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はじまりへの旅

CAPTAIN FANTASTIC
はじまりへの旅
(c)2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2017年4月1日(土)全国ロードショー
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公開: 2017/04/01
製作国: アメリカ
配給: 松竹
カンヌを始め、世界中の映画祭で数々の賞を受賞。ヘンテコ一家の不器用な生き方に、笑いと勇気をもらえる感動のロードムービー!!
全米わずか4館での公開から口コミで評判が広がり600館にまで拡大、4ヶ月以上のロングラン!主人公は独特な教育方針のもと世間と切り離された森で育った子供たちと厳格なその父親。みな風変わりで個性的なキャラクターばかりだが、旅に出た彼らが世の中とのギャップに戸惑いながらも自分たちらしさを失わずに生きようとする姿には、誰もが共感できるはず。父親を演じるのは「ロード・オブ・ザ・リング」出演、「イースタンプロミス」でアカデミー主演男優賞にノミネートされた名優ヴィコ・モーテンセン。米バラエティ誌「2016年最も注目すべき監督10人」に選ばれた気鋭の監督マット・ロスが、アメリカの雄大な景色と美しい音楽に乗せて描く、一家の再生の物語。


STORY: ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子供たちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くで暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子供たちの体力はアスリート並み。みな6ヶ国語を操り、18歳の長男は名立たる大学すべてに合格。しかしある日入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2400キロ。チョムスキー※は知っていても、コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは果たして、母の願いを叶えることが出来るのか…?
※ノーム・チョムスキー=アメリカの哲学者、言語哲学者、言語学者、社会哲学者、論理学者。
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    監督・脚本:マット・ロス 出演:ヴィゴ・モーテンセン 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」 /ジョージ・マッケイ 「サンシャイン 歌声が響く街」、「ディファイアンス」/フランク・ランジェラ 「フロスト x ニクソン」、「グレース・オブ・モナコ」

    はじまりへの旅 の映画レビュー (最新順)

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    全4件
    • 4.0 泣ける 笑える

      今日はマットロス監督の作品をご紹介!カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門でも監督賞を獲得した作品なだけに、日本の映画の流行としては波に乗った作品ですね!



      今回は、ストーリーテリングの奥に少し入って見ましょう!



      毎回のごとく入っていますが、映画はキャラクターがメイン。キャラクターにどれだけ色を足せるのか、観客を惹きつけられるのかで映画の善し悪しが決まります。



      さて今作。あなたはどのキャラクターに感情移入しましたか?

      メインキャラクターのベンですか?長男のボゥですか?それとも一番下のザジャですか?



      実際私は、途中でてきたベンの妹のハーパーの旦那さんジャックに感情移入していました。

      大きなメインのテーマは家族ですが、それ以外にも、とても皮肉的にブラックコメディチックに描かれた資本主義がとても印象的で、ジャックの家庭はその象徴として登場しました。



      もちろん我々は資本主義社会で暮らしているので、我々の普段はジャックの家庭です。一方ベンの家庭は我々現実とは大きくかけ離れた生活。しかしメインキャラクターはベンの家庭です。



      そこで、疑問がでてきますよね。

      「あなたは、メインキャラクターでもないジャックに感情移入しているけど、それってこの映画が面白かったてことなの?この映画がいい映画ってことなの?」

      答えは、人それぞれだと思いますが、私の定義では、この映画は素晴らしい映画です!



      メインキャラクターではないジャックに感情移入しましたが、だからと言ってメインキャラクターを信じられなかったわけではないです。

      動物というのは他者の気持ちを感じ取ることができる生物です。さらに人間は他者の気持ちを感じ取る人の気持ちを感じ取ることができる動物です。

      つまり、わたしはジャックに感情移入することで、ベンのキャラクターを感じ取っていたのです。そこまでは人間のストーリーテリングの領域が行き届く最大の範囲です。



      とても色の濃いメインキャラクターを自分に近い存在であるジャックの家庭から見ることで、この映画を楽しんでいました。だから、こんなにちょっと異質でカルトチックと言われてもおかしくない映画であっても、テーマである家族を感じることができたし、素晴らしい映画だと感じることができました。



      どうしても映画評論をするとなると、その映画が何を伝えようとしているのかを文章化しようとしてしまいますが、それはナンセンス。なぜなら、映画は映画館で2時間でストーリーを通してテーマを伝えるのが美しいのだから、それを文章化するとその美しさをぶち壊してしまうことになりますよね。



      つまりは、映画評論を読んでも、その映画を見たことにはならないのです。映画は2時間楽しんでなんぼ。2時間の中で何が見えるのか、どのような感情になるのか、何が頭にのこるのか、何を伝えたくなるのか。これが映画の映画たる所以だと思いますね。



      ストーリーテリングの最大の幅を使ってでも楽しむことができる映画は、なくてはならないもの。

      ストーリーテリングの一角をなすと入っても過言ではないでしょう。



      この映画もそう。2時間という枠組みでエンドロールで感じる感想が変わってくる。

      わたしも最初は、なんとリズミカルで自分の波長に合う映画だろう!と思っていましたが、最後の最後のスローダウンで、すこしガクッときてしまった気分でした。

      でも、何にせよ素晴らしい映画です!ぜひお手に取ってみては?
      >> 続きを読む

      2018/11/14 by EditTellUs

      「はじまりへの旅」のレビュー

    • 5.0 泣ける

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      素晴らしい。
      嘘くさい設定ですけども、スッと入って来ます。
      子供は育ち、イメージ通りには行かない。
      社会から認められず。
      父が良かれとしていた子供たちの環境が
      悪気のない失敗だと気付いた時、ジーンと来ました。
      悪者が存在しない映画で、こんなに面白いだなんて。

      私、ハッピーエンドが好きです。

      相当なハッピーエンドです、この映画。

      長男の門出にホッとしました。
      感動~。

      私自身のお気に入り映画にランクイン。
      >> 続きを読む

      2017/12/12 by mutsumi

      「はじまりへの旅」のレビュー

    • 4.0

      目黒シネマで鑑賞。

      まったく前情報なしで観ました。
      はたからみるとおかしい教育かもしれないけど、そこには父と子供たちの絆があって
      これはこれでオッケー、みたいなざっくりそんな感じです。

      自分が正しいと思う教育をしてきたけど、間違ってると潔く認める父親の姿勢に胸を打たれてしまいました。

      幸せに暮らしてほしい…。
      >> 続きを読む

      2017/09/10 by ぷれぱら

      「はじまりへの旅」のレビュー

    • 間違ってると認めるのって難しいですよね!

      2017/09/11 by メッシイ

    • 5.0 ハラハラ

       度を過ごしたヒッピー一家のロードムービー。筋金入りのヒッピーである父に導かれ、10年を世間から隔絶された森林で過ごした一家。しかし、母は心を病み、やむなく祖父母の元で、父の嫌いな現代的、米国的な医療施設で入院加療。そして、その母が亡くなり、一家は母の遺言である火葬と、遺灰のトイレへの遺棄を実現すべく、父とは絶対的な不仲である母方の祖父母の元へ向かうのだが…。

       一家の中心人物である父が弁の経つ人で、一家は彼にやり込められて黙らせられるか、進んで同調&支持するかの二者択一。そんな押しが強すぎる上に、ヒッピーをこじらせたような人だから、きっと、リベラルを自任する皆さんも何だかなぁ~な感じだし、キリスト教保守派の皆さんは当然不愉快でしょう。

       それでは、よっぽど不愉快で、つまらない映画か?と問われれば、意外にそうでもなくて、むしろ面白い。正直、重い話ですので、コミカル路線を期待されると、裏切られそうですが、ダークユーモアにニヤリさせられたり、家族のズレっぷりに苦笑したり、彼らの無茶にハラハラさせられたり、楽しめる部分は多々あるかと。

       中盤を過ぎたあたりで、そんな父が鼻っかしらを折られ、傷心を抱えて落ち込む場面がありますが、困ったやつだったけど、さすがに不憫で…。その後どうなるかは、作品を見ていただくとして、基本作り手さんたちの優しい目線が心地よい作品ではあったかも知れませんね。
      >> 続きを読む

      2017/04/11 by ぴぐじい

      「はじまりへの旅」のレビュー

    はじまりへの旅
    ハジマリヘノタビ

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