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これは脚本が悪い。 幕末の話は鉄板で面白いはずだ。 本作の主人公、五代友厚は薩摩藩士としてはマイナーな部類に入ると思う。 そのマイナーな志士を描き出すにあたって、その人物の大きな夢は?活躍は?というのが幕末の見せ場だと思うのだ。 が、結局この男が何をしたのかが全く分からないまま終わってしまった。 長崎海軍伝習所で空気を読まずに暴れていた。 長崎で女郎を追いかけていた。 利助(のちの伊藤博文)、坂本龍馬、岩崎弥太郎と鍋を囲んで大言壮語していた(ホントか?)。 大阪商人の怒号のなか大阪商工会議所の初代会頭になった(就任の流れは理解不能)。 で、結局この男は何やったんだよ。 全然分からねぇよ。 気になったからwikipedia調べたら、むしろ明治維新後の経営者としての功績が大きいことが分かる。 この映画だと、ラスト15分で大阪商工会議所の初代会頭就任、ラスト5分で葬式。 この男の死により大阪の街が一日止まった...。 って、なんでだよ!?の突っ込みしかねぇよ。 攘夷派から追われているとか、坂本龍馬が暗殺されるとか、歴史の常識を求める割には、マイナー志士の功績は説明なければ分かんねぇよ。 これが原作映画化だったらひどいなと思ったけど、原作なしときた。 ならば、脚本が悪い。 以上。 特にあらすじも書けん。 >> 続きを読む
2020/12/30 by ホースケ
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