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ジャイアンツ

Giant
ジャンル: 外国映画 , ドラマ , ラブロマンス , アクション
公開: 1956/12/22
製作国: アメリカ
配給: ワーナー・ブラザース

    ジャイアンツ の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 3.0

      テキサスの大牧場主ビックに嫁いだ勝気なレズリー。男尊女卑や人種差別の色濃く残る田舎に悩むが、分け隔てなく接しようとする。彼女を思う牧童のジェットは石油を掘り当て一山当てようとし、石油を手に入れるが・・。二人の男の人生の栄枯盛衰が対照的に書かれていて、誰かの為に行動するのが大切であり、その前には金は名誉は無意味だと思い知る。アメリカの強さや美醜が現れている映画。

      2018/09/11 by kinako

      「ジャイアンツ」のレビュー

    • 5.0 切ない ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      このジョージ・スティーヴンス監督の名作「ジャイアンツ」は、エリザベス・テイラー扮する主人公の女性レズリーの広大な西部のテキサスでの生活や、牧場主であるロック・ハドソン扮する夫のビックとジェームズ・ディーン扮するジェット・リンクとの確執の狭間に立つレズリーの姿を通して、時代の大きな流れの中で揺れ動く、20世紀初頭のアメリカ西部をダイナミックに描いた一大叙事詩ともいうべき作品だ。

      東部の名家に育ったレズリーは、長身のテキサス男のビックと結婚し、大牧場へと嫁いでいく。ラズというビックの姉が仕切るベネディクト家は、旧態依然とした昔ながらの大地主だ。

      進歩的なレズリーは、使用人のメキシコ人の扱いなどで夫のビックと度々衝突する。やがて、牧童頭のジェットが地道に発掘調査を行っていた土地から、石油が吹き出し、彼はたちまち大富豪に------。

      轟音とともに石油が吹き出す。空を仰ぎ、全身でそれを浴びるジェームズ・ディーン------。ロック・ハドソンの大地主に代わって、蔑まれ続けた弱者が勝者になる瞬間が、まさにこのシーンだ。

      ドラマティックなシークエンスが多い「ジャイアンツ」ですが、そこには必ずジミー演じるジェット・リンクがいる。テキサス一の牧場主、ベネディクト家から冷遇される彼は、エリザベス・テイラー扮する若妻レズリーに、恋慕の情を抱き続け、逆転のチャンスを待っている。

      そして、油脈を掘り当て、ロック・ハドソンを殴りつけるジミーほど、心に焼き付いたキャラクターはいない。「理由なき反抗」「エデンの東」のジミーもいい、だが私にとってのジェームズ・ディーンは、このジェット・リンク以外にない。

      それというのも、ただ成り上がってしまうだけではなく、結局はレズリーに思いを告げる事が出来ない、敗北者として惨めったらしい醜態まで晒してしまうからだ。大金でもステータスでも、決して埋める事が出来ない、"巨大な孤独感"を死ぬまで抱き続けるこの男の姿が、他の数々のスクリーン・ヒーローを蹴落とし、常に理想の存在として私の心の中に存在するのです。

      そんな人物を登場させてくれただけでも、この作品は忘れがたい作品となっているのです。

      そんな個人的な思い入れはともかく、「陽のあたる場所」「シェーン」の名匠ジョージ・スティーヴンス監督は、広大なテキサスの大地を思わせるこの題名に、ロック・ハドソンのビックとジミーのジェットという二大人物を、旧体制と新体制とに象徴させ、アメリカ近代史の再確認をしているのだと思う。

      そして、ジョージ・スティーヴンス監督は、どちらが正しいと言っているわけでもなく、どっちも同じテキサス人なのだから、つまるところ主義主張に変わりはないのだと言っているのだと思う。

      強いて言えば、家庭を作っているビックの方が幸福ではないかと、言っているに過ぎない。それより、人種偏見や人種差別といった根強いアメリカの恥部をきちんと描いており、その問題提起の方がより心に残ります。

      広大な荒野の代わりに、白人と混血の赤ちゃんで映画が締め括られるのは、人種偏見がなくなって欲しいというジョージ・スティーヴンス監督の願いであり、アメリカへの限りない信頼と愛情なのだと思う。
      >> 続きを読む

      2017/07/25 by dreamer

      「ジャイアンツ」のレビュー

    • 4.0

      見終わったとき「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に似ていると思ったが、それは物語の骨格だけであり、あちらほどテンションが高くなく牧歌的な雰囲気を持っている。

      いわゆる大河ドラマのように展開する家族の30年を描く。

      広大な土地なのに、人間関係は非常に狭く、人種差別なども物語に絡んでいく。
      製作年を考えるとこの先見性は驚異だ。

      キャストもまた素晴らしく、中でも遺作となったジェームズ・ディーンの演技の振れ幅は見事。
      20代から晩年の50代までを、当時23歳で表現するのだから早すぎる夭折に他ならない。
      >> 続きを読む

      2017/07/25 by オーウェン

      「ジャイアンツ」のレビュー

    ジャイアンツ
    ジャイアンツ

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