黒い司法　０％からの奇跡

こんなに最近の実話であることに驚く。
差別は本当に根深い。

エンドロールの減刑について、もう少し事情が分かるようにしてほしかった。

2021/01/29 by ちっちゅう

「黒い司法　０％からの奇跡」のレビュー

  このレビューはネタバレを含みます。
実際にあった話だからしょうがないと言われればそうかって感じだけど、盛り上がりに欠ける。
実際にあった話だから不謹慎かもしれないけど、よくある映画だなあという感想。
虚偽証言を頑張って暴いたのに判決がやっぱり死刑って時もなんでだよってならずに、実際にあったことだからって放り出されてる感じがして、だったらもっとドキュメンタリーチックに見せたりした方が良かったのではと思った。
既視感の原因は、こういうことが実際にいっぱい起きてるんだよってことだと思うんで、それはそれでひどいなあとは思う。
とはいえ、映画としてもっと面白くしてほしかった。
とはいえ、悪い出来ということでもない。 >> 続きを読む

2021/01/09 by unkuroda

「黒い司法　０％からの奇跡」のレビュー

  このレビューはネタバレを含みます。
これは私の勝手な偏見ですが、黒人の方々のパワーは凄まじいものがある。自分が何かで辛かった時もたくさん励ましてもらいました。学校を転校した時も周りの目など気にせずに真っ先に助けてくれたのは今も友達の黒人でした。
ただ、そのパワーや行動力の代償なのか、何か起こった時に後先考えずにことを起こしてしまうことがあるように思います。この映画でも解放された死刑囚の息子が法廷で叫んでしまいました。もちろん後先考えずに行動した方がいい場合もあります。日本人である自分なんかは考えすぎていつも行動が遅いです。ただ黒人の人たちの行動力が事件などでの逮捕につながってしまっていることもあるのではないでしょうか。色々考えさせられます。
もちろんこれは自分の勝手な偏見であり、自分もほんの一部の黒人の方にしか会ったことがないので、いい加減なことは言えないのですが。

いい映画です。ほんの一部でしょうが、黒人の方々がどのような扱いをアメリカ南部で受けてきたのかが分かります。 >> 続きを読む

2020/12/27 by SMCRD

「黒い司法　０％からの奇跡」のレビュー

この映画の裁判自体は1980年代から93年までのこと。
未だにこんな露骨な黒人差別が残っているのかと思うが、現在のストライキの様相は一向に変わってないアメリカという国が露呈されてしまった。

無実の罪で投獄されたウォルターに対し死刑判決が下されるが、弁護士のブライアンは無罪である証拠が揃っているのに有罪なのはおかしいと裁判に臨む。

普通に考えても最初から冤罪なのは分かっている状態で進む。
じゃあなぜかと言われると、黒人だからという理由しかない。
これが30年前の時点で当たり前となるのだから驚く。

映画自体が差別の問題を提示するためなので、かなり真面目でお堅い内容になっている。
それを踏まえても、ストライキで揺れる今の時事では見て損はないだろう。 >> 続きを読む

2020/07/01 by オーウェン

「黒い司法　０％からの奇跡」のレビュー