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グリーンブック

GREEN BOOK
グリーンブック
© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.
3月1日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
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公開: 2019/03/01
製作国: アメリカ
配給: ギャガ
1962年、天才黒人ピアニストは、粗野なイタリア系用心棒を雇い、<黒人専用ガイドブック>グリーンブックを頼りに、あえて差別の色濃い南部へのコンサートツアーへ繰り出す。旅の終わりに待ち受ける奇跡とは?

■あらすじ
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが腕っぷしはもちろんハッタリも得意で、家族や周囲から愛されていた。コパカバーナが改装のために休業となった時、トニーはある黒人ピアニストにコンサートツアーの運転手として雇われる。彼の名前はドクター・シャーリー、巨匠ストラヴィンスキーから「神の域の技巧」と絶賛され、ケネディ大統領のためにホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか黒人には危険な南部を目指していた。黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへと出発するのだが──。
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    上映時間 130分

    グリーンブック の映画レビュー (最新順)

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    全32件
    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "白人と黒人の逆転の定番のドラマで、現実との隔たりに嘆息する「グリーンブック」"

      トニー・バレロンガ、通称リップは、ナイトクラブの用心棒。
      ナイトクラブが休業のために仕事がなくなった時、ピアニストのツアーで運転手をして欲しいと誘われた。

      そのピアニストのドンは、カーネギーホールの中の豪奢なアパートに住んでいるんですが、黒人なんですね。
      人種差別が厳しい中ですが、そこを敢えて、東部だけでなく、南部各地でも演奏会を開くという計画です。

      この二人は何もかも正反対。トニーは、煙草の燃えさしを車の窓から投げ捨て、片手で運転しながら、食べ物を口に詰め込み、食べていない時は、汚い言葉をまき散らします。

      博士の学位を幾つも持つドンは、上等なスーツをきっちり身に纏い、背筋もピンと伸ばし、まるで氷で作った彫像のようです。
      教養があって品の良い白人と、無教養で粗暴な黒人という、ステレオタイプを逆にしたわけです。

      この二人、最初はぶつかります。ドンは、トニーの言葉遣いや一挙一動に、こと細かく注意を与え、そのたびにトニーがうるさがります。
      でも、会場の外からドンのピアノ演奏を聴いたトニーは、ドンを見直します。
      こいつ天才だ、凄い奴だというわけで、ドンの言うことを聞くようになっていくんですね。

      奥さんの言い付けを守って、トニーが書く手紙をドンが見直すと、それを読んだトニーの奥さんが感動してしまう。
      まさに教育の効果ですね。

      この映画の題名の「グリーンブック」は、1936年から1966年まで発行された、黒人を泊めるホテルのガイドブックのこと。
      黒人を受け入れる宿は、南部はもちろん、他の地域でも少ないので必要なんですね。

      実際トニーは、普通のホテルだけど、ドンは、グリーンブックに載った安宿に泊まるほかはない。
      黒人の客を乗せているというだけで、警官に呼び止められるし、町のお店から追い返され、演奏会場のホテルでも、そのホテルのレストランは、入れさせない。

      このような差別の現場に出会ったトニーは、ドンの味方へと変わっていく--------。

      黒人への偏見を抱えてきた白人が、黒人と知り合い、接することによって、自分の中の差別意識を乗り越える。
      これは「夜の大捜査線」から「ドライビング Missデイジー」に至るまで、ハリウッド映画では定番のお話なんですね。

      これらの映画では、白人の側から人種偏見が描かれており、黒人は他者という位置に終始します。
      決して出来が悪いというわけではなく、それどころか「夜の大捜査線」は傑作ですが、黒人の側から、白人に疎外された社会を描く映画、例えば「ドゥ・ザ・ライト・シング」や「ゲットアウト」や「ビール・ストリートの恋人たち」などとは対照的です。

      この映画も、人種問題を白人の視点から捉えていますが、俳優がとてもいいんですね。
      ドン役のマハーシャラ・アリは、隙のない衣装と優美な作法で、自分を守る孤独な男を演じて、間然とするところがない。
      この演技で「ムーンライト」に続いて2回目のアカデミー助演男優賞を受賞しました。

      また驚くのが、トニー役のヴィゴ・モーテンセン。役作りのために、体重を大幅に増やしたとのことですが、いつものモーテンセンとは、まるで別人のようです。
      「ロード・オブ・ザ・リング」の高貴なアラゴルンとは対照的な、乱暴だけど人情のある、気のいい男を、実に巧みに演じています。

      スーツに身を固めたドンの姿が、いつもベストドレッサーだった、オバマ元大統領と重なって見えました。
      黒人の血が入っていても、大統領になることのできるアメリカになった一方、差別は確実に残されています。

      感情移入を誘うツボを押さえた、上手な映画ですが、映画で約束される差別の克服と、現実との距離に悲しくなりました。
      >> 続きを読む

      2021/02/18 by dreamer

      「グリーンブック」のレビュー

    • 5.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      今までの差別映画とは違っている点は、黒人ピアニストのドクが白人社会にも、黒人社会にも迎合されず、宙ぶらりんな孤独なピアニストだったという点であろう。

      白人=上品、黒人=下品というステレオタイプな描き方ではなく、その逆の設定でメインアクターの二人が描かれていたのも何とも新鮮だ。

      温厚なドクがキレるシーンと、終盤にドクがトニーの運転を変わってあげる場面があったが、そのシーンが僕の中で印象的だった。

      彼女と見たのだが、過激な暴力シーン、性描写もなくて、気まずくならずに済んだ点もグッド。
      >> 続きを読む

      2021/01/30 by yukipoi

      「グリーンブック」のレビュー

    • 3.0

      これは観て良かった。自分には想像出来ない複雑な問題もあるけれど、最後とても良かった。

      2020/06/18 by rekomoko

      「グリーンブック」のレビュー

    • 4.0

      実話に基づく作品。
      黒人差別という内容でありながら暗くなく、旅を通して通じ合い、人種を越えた友情に感動した。
      終始、2人のやり取りもおもしろい部分もあり、じわじわ展開していく感じ、だんだんと観ていて何かが晴れていくよう感じがさらに良かったです。

      2020/05/13 by よっしー

      「グリーンブック」のレビュー

    • 5.0

      本当に感動した。人種差別の理不尽さとそれに立ち向かう勇気をさわやかに描いている。演技も演出も素晴らしい。最後まですがすがしさあふれる映画で、観てよかったと思える。

      2020/04/03 by taka9naka

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