ブラッド・インフェルノ

手っ取り早くいいますとダメ作品です．
尺93分で一人目の犠牲者が46分．これだけでダメ決定です．
噂の聴いてたようなゴア描写が肩透かしでさらにダメポイント追加です．
悪魔のいけにえを強く意識していますが，出来栄えはあの作品の0.1％くらいです．．
ピチの字が後半何人か登場しますが，「はいはい，ピチってこーゆーのでしょ」というやっつけ仕事感が拭えなくって，やっぱダメポイント追加です．
サウンドトラックで，時間を埋めるのは止めましょう．視聴者にとっては退屈しか残りません．
映像学科の学生さん．こーゆー編集はやっちゃダメですよという反面教師が本作です．話の前後がつながらなくて視聴者は混乱しますよ．
「何分耐えられるか」「この町は人間が喰われる地獄」という惹句もほとんどJARO案件です．
なんでもシッチェス映画祭で監督賞を受賞されたそうですね．デス・バレットと合わせて，私の中で宣伝文句にシッチェス映画祭に対する信頼感が崩壊しつつあるのですが，大丈夫なのでしょうか． >> 続きを読む

2019/10/17 by 叡福寺清子

「ブラッド・インフェルノ」のレビュー