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ウィッチ

THE VVITCH
ジャンル: ホラー
公開: 2017/07/22
製作国: アメリカ
配給: インターフィルム

    ウィッチ の映画レビュー (最新順)

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    全6件
    • 4.0 切ない ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
       


      『男女七人核家族物語』

      自宅にて鑑賞。原題"The VVitch: A New-England Folktale(副題附きで珍しく邦題の方が短い)"。集団ヒステリーの事例として社会科学的にも悪名高いセイラムの魔女狩りを題材にした中で、A.ミラーの戯曲『るつぼ』を映画化した『クルーシブル('96)』が有名だが、物語はそれから遡る事62年前の1630年ニューイングランド州が舞台。疑心暗鬼と原理主義に囚われ、一家が崩壊する悲劇をオカルトチックに描く。彩度を抑えた素朴で濁った色調の画面と不安を煽る意味有り気なBGM。悪趣味と云われようが嫌いじゃない。70/100点。

      ・古き佳き迷信深い米国の田舎町に質素な暮らし、鬱蒼と茂る枯れた森と寒々しい曇り空、地味な画面が人間ドラマを際立たせ、ミスリードを誘う展開が不信感を募らせる。女性が主人公で、家族の崩壊と転生を描く意味で(本作より後に製作された)『ヘレディタリー/継承('18)』を髣髴させるが、彩度を抑えた画面の色調や落ち着いた語り口とどこか不穏で陰鬱な雰囲気が漂う点も本作によく似ており、人が浮いたり、全裸で行われる儀式等の描写や登場人物の心象の推移と云った展開等、クライマックスはそっくりである。

      ・本作が映画デビューで出世作ともなった長女“トマシン”のA.テイラー=ジョイ、あどけなくも魅惑的にも感じる笑顔と確かな演技力だが、彼女をどう見るかで本作の解釈が変わってくる。薪を割るしか能が無いと罵倒された父“ウィリアム(ウィル)”のR.アイネソン、不甲斐無い立振る舞いが板に附いていた。そして嘆き罵る以外、現状を改善しようとしないただ控え目なだけの母“キャサリン”のK.ディッキーが不和や不信の象徴として屋台骨となり、厚みを増し本作を支えている。

      ・エンドクレジット時に表示される様に、実際のお伽噺や民間伝承、日記、裁判記録、新聞記事等を参照し、シナリオに活かされいると云う。特にH.スクリムショウの長男“ケイレブ”が死の床での双子であるE.グレインジャーの“マーシー”及びL.ドーソンの“ジョナス”を含めた遣り取りは、植民地時代のマサチューセッツ州で起こったセイラムの魔女狩りの裁判記録を口語に直し、直接引用しているらしい。尚、この席で父“ウィリアム(ウィル)”のR.アイネソンが双子に激高したのは、当時、魔女や悪魔と契約した者は聖書や主の祈り、言葉を復唱出来無いと信じられていたからである。ちなみに本作にチラッと登場する魔女達が話しているのは、全てエノキア語である。

      ・ソフトのパッケージやポスター等の宣材にあしらわれ、本篇内にも何度か象徴的に登場する野兎だが、これは植民地時代のニューイングランドにおいて、兎は農場から牛乳を盗んだり、人々に悪影響を与える魔力を持つ動物と考えられており、魔女が遣いとして操っていたり、魔女自身が変身した動物と信じられていたのに由縁するのだそうだ。

      ・撮影は可能な限り、自然光を用い、全てを25日で撮り終えたと云う。


       
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      2019/02/27 by 三多羅 格

      「ウィッチ」のレビュー

    • 5.0

      1630年代のアメリカ、ニューイングランド。信仰心が厚いあまり、周囲と摩擦が生じ、入植地から追い出された農夫一家は森の近くに居を構える。両親、長女、長男、双子、赤子の七人家族、畑を開墾し、黒山羊など家畜を飼い、何とか自給のめどがついたある日、長女があやしていた赤子がいないいないばぁで顔を隠した一瞬の隙に姿を消す。これを皮切りに次々と一家を不幸が襲う。そして、森の中には何かが。

      コミュニティーから追放という精神的に負荷がかかった状況下、互いに支え会うべき家族の絆が不作などさらなるストレス、そして怪異の前にずたずたとなっていく。家族間で不信が募り、ついには魔女のレッテル貼りという事態にまで至る様が淡々と描かれ、観ていて緊張感続く。これは秀作。 >> 続きを読む

      2018/04/22 by ジェイ

      「ウィッチ」のレビュー

    • 3.0

      予告編が気になりレンタル鑑賞です!

      同じキリスト教徒でも、そんなに違いがあるものなのか…!?冒頭のシーンから宗教色が強くて、宗教には疎いので入り込めるか不安がよぎりましたが問題なしでしたd( ̄  ̄)

      一貫して暗くて重い独特の雰囲気と絶妙なBGMと、魔女を絡めた家族の崩壊が切な過ぎる物語と相まってかなり引き込まれました!

      魔女は実在していて、信心深い家族の誰も特別悪い事はしていないのに…疑心暗鬼と不安で引き裂かれて行く様が痛々しく、ラストでは、あー結局そうなるのか!?と納得してしまうのですが…かなり遣る瀬ない気持ちになってしまいました!

      あまり観たことのない独特なホラー作品ですが、面白かった!!
      >> 続きを読む

      2018/01/03 by モリモリ

      「ウィッチ」のレビュー

    • 3.0

      主人公の女の子が本当に可愛らしい・・
      幼く見えますけども撮影した時は19歳だったみたいです。

      メイキングまで観ましたが
      監督賞など取っているんですね。
      評価もとても高いです。

      面白いのですが
      あまりなじみのないタイプの映画でした。
      >> 続きを読む

      2017/12/21 by mutsumi

      「ウィッチ」のレビュー

    • 3.0

      感想川柳「困難は 力を合わせて 乗り越えよ」

      レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

      1630年のアメリカ・ニューイングランド。信仰心の厚いキリスト教徒の一家が村外れの森の近くに移り住んでくる。ある日、生後間もない赤ん坊が突如姿を消す。一家に不穏な空気が流れる中、父ウィリアムは、愛娘のトマシンが魔女ではないかと疑い…というお話。

      いわゆる魔女が恐れられていた時代のお話。(×_×)悪いことは何でも悪魔のせい。(;´д`)敬虔なキリスト教徒ほど「お前は悪魔と契約した」とか「魔女だとか」言ってくる。( ̄▽ ̄;)いつも思うけどこういう状況ほど「悪魔」とやらは喜ぶのでは?(゜゜;)お父さんもお母さんも「自分が正しい」オーラ出してるのがヤダな〜。(-""-;)弟めっちゃ良い奴なのに。こういう時に家族でまとまるんじゃなくて、疑念を深めてどーする(; ̄Д ̄)


      物語の雰囲気も重々しくゴシックホラーのような感じもあり、「ヴィレッジ」のような感じもする。( ̄ー ̄)どちらかと言えば「ゾワッ」とする怖さ。自分は人間の怖さの方が伝わってきたかな。( ̄З ̄)

      ラストはよく分からんが。(ー_ー;)

      トマシンが「スプリット」に出てたアニヤ・テイラー=ジョイだとだいぶ後に気付いた(;゜∀゜)金髪だしかなり幼い感じするし。と思ったらこっちの方が古いのね。(-o-;)まぁ可愛いから良し。
      >> 続きを読む

      2017/12/12 by Jinyuuto

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