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陽のあたる場所

A Place in the Sun
ジャンル: 外国映画 , ドラマ , ラブロマンス
公開: 1952/09/16
製作国: アメリカ
配給: パラマウント日本支社

    陽のあたる場所 の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 5.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「陽のあたる場所」は、セオドア・ドライサーのベストセラー小説「アメリカの悲劇」の映画化で、成功のための殺人をテーマにしたこの作品は、まずアメリカ社会の側面を的確に表現したタイトル「A PLACE in the SUN」に感心させられる。

      アメリカという国の社会的な成功者の定義は、経済的な勝利者なのだ。これが、すなわち上流階級、そしてここが、アメリカの陽のあたる場所なのだ。

      この場所に仲間入りするための野心や上昇志向は、和をもって尊しとなす日本とは大違い。これらがないと、ある意味、人生の脱落者、アウトサイダー呼ばわりさえかれないお国柄ゆえに、成功したドラマということもできると思うのだが、要は弱肉強食のタフな社会なのだ。

      貧しい母子家庭に育った青年ジョージ(モンゴメリー・クリフト)は、富豪の叔父の工場で働いている。親しくなった同僚の女性(シェリー・ウィンタース)を妊娠させたジョージは、一方で上流階級の令嬢アンジェラ(エリザベス・テイラー)と愛し合っている。

      野心家の彼は、脅迫的に結婚を迫る同僚の女性を思い余って殺害してしまうのだった------。

      この同僚の身寄りのない女性との関係で満足していれば、ささやかな幸福の中にいられたのに、富豪の令嬢アンジェラに出会ったことが、ジョージの人生の分かれ道になったのだ。

      おまけに身分の違いを越えて、自分に好意を寄せているとなると、天秤にかけるまでもなく、願ってもない成功へのパスポート。不埒な考えが脳裏をかすめるのは無理からぬことで、悪魔のささやきに身を委ねてしまうことになる。

      アメリカという国は自由と平等を理念とする国。チャンスは誰にでも平等に、成功は本人のやり方次第で"アメリカン・ドリーム"を手中にできる。

      日本の場合は、チャンスはその資格がある者のみ、成功はある程度、平等というのが社会構造に根づいている。つまり、スタートとゴールの概念の差なのだ。

      しかし、そうは言っても、この作品は1951年の作品だ。アメリカン・ドリームにまだ現実感があった時代に生き、それを達成しようとした主人公に"アメリカの悲劇"を見てしまうのだ。

      輝くばかりに美しいエリザベス・テイラー、翳りのある美貌がセクシーなモンゴメリー・クリフト。この二人のスターの競演による、屈折した野心を生み出す社会を投影した、上出来の人間ドラマになっていると思う。
      >> 続きを読む

      2017/11/30 by dreamer

      「陽のあたる場所」のレビュー

    • 5.0

       1951年のアメリカの映画。今の時代からすれば古典的と言われるのだろうか。恋愛映画であると同時に法廷映画でもある。出世と愛情の間で悩む主人公の男は、森鴎外の『舞姫』に重なる部分もあるが、この作品の主人公は「殺人」という罪を犯してしまう。いや、正確には愛を手放してしまった結果の、彼女の死が彼に責任を追及させる。彼の最期からは様々な場面で強調されてきた伝道者である母の影響からか、宗教的な後悔も見受けられる。それと対照的に映されるのが、令嬢アンジェラの軽薄とも言えるような愛の告白であった。
       black-and-whiteフィルムは色の情報が削ぎ落されている分、心情の表現の方に視聴者は気を付けることができる。近年の映画で評価されているもののうち、敢えてカラーにしていないものがあるのは、こういった1940~60年の白黒映画がキャラクターの内的描写を表現するのに適していると考えている人の多さ故だろう。 >> 続きを読む

      2017/10/02 by shinshi

      「陽のあたる場所」のレビュー

    • 5.0 切ない

      良いものは時間が経っても残っていくのだなあ。と改めて思った作品。

      水着工場で働く貧しい女性と、美しく性格も明るい裕福な女性との間で
      嘘を通し続けなければならなくなった男性のお話。

      私ならあの状況でどう行動するだろうか、
      どこで彼は間違えたんだろうか・・・
      そしてこれは本当に殺人事件で、彼は罪を償わなければいけなかったのだろうか?

      観終わったあとも余韻に浸りまくりです。

      それにしてもエリザベステイラー美しすぎる。
      >> 続きを読む

      2015/05/05 by fumika

      「陽のあたる場所」のレビュー

    • 結構古いんですね。
      興味があります。

      2015/05/28 by npl

    • 50年代のものですね。是非観てみてください☆

      2015/05/28 by fumika

    陽のあたる場所
    ヒノアタルバショ

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