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あのこは貴族

あのこは貴族
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年2月26日(金) 全国公開
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公開: 2021/02/26
製作国: 日本
配給: 東京テアトル=バンダイナムコアーツ

    あのこは貴族 の映画レビュー (最新順)

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    全4件
    • 3.0 切ない

      映画を観るまで、配役のイメージは全く逆だったんですが、そのイメージとは逆な配役が、良かったのかと思います。あと、この映画が発する独特な雰囲気に引き込まれますね。
      みんな、色々抱えてるんですよ。それなりにね(笑

      2022/02/28 by mika

      「あのこは貴族」のレビュー

    • 3.0

       日本社会は、今、戦前に戻りつつある。それも、デモクラシー化が進んだ大正時代ではない。むしろ、明治時代へである。江戸時代は、封建時代ではあったが、法制度は、ぎちぎちには縛ってはいなかった。人が法制度にしっかり縛りつけられるようになったのは、むしろ明治時代の「近代的」法制度が出来て以来であり、とりわけ、女性は、明治時代の「イエ」制度が出来て以来、男性・男系社会に従属させられる存在として甘んじることになる。

       明治憲法によれば、四民平等ではあったが、明治社会の中には、しっかりと、身分制度の中に「華族」が存在していた。タイトルの『あのこは貴族』がストーリーに当てはまるのも、また、主人公の名前が「華子」であるのも、「華族」という言葉を思いいたせば、偶然ではないであろう。「花子」では平民過ぎるのである。その平民の子が、「華子」に対する美紀であり、彼女は、富山という「田舎」出身の「平民」なのである。この平民が「間違って」「慶応義塾大学」の受験に受かるが、上級国民の子弟と異なり、金がなくなって、彼女は、大学を中退せざるを得なくなる。そして、身分差別は行ける大学だけではない。東京では、平民と上級国民とでは「棲み分け」がなされているのである。

       華子が美紀のアパートを初めて訪れた時のことである。華子は感嘆して言う:「こんな風にして、(東京タワーが間近に)見えるんですねえ~。」

       同様のことは、華子が結婚することになる「青木幸一朗」にも言える。彼は、慶応義塾大学に「内から」入り、自宅は、東京のど真ん中の「平屋」である。東京の中のアパートやマンションではない、伝統的な平屋である。それが、何を意味するか?実家の近くには親族が住み、ぬくぬくと小学校から大学まで「慶應」で通してきた彼には、将来には、世襲政治家の運命が待っているのである。

       社会学的に実に興味深い観察を見せる本作、「上級国民」の更なる幸福を願って止まないものである。
      >> 続きを読む

      2022/02/24 by Kientopp55

      「あのこは貴族」のレビュー

    • 3.0

      華子と美紀という2人の女性。

      華子は箱入り娘であり、両親の勧めを断れないままに、お見合い結婚へ流れていく。
      一方美紀は親の反対を振り切って、自身で大学の費用を払い、友人と起業をしようとする。

      明らかに対比するために分けられたキャラなのは明白。
      昔ながらの上流階級の世界に生きる華子は鬱屈した結婚生活を送り続け、その中で美紀と知り合い別の人生を知っていく喜び。

      笑顔もぎこちなかった華子が、最後には解放されたかのような笑顔になっているのがとても印象的。
      女性の独り立ちを描く洋画は幾らでもあるが、邦画では非常に珍しいのではないか。
      >> 続きを読む

      2021/11/29 by オーウェン

      「あのこは貴族」のレビュー

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      会話の妙に心が踊り、あっという間のエンディングだった。女性のドライさが心地好く、彼女たちの物語をもっと観ていたかった。脱毛する理由から、学生時代の夏休み前へ流れる会話が秀逸。人生は選択の連続。主人公はおそらく初めて意志を持って選択し歩み出す。決断すると女は早い。
      そして友人は多い必要はなく、親友がいれば充分だとつくづく思った。面白かったー。
      >> 続きを読む

      2021/03/19 by 121gun

      「あのこは貴族」のレビュー

    あのこは貴族
    アノコハキゾク

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