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HANA-BI

ジャンル: 日本映画 , ドラマ
公開: 1998/01/24
監督:
製作国: 日本
配給: オフィス北野=日本ヘラルド映画

    HANA-BI の映画レビュー (最新順)

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    全10件
    • 5.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      「HANA-BI」という凝った題は、"花火"と"華の日"といったイメージを掛け合わせたようなものだ。
      花火のようにパッと輝いてすぐに消える。生きているうちが華、それでおしまい。

      北野武監督は、暴力映画で名をあげたが、その暴力は力でのし上がってゆくギャングどもを礼賛するハリウッド流のものより、どうせこの世は儚いものという無常観が色濃く漂っている。

      その無常観が一番濃く、また無常なればこそ生きている日々の一瞬一瞬を華やかに彩り、その美を凝らして見つめたいという、耽美的な意志の一番強く感じられるのがこの作品だ。

      ビートたけしの演じる刑事の西は、妻(岸本加世子)が癌でもう助からないことを知る。
      その見舞いの最中に、彼の仕事を代わってやってもらっていた同僚の堀部刑事(大杉蓮)が、追っていた犯人に撃たれて下半身不随の障害者になってしまう。

      さらに西は、犯人を追ううちに自分のミスで後輩の田中刑事(寺島進)を死なせる。

      責任を感じた西は、せめて絵を描くことが好きな堀部刑事に、余生の楽しみのために画材を買ってやったり、田中刑事の残された妻の生活費を工面するために、ヤクザから借金をし、それで首が回らなくなって銀行強盗をやったり、遂にはヤクザと殺し合いになったりする。

      はじめは責任感や同情からの行動だが、こうなるともう「大菩薩峠」の机竜之介にも似た、理由なき殺人であり、自滅の道であり、修羅の世界だ。

      そして無明の世界にとっぷりと身を浸した時に、何か不思議なほど美しい世界が見えてくるというのが、この映画の魅力だ。

      実際、北野武監督の美的感覚は、たいへんなもので、無雑作とも言えるほどクールな暴力シーンにも、一種の感覚的な美しさがあるし、北野武自身が描いたという堀部刑事の絵にも、そう言えば何か空しさの極みのような美しさが捉えられていると思う。
      >> 続きを読む

      2019/12/04 by dreamer

      「HANA-BI」のレビュー

    • 0.0

      泣くとは思わなかった。痛くなる愛。北野武はピュア過ぎるほどピュアなんだな。ピュアの対極がバイオレンスで照れ隠しでやるんだろう。ラスト、岸本加世子に言わせたセリフ、涙が止まらなかった。

      2019/07/01 by ほにゃらら

      「HANA-BI」のレビュー

    • 4.0

      感想川柳「言わずとも 痛いほどに 伝わってくる」

      TVでやってたので観てみました。φ(..)

      不治の病に侵された妻を気にかけながらも職務に追われる刑事が、同情した仲間の好意で張り込み捜査の合間を縫って見舞いにいく。だが、そのわずかな時間に発砲事件が発生、1人が殉職し、快く送り出してくれた部下も半身不随の身になってしまう。犯人を殺して警察を辞めた彼は、治療費や遺族へ渡す金を工面するためヤクザにまで借金を重ね、やがて首が回らない状況へと陥っていく…というお話。


      大杉漣さんを偲ぶという企画でやってました。(;´д`)もう20年も前の作品なんですね。みんな若いはずだ。(゜゜;)

      台詞も少なく、見て気付かないといけない場面もしばしば。北野武監督作品は「アウトレイジ」シリーズと「菊次郎の夏」、「座頭市」、「龍三と七人の子分」しか観たことないので、これが噂の「キタノブルー」かと(゜〇゜;)

      暴力的な部分はありますが、アウトレイジとはまた違う「静」の中にあるのに容赦ない感じ。

      菊次郎の夏でもそうでしたが、久石譲氏の音楽も秀逸。(*´ー`*)

      台詞の「間」とかも相当大事なので、絶対に1.4倍速とかで見てはいけない作品です。

      ラストは予想出来ますが切ないですなぁ…。(;・ω・)たまに入るギャグが無かったら相当沈むやつです。

      名作には違いないですけど自分的に苦手な部類であることは間違いない。(´・c_・`)


      改めて大杉漣さんのご冥福をお祈りします。m(__)m

      んでまず(^_^)/~~
      >> 続きを読む

      2018/04/27 by Jinyuuto

      「HANA-BI」のレビュー

    • 4.0

      こんなに深みのある「ありがとう」を作り上げただけでも、
      世界のキタノたる所以がよくわかります。

      素晴らしい点はいっぱいあるとは思いますが、この一言が最高なんです。
      音楽も良い、霞のかかったような青(いわゆるキタノブルーですね)も美しい、役者の演技も個性的、でもそれらを全部積み重ねたうえで、一番上に乗っかっているのがこの一言であり、この1シーンなんですよねぇ。

      ハラハラドキドキ引き込まれる!っていう映画も魅力的ですが、
      しみじみと滲んでくるような純文学のような美しさもたまにはどうでしょうか。
      >> 続きを読む

      2016/05/02 by jko

      「HANA-BI」のレビュー

    • 北野映画と言うと、救いようのない暴力のイメージが残っていますが、もしかしたら観方が浅かったのかなぁと思いなおしました。 >> 続きを読む

      2016/05/02 by ice

    • 3.0

      抑制された抑え気味の映画という感じでありました

      2015/12/05 by kaiteru

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