こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

聖衣

The Robe
ジャンル: 外国映画 , ドラマ , 史劇
公開: 1953/12/26
製作国: アメリカ
配給: 20世紀フォックス

    聖衣 の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全2件
    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「聖衣」は、公開当時、ハリウッド映画界が新興のテレビに対抗するために、長年にわたり研究開発されてきた"シネマスコープ"方式の記念すべき第一回作品で、聖書に基づいたロイド・C・ダグラスのベストセラー小説の映画化です。

      テレビという面白くて、日本では電気紙芝居とも言われたほどの、便利な媒体が生まれたものだから、ハリウッド映画界としては、相当焦ったことが想像されます。

      もう何とかして映画館に来て貰わなくてはと必死になるのは当然です。自宅のテレビで、ちまちまとした小さな画面を見るよりも、映画館の大スクリーンで迫力の映像を見る方がずっといいんだぞーと、思わせるための"シネマスコープ"だったということなのだろうと思う。

      そして、この"シネマスコープ"の記念すべき第1作目が、聖書の物語だった、というのも非常に興味深いと思う。日本人にはあまり馴染みのない聖書ですが、欧米人にとっては、とても身近なものだったのです。この題材なら、きっと人が集まるだろうという魂胆が見え見えなのも面白いですね。

      この映画の主人公は、キリストではなく、キリストを処刑したローマの護民官マーセラス(リチャード・バートン)なのです。このヒネリは凄くいいと思いますね。ストレートではないところが、実にうまいなと思います。

      そして、この映画は私が好きな「ミイラ取りがミイラになった」系列のストーリーなのです。つまり、悪人が善人に感化されて善人に変わるとか、性格の悪い人が恋愛などのきっかけで良い人になるとか、といった類の物語ですね。

      この映画の主人公のマーセラスは、キリストの処刑直後、キリストが最後に纏っていた赤いローブをサイコロ賭博で手に入れたものの、自分ではおってみた途端に気分が悪くなり、呪われてしまったと思い込んで恐怖にかられてしまう小心者です。

      きっかけは恐怖だったというわけで、人間が変わる理由としては至極もっともなことです。昔も今も、国も民族も問わず、"呪い"とか"たたり"に恐怖を抱くのは、人間の本能に近いことではないかと思います。

      マーセラスは、ローマ皇帝のカリギュラと一人の奴隷を争って勝利し、ディミトリアス(ヴィクター・マチュア)を買い取ります。奴隷のディミトリアスは、キリストを深く信心していたため、マーセラスも次第にキリストの教えに魅かれていきます。

      そして、神の愛に目覚めたマーセラスは、やがて恋人のダイアナ姫(ジーン・シモンズ)と共に処刑されるのですが、スペクタクルなシーンを交えながら大迫力で描いていきます。立体音響を効果的に演出した雷の響き、馬車の音も実に素晴らしかったと思います。
      >> 続きを読む

      2017/10/09 by dreamer

      「聖衣」のレビュー

    • 3.0

      キリストを処刑した張本人マーセラス。
      その奴隷のタイベリアスはキリストを崇拝しており、マーセラスを恨む。
      処刑の褒章でもあったキリストの衣を身にまとうとマーセラスは良心の呵責に悩まされることに。

      聖衣とはイエス・キリストのものであったことが分かると、一国の領主であろうとも恐怖に怯えることに。

      当時大量に量産されていたスペクタクル史劇の一作。
      「十戒」や「スパルタカス」ほど派手な戦闘シーンはなく、キリスト教のモチーフに基づいた物語になっているのが特徴。

      ラストの悟りなどはキリストが教え説いた主張を明確に見せているかと。
      >> 続きを読む

      2017/01/30 by オーウェン

      「聖衣」のレビュー

    この映画を最近、ラックに追加した会員

    聖衣
    セイイ

    映画 「聖衣」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画