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39 刑法第三十九条

ジャンル: 日本映画 , ミステリー・サスペンス , ドラマ
公開: 1999/05/01
監督:
製作国: 日本
配給: 松竹

    39 刑法第三十九条 の映画レビュー (最新順)

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    全4件
    • 5.0 切ない ハラハラ

      この映画に対して面白いという感想が適切なのかどうか。
      内容にのめり込ませるだけのテーマの意義に、外れのない俳優陣の共演と見所は充分。

      鈴木京香の精神鑑定に対する思い。
      唯一の主張部分が少々余計な感じもありますが、女としての隠れた強さが見えるのがとても良い。

      そして堤真一の俳優として底知れぬ演技力。ドラマの役とこうも違うとはビックリ。

      江守徹に樹木希林、杉浦直樹のベテラン勢のサポート
      。岸部一徳の独特な味わいにはやはり存在感がある。笑みを浮かべる顔も圧倒的。

      考えてみれば出ている俳優たちは皆、映画というフィールドで輝きを放っている事が分かる。
      映画俳優たちのアンサンブルに森田監督の演出も含めて、刑法三十九条に対する真摯なメッセージが伝わってくる。
      >> 続きを読む

      2017/11/14 by オーウェン

      「39 刑法第三十九条」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      鮮やかなどんでん返しは、サスペンス映画の命だと思う。森田芳光監督の「39【刑法第三十九条】」は、正攻法で取り組んだ社会派サスペンスの良質な娯楽作品だ。

      冷酷な殺人事件の犯人として、一人の青年(堤真一)が逮捕された。ふだんは穏やかなのに、突然、人が変わったように狂暴になる彼。精神鑑定を行った藤代教授(杉浦直樹)は、多重人格障害による心神喪失との結論を下した。

      しかし、藤代の助手の小川香深(鈴木京香)は、逆に多重人格を装った詐病と確信し、新たな鑑定人として名乗り出る。

      青年の狙いは一体何なのか? 次第に浮かび上がる以外な事実。青年と香深との息詰まる対決が法廷で始まることになる----。

      斜めに撮った構図や殺伐とした風景など、不安感を与える映像テクニックが、サスペンスを盛り上げていく。

      主人公の香深をはじめ、登場人物はどこかしら奇妙なふるまいを日常の中で見せる。異常者とされる青年が実は一番普通なのではと思わせる、ひねった人物描写が面白い。

      特に岸部一徳が演じる刑事の不快さは、実に見事なリアリティーを醸し出している。

      ただ、作品が抱える心神喪失による"免責の問題"は、実際の事件を連想させ、センセーショナルすぎると思う。本来、類型化した物語に単純に当てはめて結論付けられない、"複雑さと重さ"をもった問題のはずだ。

      それだけに、下手に社会派をきどらず、サスペンスに徹しようとした森田芳光監督の選択は賢明だったと思う。逆にエンターテインメントとして成立させるために、より凝ったカメラワークや演出が必要だったと言えるかも知れない。

      あくまでもこの作品の見どころは、巧みなストーリー展開にあるのであって、今はやりのホラーもどきの不条理なオチではなく、ヒッチコック風の正統的などんでん返しが、好ましく感じられるのだ。
      >> 続きを読む

      2017/02/21 by dreamer

      「39 刑法第三十九条」のレビュー

    • 3.0

      「39 刑法第三十九条」堤真一が演じる多重人格の男が犯した夫婦惨殺。果たして彼は裁かれるのか?!
      http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-05-01

      2015/05/20 by youmisa

      「39 刑法第三十九条」のレビュー

    • 絵が怖いです。
      ホラーかとおもいました。

      2015/05/20 by ちょこぼ

    • >マーティーさん ちょこぼさん
      なんかジャケは怖いですけど、恐怖映画ではない…か…な。
      ちょっと暗くてどよーんとした映画ではありますが。
      >> 続きを読む

      2015/05/20 by youmisa

    • 3.0

      映画の序盤から終盤に至るまで、登場する人物の殆ど全員が、相手の目を見ようともせずにぼそぼそと話す。
      鑑賞者としては、非常に聞き取りづらくて、不快感がつきまとったが、その不快感こそ、森田芳光がこの作品の中で貫き通したかった異常性であり、それが社会に生きるすべての人間に蔓延するものであることを表現したかったのだと思う。

      他にも、大量の料理が並べられた食卓、グランドに転がる無数の軟球、カモメの無慈悲な目など、随所に目に見えない不穏さが溢れるシーンが多く描き出されていて、監督のこだわりを厭という程に感じられた。

      「刑法第三十九条」という非常にデリケートで取り扱いが難しい題材を、意欲的にサスペンス化してみせていると思う。
      核心となる計画の脆弱さなど、お話としての弱点は確実に存在する作品だと思うが、それを充分に補う要素が、監督の緻密な演出や、演者の存在感に備わっていたと思う。

      時に過剰さも見え隠れしたが、俳優陣のパフォーマンスは総じてインパクトがあり素晴らしかったと思う。
      岸部一徳、杉浦直樹、樹木希林、江守徹らベテラン俳優のあまりに個性的で強烈な脇役ぶりも特筆したいところだが、ここはやはり、主演の二人に言及したい。

      鈴木京香も堤真一も、まだまだ若手の部類での主演作で、両者とも若々しい。
      この難しい役どころを果敢に演じ、成功させてみせたことが、両者にとって大きなキャリアアップになったことは間違いないと思う。
      映画の各シーンにおいて対峙し、互いの心理の本質を暴き合う様には、野心に溢れた俳優同士のぶつかり合いそのものを観ているようだった。

      非常にアクの強い映画で、好き嫌いも大いに分かれるだろうけれど、こういう独特のアクを出す映画監督も少なくなった。
      森田芳光監督の死は、やはり少し早過ぎた。
      >> 続きを読む

      2014/08/03 by tkl

      「39 刑法第三十九条」のレビュー

    39 刑法第三十九条
    ケイホウダイサンジュウキュウジョウ

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