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女の一生

UNE VIE
公開: 2017/12/09
配給: ドマ=ミモザフィルムズ

    女の一生 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 1.0

      (銀幕短評 #97)

      「女の一生」
      2016年、フランス。 1時間59分、公開中。

      総合評価 8点。

      きわめて陰鬱な映画である。

      モーパッサンの代表作である「女の一生」(130年ほど前の小説)は未読だったが、読まずにおいて 人生つくづくよかったな。

      (観るひとはないだろうから 明かすが)夫の不貞と重なる貧窮とで人生はこんなにみじめになりますよ、ということを伝えたいようだが、説得力がまったくとぼしい。切実さがない。

      はじめにびっくりするのは 本作のスクリーンサイズで、ほぼ正方形である。予告編から本編になるとき スクリーンがズズッとせばまる。追い追いのカメラ使いから知るが、観客の視野をせまくして 緊張感を高めたいのである、単に。

      それから極端な音楽のなさ、セリフの少なさ。

      モチーフが小さいのに尺が長いので、いちいち思わせぶりな回想シーンの切り替えや、無意味な長回しに終始する。こういうスタイルの映画を作った監督とクルーは 果たして楽しかったのだろうか。

      女性を主人公にする小説は、アンナ・カレーニナ、風と共に去りぬ、緋文字、高慢と偏見、人形の家、などが有名どころだが、映画としては「ジェーン・エア」(#47、89点)がとても良かった。高慢と偏見も「プライドと偏見」というタイトルで新作(といっても10年ほど前だが)が出ているので、こんど借りて観てみよう。
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      2018/06/14 by あさが

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