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町田くんの世界

町田くんの世界
© 安藤ゆき/集英社 © 2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
6月7日(金)公開
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公開: 2019/06/07
監督:
製作国: 日本
配給: ワーナー・ブラザース映画
すべてのセオリーをブッ飛ばす、衝撃の人間賛歌!

これまでのどんな主人公とも違っている、町田くん。運動も勉強も出来ないけれど、たったひとつの才能は、すべての人を分け隔てなく愛することだった! そんな“人が大好きな”町田くんが、“人が大嫌いな”の猪原さんに出会ったことで、初めて“わからない感情”に向き合うことに。そして、まわりのすべての人を巻き込んで、驚天動地の物語が動き出す!

    町田くんの世界 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 3.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      原作未読

      石井裕也監督だし、予告観ても普通の少女漫画とは違うと思ったら
      ストーリーだけは思いっきり少女漫画だった

      簡単に言えば俺物語のタケオ君をひ弱にしたのが町田くん
      というかタケオ君に舟を編むの主人公足して割ったのか

      自分は恋バナ以外他人に興味ないので、人をよく見てる人や付き合ってもいないのに相手のことを自分のことのように思える人に驚く

      「靴換えたんだね」と言われた時、人の靴なんか見てる人いるんだと驚いた
      ファッションに全く興味のない自分の服を、母親以外に本気で考えて選んでくれる人に驚いた
      相手の幸せを自分のことのように喜び、相手の不幸を自分のことのように悲しむ人がいる

      自分勝手な人間にとってこーゆー人は本当に惹かれる

      ただ町田くんはそーゆー人である上に作り手の勘違いな理想を加えられておかしくなってる
      おまけに最近多い男子主人公の少女漫画や優しい人が主役の話にありがちな話ばっかで退屈

      優しすぎて逆に傷つけたり
      好きって何?
      恋って何?
      付き合うって何?

      恋や付き合うがわからないという人が自分にはわからない
      こーゆーキャラにすれば純愛でしょ?みたいなのが多く本作もそれ以外の意図が見られない

      好きなら追いかける
      これって教わるものじゃないでしょ
      本能でしょ
      町田くんは困ってる人がいたら助けなさいと口酸っぱく言われたから助けてるの?違うでしょう

      人を助けるのに理由なんかいらないとよく言うのと同じくらい、好きだったらほっとけないで追いかけるのって自然なことじゃないの?

      優しい世界を描きたがる作品にありがちなケータイ批判
      言いたいことはわかるけど、肝心の描写が作り手の自己満になっていて作品全体が作り物みたいになってる
      町田くんみたいないいやつが実現してるかのように見せて観客を楽しませなきゃいけないのに、町田くんが作り物にされてしまっている

      ハンバーグ食べたいと言われただけで授業中もハンバーグのこと考えてる優しい町田くん
      妹が必死に町田くんを探して、ケータイ持ってよと言う
      なのにクライマックスで未だにケータイを持っておらず友人と連絡が取れない

      これは作り手の都合とキャラへの愛情不足

      ・町田くんはケータイ持つキャラじゃない
      ・すぐに連絡とれないことによって友情を描きたい

      これが原作からなのか知らんが作り手の意図でしょう

      確かに町田くんは自主的にケータイ欲しがる人じゃないでしょう
      でも妹を困らせてるのに、優しい彼が買わない理由は何?
      ソッコー買って、操作が苦手だけど妹に教わり、文面は拙いけど一生懸命メッセージを打つでよくない?

      ケータイについてガン無視なの、優しいんじゃなくてただの料理好きのお兄ちゃんだよ
      作り手の理想でキャラ崩壊させちゃダメ

      でも途中からケータイ持たせたら持たせたで、同じ理想の観客から批判はありそうである


      クライマックスの「悪意に満ちている」での電車内でケータイをいじる人々の描写

      まるでケータイをいじることが悪のようである
      そりゃ昔みたいな便利なものないけどないなりのコミュニケーションが暖かいってのはわかるよ。作り手はさぞ三丁目の夕日とか大好きだろうな。オレだって普通に好きだよ

      けどあの描き方はないだろう
      座ってケータイいじってるやつら全員がゲームに夢中で、立ってる妊婦や年寄に気付かないもしくは無視してるなら悪意云々言いたくなるのもわかる(これもやったらやったでおかしいと言われるけど)

      電車の中でも片想いの子へメッセージを必死に考えてる人がいるかもしれない
      今から会う恋人や家族に連絡をしてる人もいるだろし思い出の写真を見てるかもしれない
      ただの気晴らしでなく本人にとって大切な音楽聴いてたり、面白かった映画の帰りにその映画の曲聴いてるかもしれない!
      ゲームしてたとしても本作よりよっぽど感動的なストーリーのゲームに感動してるかもしれない

      町田くんの優しさで池松壮亮が変わるのに、制作側に優しさがないのでこっちは何とも思いません


      原作はどうか知らんが、とにかく中途半端な願望で優しい人の描き方が雑
      主役2人が頑張ってるのにもったいない

      中途半端なほうが人間ドラマ0のSFやアクションよりよっぽど感情移入できない
      とことん優しい人を描くならとことん考えなきゃダメ

      映画も原作と同じく10代がターゲットでした。いや制作側のターゲットはもっと広かったのかもしれんが実際には10代向けになってる

      人間ドラマも学園恋愛ものとしても薄っぺらくてのれなかった分荒唐無稽なクライマックスは楽しかった
      町田くんが追いかけてたのに気付いたらヒロインが追いかけてたり
      プールダイビングも普通なら死んでるし場所も都合よすぎ

      そうかこれは最初から最後までファンタジーだったんだ
      夢オチだったら最高だった


      少女漫画と知らずに石井裕也の新作として観てたらガッカリだったが、まあ少女漫画だよねで許せる範囲だしキャストはよかった
      >> 続きを読む

      2019/06/12 by tky

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