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ザ・グリード

Deep Rising
ジャンル: ホラー , SF , アクション
公開: 1998/10/17
製作国: アメリカ
配給: 東宝東和

    ザ・グリード の映画レビュー (最新順)

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    全9件
    • 4.0 笑える ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      スティーヴン・ソマーズ監督の「ザ・グリード」は、巨大な人喰い深海生物が、豪華客船に襲いかかるモンスター・ホラー版「タイタニック」というよりは、「ポセイドン・アドベンチャー」×「テンタクルズ」と呼んだ方が正確かもしれない。

      個人的には「スピーシーズ」シリーズと並んで、最も好きな1990年代モンスター映画の一つだ。
      アーウィン・アレンも顔負け(?)のスペクタクルな海洋パニックと、1980年代ノリの血みどろスプラッターを、同時に楽しめるという、まさに一粒で二度美味しい豪華仕様の映画だ。

      このような映画を、ディズニー傘下のハリウッド・ピクチャーズが製作したのは、ホラー映画の人気が全体的に下火だった当時としては、驚きものの一篇だ。

      この物語の舞台は、南シナ海を航行中の大型豪華客船アルゴノーティカ号。
      コンピュータシステムのハッキング障害によって、立ち往生したところ、正体不明の巨大モンスターによって、乗員乗客3000人が喰い尽くされてしまう。

      そこへやって来たのが、アルゴノーティカ号をハイジャックするつもりだった傭兵部隊と、嫌々ながら彼らを運んできた密輸船の乗組員。
      何も知らないまま、もぬけの殻の豪華客船へと乗り込んだ一行は、わずかに残った生存者と合流し、なおも人肉に飢えた巨大モンスターと壮絶な死闘を繰り広げることになる、というわけだ。

      やはり最大の見どころは、豪華客船がモンスターに襲われるパニックシーン。
      およそ400名のエキストラを使って撮影されているのだが、逃げまどう大勢の乗客が、バルコニーから振り落とされたり、テーブルやガラス戸が吹き飛ばされるなどなど、それこそ「ポセイドン・アドベンチャー」ばりのスペクタクルなパニックが展開する。

      実際に食い殺されるシーンがないのは残念だが、それでも大量に食い散らかされた死体の山は、なかなかの迫力。
      当初、スタジオ側はPG-13のファミリー向け映画を希望していたらしいが、それを無視して、ゴア&バイオレンス満載のR指定作品に仕上げたスティーヴン・ソマーズ監督の判断は賢明だったと思う。

      中でも特にインパクトが強烈なのは、モンスターに丸飲みされた傭兵ビリーの悲惨な最期であろう。
      機関銃の銃弾をモンスターに浴びせたところ、腹の裂け目からビリーが飛び出してくるのだが、なんと生きたまま消化されている途中(笑)。

      頭部や体のあちこちが溶けており、断末魔の悲鳴と共に息絶える。
      いやー、むっちゃ痛そうなんですけれど、CGを駆使したデジタル特殊メイクの完成度が非常に高く、なんとも生々しい残酷シーンに仕上がっている。

      ただ、全体的に見るとCGをメインに据えた、クリーチャー・エフェクトの出来栄えは今一つ。
      まだまだ、当時のCG技術は、発展途上だったため、「遊星からの物体X」の大御所ロブ・ボッティンがデザインした、巨大深海モンスターも、結果的に安っぽく見えてしまったことは否定できない。

      なんと言うか、もろにアニメって感じなんですね。
      それでも、当初に比べるとだいぶマシになったのだとか。
      最初のうちは、CGエフェクトが全然上手くいかず、ILMに助太刀を頼んで試行錯誤を重ねた結果、ポスト・プロダクションに1年以上を費やす羽目になってしまったらしい。

      そのため、本来なら1997年秋だった公開予定時期が、翌年1月に延期され、おのずと製作費も膨れ上がることになったそうだ。

      主演は、密輸船の船長フィネガン役のトリート・ウィリアムズと、たまたま豪華客船に乗り合わせた女スリ、トリリアン役のファムケ・ヤンセン。
      どちらも軽いノリで、楽しそうに演じていて好感触だが、しかし、一番の儲け役はマヌケでヘタレだけど、憎めない乗組員ジョーイを演じるケヴィン・J・オコナーだろう。

      アドリブを駆使したコミカルな芝居は、最高にユーモラス。
      ソマーズ監督は、これで彼のことをすっかり気に入り、以降も「ハムナプトラ」シリーズや「ヴァン・ヘルシング」でも、オコナーを起用することになるんですね。

      因みに、一般的にコミック・リリーフ役のイメージが強いオコナーだが、しかし、デビュー当時の「ペギー・スーの結婚」では、ヒロインが秘かに憧れる一匹狼のインテリ高校生という二枚目役だった。
      やっぱり、頭髪が薄くなってしまったせいでしょうかねえ----(笑)。

      巨匠ジェリー・ゴールドスミスによる、スリリングかつ勇壮な音楽スコアもなかなか秀逸だ。
      この手のホラー映画の音楽のスコアというのは、どうしても画一的になりがちで、あまり印象に残らないものが多いのだが、この作品は、ジョン・ウィリアムズの「ジョーズ」やヘンリー・マンシーニの「スペース・バンパイア」にも匹敵するカッコ良さ。

      ゴールドスミスが手掛けた、ジャンル系映画のスコアとしても、あの「グレムリン」と並ぶ佳作だと思う。
      なお、船上パーティのシーンで演奏される、和太鼓を使った邦楽風の楽曲も印象的だが、こちらはヤクドーなるバンドがクレジットされている。
      >> 続きを読む

      2022/01/14 by dreamer

      「ザ・グリード」のレビュー

    • 評価なし

      南シナ海を処女航海中の豪華客船の乗員・乗客3000人の姿が消える。通りかかった密輸船の乗組員たちが、船に乗り込むと…。

      2020/05/02 by Silencer

      「ザ・グリード」のレビュー

    • 5.0 笑える

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      モンスターパニックB級映画の最高峰の一つ。そこまで数見てるわけじゃないけれどね。
      豪華客船と言うクローズドサークルの舞台に、正体不明のモンスターに遭遇してしまった主人公たち。登場人物の個性が豊かで、それに応えんと(?)モンスターも多種多様な捕食を見せてくれる。
      触手だけで、人間を丸呑みできるサイズに水密扉をぶち破るパワーと人間たちを圧倒するモンスター。そしてその正体は……予想通りと言うかお約束と言うか、個人的には本体出なかった時の方が怖かったかな。
      突っ込みどころも多いけれど、納得いかない展開もなく、生存者との邂逅までの緊迫、謎の触手相手のガンアクション、本体との対決と船からの脱出と、展開の速さ(と元々のB級的雰囲気)で気にならない。
      パントゥーチにイライラさせられる人もいるかもしれないけど、憎めない奴ってああいう人のことを言うんだろうな、でも一緒には居たくない(笑)
      文句なし!映画好きでもそうでなくても、一度は見ておきたい作品。
      >> 続きを読む

      2019/09/08 by 僕川獺

      「ザ・グリード」のレビュー

    • 5.0 笑える ハラハラ 元気が出る

      もっと評価されるべき名B級モンスターアクション。

      テンポよし、モンスターよし、馬鹿さ加減よし、打ちっぱなし銃よし、お手本のような良映画。
      CGと現物の混ざり具合が程よくて非常に見やすいのもよし。

      もし深夜とかにTVでやってたら間違いなく最後まで見てしまうやつです

      是非ともDVDの再販をしてほしいですね。ネトフリで配信されてた時期もあったらしいので望み薄ってわけじゃなさそう?

      ビリー...
      >> 続きを読む

      2019/05/20 by ビリヘリ

      「ザ・グリード」のレビュー

    • 1.0 笑える 切ない ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      期待しないで見たからか
      めっちゃ良かった

      海洋生物パニックホラーだが
      船が豪華客船だから
      襲われるにしても逃げるにしても
      広い広い

      人間関係がぐちゃぐちゃして
      卑劣な奴らもいて、
      でも
      そいつらの末路は
      何とも哀れというか気の毒にも思った

      スプラッターも満足、
      お笑い要素もあり
      友情もあり

      個人的には
      狂言回し的な
      ええモン(?)側の
      整備士(ケヴィン・J・オコナー)の
      言動の全てと言っていい程の
      ユーモア、ボケが
      非常にツボやった、
      それだけに
      彼がある人の死を悼む涙は
      彼の芸人的な部分が一変した感じで
      短い場面ながら
      心を抉った

      ラストも良かった、
      パニック物は
      ああでなければ

      それにしても
      あの貪欲な「ザ・グリード」は
      鳴き声も発するし
      動きは速いし
      獲物の捕らえ方もクールやったな、
      全体が映った時は
      ああなんや…とガクッときたけど(汗)
      >> 続きを読む

      2017/02/04 by 紫指導官

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