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プレイタイム

Play Time
ジャンル: コメディ
公開: 1969/06/14
製作国: フランス
配給: 松竹映配

    プレイタイム の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 0.0

      1967年のフランス映画。当時のフランスとしては最高の製作費をかけたという。

      ジャック・タチは、『ぼくの伯父さん』、『ぼくの伯父さんの休暇』を遠い昔に観てえらく退屈した覚えがあるけれど、何年も経つとまた味わいたくなってくるのが不思議だ。

      やっぱり退屈でした。

      構想10年、撮影2年、巨大なセットを組んでも、タチはタチだし、ユロ氏はユロ氏だ。タチが悪い……。いや、冗談です。

      笑いには文化があるという。しかし、時代というのもあるのではないか。今、マルクス兄弟を観て、腹を抱えるということもなさそうだ。やっぱり、今、ここのライブ感みたいなものが、その特性上笑いには必要なのか、と。

      もちろん、キートンやチャップリンの映画に驚かされるように、タチの演出には関心するし、唸らされるところもある。ただパントマイムと映画表現って、それほど相性が良いものでもないのかもしれない。キートンのアクションやチャップリンのチョコマカに比べると、だいぶ分が悪いようである。

      とにかく玉石混交の小ネタと着想を、とくに脈絡もなく、ひたすら繋いでゆく。空港の窓を横切る旅客機の尾翼、パーテーションで区画されたオフィスで働く人々の俯瞰(子どもが空想する会社の仕事ってこんな感じか!)、ガラス戸に映るエッフェル塔や凱旋門、通りから丸見えのマンションの室内。……夕暮れに鈴蘭灯が順番に点灯してゆき、日が落ちるとビルの窓明かりと車のテールランプが夜を彩る。美しいシーンだ。

      と、こんな風に挙げてゆくと傑作ではないかと思うのだが、困ったことにそれがひたすら退屈なんである。どうも映画というのは、ショットの美しさだけでは成立しないようだ。

      しかし、私財を投じて、こんなどうでも良いような小ネタの連続を撮りたかったのかと思うと、何か狂的なものを感じざるを得ない。観客にそっぽを向かれたというのも納得できる。作家主義ともいえるが、あまりにもマニアックな好事家向けのカルト作品なのである。

      未見の『トラフィック』も、いつか必ず観てみたい。
      >> 続きを読む

      2020/10/03 by かんやん

      「プレイタイム」のレビュー

    • 4.0

      ジャック・タチの作品は初めて見たが、かなり自信のこだわりが見て取れる中身だった。

      物語的にはほとんどなにもない。
      未来のお話であり、パリの都会で面接にやってきたユロだが、ビルの中にいるのに中々目的の人物に合えない。

      この件を延々と見せることで繋ぐ。
      その過程で思わずにやける様な笑いを作り出している。

      驚くのはロケ地と思われる建物やセットが、すべて実際に建設されたものだということ。
      そのため撮影に2年をかけるという途方もない労力と金の使い方。

      かなりの実験的な部分も見えるコメディ映画だが、芸術性という面でもかなりの見方が出来る。
      ちなみにタチはこの作品で破産したらしいけど、そりゃ当然だな(笑)
      >> 続きを読む

      2015/09/30 by オーウェン

      「プレイタイム」のレビュー

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