがのプロの仕事を堪能しました。プロの仕事、というと最近の映画で特に不満が多いのが音楽なんですが、本作はまさに「適した場所」に「適した尺」で「適した曲想」の音楽が差し込まれている。「これぞ劇伴」という職人芸で、「映画における音楽」の重要性を再確認した感じ。「小栗旬と星野源の初共演」というのが話題ですが、これ、いわゆる「今、旬の役者を二人合わせてみました」だと思ってるとえらいことになります。星野源のうまさがこれほど感じられた作品は初めてかもしれない。序盤、自分が「罪の声」の主だと知るシーンの驚愕の表現とか、ちょっとした目の動かし方、言葉の発し方に曽根という人物の性格が見事に現れている。でも、観終わってから改めて考えたのは、この星野源のいわば「静の演技」が映えていたのは、その反対側に小栗旬の「動の演技」があったからこそ、なのかもしれないということ。小栗旬が上手い役者なのはわかりきっていたので逆に「巧さ」が目につかなかったのだとすると、これまた彼の演技力の凄さがひしひしと伝わってくるわけです。この二人をこの作品で合わせようと思った人、本当に凄いと思う。もちろんこの二人がドラマの中心にいるわけですが、その周りを取り巻く出演者が凄いのなんのって。松重豊、古舘寛治といったベテランはもちろん、1シーンしか出てこないような役でも、確実に心に何かを残していく人たちばかりで、キャスティングは120点といっていいんじゃないでしょうか。そして、私が泣かされたのは生島聡一郎役の宇野祥平さんの終盤の演技でした。というわけで、自分的には『鬼滅の刃』を抜いて今年のベスト1にしてもいいような気がしています(笑)とりあえずこれからもう一度原作読み直します。 >> 続きを読む
2020/11/10 by 室田尚子
「罪の声」のレビュー
このレビューはネタバレを含みます。 【ララポート横浜 TOHOシネマズ/罪の声/2020.11.5】原作読了。だいたい原作に忠実でしたが多少設定が異なるところあり。それでもたのしめました。調査が進むにつれて犯人側の意図がそんなところに・・・フィクションですが、株価操作の狙いではないかという想定ですね。ほんとにその通りだったのではないのかなぁ。。。(-_-) >> 続きを読む
2020/11/06 by eeko
私の声も、いつかどこかで気になるときがくるのかもしれない
2020/11/02 by アスハ
罪の声 ツミノコエ 映画 「罪の声」 | 映画ログ
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