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私のように美しい娘

Une Belle Fille Comme Moi
ジャンル: ドラマ , アクション , コメディ
公開: 1974/10/15
製作国: フランス
配給: 日本ヘラルド映画

    私のように美しい娘 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 0.0

      1972年、トリュフォー監督作品。

      若い社会学者スタニスラフは、研究のため刑務所で殺人の容疑で収監されているカミーユ(ベルナデット・ラフォン)にインタビューする。

      カミーユは、子どもの頃、父の死に関与して施設に閉じ込められるが、脱走する。ヒッチハイクで知り合った自動車の修理工の家へ。成り行きで彼と結婚するが、そこからも抜け出して、行く先々で出会った男と関係してゆく。

      スタニスラフは、カミーユの話を好意的に受け止め、彼女に惹かれてゆく。

      まったくなんということもない話で、清々しいくらいに馬鹿馬鹿しく、『恋のエチュード』と『アメリカの夜』の間に、こんな作品を撮っていたのか、と驚かされる。

      刑務所で語られる、移動・脱走・逃走・往復の物語と捉えられる。施設を脱走してヒッチハイクし、車に軟禁されるが、そこからやはり車で逃げ出し、行き着いた道路際のナイトクラブで歌手と出会う。二人の情事はカーレースの爆音(レコード)で隠されている。嫉妬した夫は車に引かれ、弁護士(クロード・ブラッスール)はそこへ車で通りかかる。歌手の妻に追い立てられてクラブを逃げ出したカミーユが隠れるのは、なんと害虫駆除業者アルチュールの車の中なのである(この二人の出会いに至るカットが素晴らしい)。こうしてアルチュールを運転手に仕立て上げ、彼女は男たち(夫、歌手、弁護士)の間を往復することになる……。

      まったく車映画だと言いたくなってくる。その合間にヒロインがやってることと言ったら、テレビを観ているときをのぞけば、階段の上下運動ではないのか。夫の家(工場併設)の階段、新しい家の階段、そして大聖堂……。

      ナイトクラブ、ヒロインの住まい、社会学者の秘書の部屋、室内の壁紙が美しい。牢屋の壁にすら意識的だ。ベルナデット・ラフォンのセクシーな肢体を包むピッチリした衣装も、時に背景に溶け込み、浮き上がり、また壁紙のようにも見える。

      そして、今回のモンタージュは、ヒロインの無罪の証拠を求めて、社会学者と秘書が街中の写真屋を歩回るところ。堪能できます。

      早熟な8ミリ小僧ファレルには笑った。フィリップ・ガレルのことだとか(Wikipedia)。

      ベルナデット・ラフォンは短編『あこがれ』以来14年ぶりにトリュフォーとタッグを組んだことになる。

      あの短編で、彼女が豊かなバストを揺らしながらテニスをするシーンがあって、カメラが好色な感じがして困惑させられたものです。
      >> 続きを読む

      2020/08/13 by かんやん

      「私のように美しい娘」のレビュー

    • Wikipediaのストーリーのところ(人物の名前)が間違っている!やっぱりアテにならないところもあるんだな… >> 続きを読む

      2020/08/13 by かんやん

    • 4.0 笑える クール

      トリュフォーの天才的映画話芸が堪能できる、悪女をめぐる懲りない男たちのおとぎ話。
      冒頭、書店である社会主義学者の新著を求めた客に、店主が、それは結局発行されなかった、と告げて、何故だろう--としばし考え込む。
      その理由が軽妙洒脱に語られるのだが、実際、服役中の彼女を取材したその学者=スタニスラフのように、映画を観る我々も、慎みのかけらもなく肉体で思考する(それも見事に)主人公カミーユ(素晴らしいラフォン!)の大らかさに思わず引き込まれ、その悪行の数々すら許してしまいそうになる。
      なにせ、9歳で実父の虐待(と言っても、お尻を蹴飛ばされるくらいのものだが、ここでサイレント喜劇への郷愁が窺えるドタバタ風のギャグがさらり)に耐えかねて、事故と見せかけた殺しをしでかして感化院送りになった筋金入り。
      そこを脱走してからも、偽りの妊娠で小さなガレージを経営するドラ息子(P・レオタール)をたらしこみ、その母のヘソクリ持ち出して逃げる。
      そして、怪しげなラウンジ歌手(SEXの際カー・レースのレコードをかける奇人)と出来ちゃうは、事故に遭った夫の弁護をしようという弁護士への支払いはこれまたカラダですませ、挙句、善良な害虫駆除屋の30すぎの童貞男(C・デネ好演!)と出会うと猫をかぶって、作り話の身上話をして、また、彼が惜しげもなく有り金渡すもんだからズに乗って……。
      この四つ股かける傑女ぶりは拍手もの。
      デネをたぶらかす“偶然を装う”場面は爆笑間違いない。こんな性悪娘とつき合ううちに、色々と理屈をつけるが結局は惚れてしまうスタニスラフ。
      が、その原稿をタイプする秘書は彼女を好かず、秘かに想いを寄せる彼と言い争う。なのに、彼女の無罪の証明に活躍することになり……。


      彼女が何をしないで、結局、何をしたかのかにまつわるバカバカしい喜劇。
      >> 続きを読む

      2018/08/04 by motti

      「私のように美しい娘」のレビュー

    私のように美しい娘
    ワタシノヨウニウツクシイムスメ

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