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前半ハイドリヒがメイン,後半は暗殺実行部隊であるチェコ兵メインの二部構成な物語.それが本作ナチス第三の男.こんばんわ三遊亭呼延灼です.どこからともなくアントン・カラスの調べは流れてきません.ちなみにあの楽器ってツィターって言うんですね.140文字の淀みとは相反する美しい調べでした.前半のハイドリヒ立身出世の巻はあっさりです.海軍を不名誉除隊させられ燻っていたところを婚約者のツテでヒムラーと面会し親衛隊情報部の所属となり,冷酷な,しかしドイツ軍にとっては有益な行動によりあっという間の出世,が駆け足で描かれます.途中任務を優先するあまりの家庭不和もありますが,深堀りはしません.まるでハイドリヒを人として描くのを拒否しているかのように.対するハイドリヒ暗殺命令を帯びたチェコ兵は緊張と緩和が細かく描かれ,視聴者の同情を誘います.なお,途中ミア・ワシコウスカのB地区が一瞬垣間見えて,愚息の感心も誘われました.それはまぁともかく,潜入兵達の心の葛藤や任務達成後の結末(ちゃんと死亡フラグも立ってました)など情緒的な部分に重点が置かれたのは,前半のハイドリヒとの対比を狙ってのことでしょうか.個人的にはハイドリヒの狂気,もちろんハイドリヒ本人は任務の忠実なしもべってだけだったんでしょうが,みたいなものがもっと観たかったです.だからって肩透かしとかって批判をするつもりは有馬兵衛の向陽閣へ,でございます. >> 続きを読む
2021/02/08 by 叡福寺清子
「ナチス第三の男」のレビュー
ナチスの闇を一手に引き受けたハイドリヒが、その地位を確立したのち38歳で暗殺されるまでの物語。
2020/12/19 by Joban
ポスターや予告編を見てもハイドリヒの伝記映画と思っていたが、途中で退場する。そしてハイドリヒ暗殺へと向かった青年たちのドラマへと趣が変わる2部構成。ハイドリヒがナチスの有力な妻と出会ったことで、その階段を上っていく。その過程で徐々に変貌していくが、レジスタンスたちの鬱憤は溜まっていき、遂にはハイドリヒ暗殺計画が企てられる。雰囲気作りは悪くないが、主役が交代するせいか、結局人物よりもナチスの恐怖政治を見せられただけの気がする。出来ればどちらかに絞ったほうが面白くなったかも。 >> 続きを読む
2019/04/12 by オーウェン
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