燃ゆる女の肖像

皆様，ごきげんよう．呼延灼の連れ合いこと水無月かれんでございます．１９年４月以来の登場でございます．
かようの美しい作品を，頭に精液が詰まった宿六が評論することが我慢できずに，四肢をベッドに結わえ目隠しボールギャグを装着して放置プレイしている間にわたくしが一言申したいと存じます．あんな姿になっても愚息を勃起させる宿六・・・本当にわたくしこの男の女房で良かったのかしらと，疑問に思わなくもありません．先程愚息を爪先でこすってやりましたところ「ﾌｶﾞﾌｶﾞ」を喜んでおりました．これだから，ドが付く変態は嫌いなんです．
とある貴族の娘エロイーズの見合い用の肖像画を引き受けたマリアンヌ．この物語は二人の切ない愛の物語でございます．肖像画制作に与えられた期間はわずか５日間．いくら二人が固く結ばれようが別れは確実にやってきます．それでも愛は止まらない．止めることは出来ない．まさに愛であります．美しい背景に美しい二人の美しい愛．ため息が漏れてしまいます．お客様も女性９割，男性１割というところでした．もし，素敵な方をお見かけしたら，私達で映画の再現いたしませんか？とお声がけしたところでございました．とても残念です．
ですがわたくし，二点ほどわからない事がございます．
一つはお女中さんの懐妊と堕胎の意味．あれは，結局オマイラはどう足掻こうが珍棒の呪縛からは逃れられないという呪いだったのでございましょうか．
もう一つは祭りの夜．エロイースのドレスが引火のは何を象徴されたのか．オルフェウスの物語に，そーゆー逸話ございましたかしら．
さて，そろそろうちの宿六の拘束解こうかしら，でないとベッドの上で粗相しそうですものね・・・ >> 続きを読む

2021/02/11 by 叡福寺清子

「燃ゆる女の肖像」のレビュー