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ミケランジェロの暗号

MY BEST ENEMY
ジャンル: ミステリー・サスペンス
公開: 2011/09/10
製作国: オーストリア
配給: クロックワークス

    ミケランジェロの暗号 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 4.0

      ナチスやホロコーストを描く映画が、どこか一様なのは、人類の背負うその歴史の重さからくるものだと思うが、ややもすると、その息苦しさから逃れたくなる時がある。

      そんな、映画を観る者にとって、やられる一方じゃないユダヤ人やパルチザンらを描いたクエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」には、諸手を上げたくなったが、オーストリアから登場したウォルフガング・ムルンベルガー監督の「ミケランジェロの暗号」もまた、喝采を叫ばせてくれる作品だ。

      ウィーンで暮らすユダヤ人の画商一家の息子モーリッツ・ブライプトロイは、ある時、父親の所有するミケランジェロの素描画の隠し場所を、使用人の子供で親友のゲオルク・フリードリヒに洩らしてしまい、ナチスの親衛隊志望だったゲオルクの裏切りで、モーリッツ一家は収容所送りにされ、素描画も没収されてしまう。

      それから数年が過ぎ、主人公の前に現われたゲオルクは、ミケランジェロの絵は、実は贋作だったと告げた。
      一計を案じた主人公は、真作はスイスの銀行に預けてあると嘘をつく。

      しかし、二人を乗せたベルリンへ向かう飛行機は、ポーランド上空で銃撃を受け、墜落してしまう-------。

      全編を流れる、終始切れることのない、人生を肯定するかのようなオプティミズムがいい。

      父親は収容所で死に、財産ばかりか恋人までも奪われてしまった境遇は、悲惨としかいいようがないが、しかし、そんな逆境の中にあっても、主人公は人間としての生気とユーモアを失わないのだ。

      お話の方は、シェイクスピアよろしく入れ替わり劇を、巧みに取り入れているあたりも見事で、打たれ強い主人公、憎めないナチスの織り成すドラマが心地よい。

      さほど意外性があるわけではないが、終盤におけるナチスを向こうにまわしての駆け引きもスリリングだ。

      希望を捨てない者には、再び希望がもたらされるという作り手のメッセージが、静かに伝わってくる余韻がまたいい。
      >> 続きを読む

      2020/02/20 by dreamer

      「ミケランジェロの暗号」のレビュー

    • 3.0

      第二次大戦時のウィーン。
      画廊のカウフマンはミケランジェロの素描を隠し持っている。
      しかし近しいものの裏切りで、そのことがナチスにばれてしまう。
      家族の命と引き替えに画を渡し、逃亡を手助けしてもらうのだが。

      「ヒトラーの贋札」を作ったスタッフという肩書きだが、あちらほど緊張感が持続することはなかった。
      それはやはりサスペンスと同時に、ミケランジェロの画が何処にあるのかというミステリーの要素が含まれているから。

      そしてその画の過程があまり巧く活かされていない脚本が物足りない。
      もっと盛り上げられた感が拭えない。
      >> 続きを読む

      2017/11/01 by オーウェン

      「ミケランジェロの暗号」のレビュー

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