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禁じられた遊び

Jeux Interdits
ジャンル: 外国映画 , ドラマ , 戦争
公開: 1953/09/06
製作国: フランス
配給: 東和

    禁じられた遊び の映画レビュー (最新順)

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    全5件
    • 5.0 泣ける 切ない ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "ギターの音色に心をかきむしられる、子供を通して描いた、映画史に永遠に残る反戦映画の秀作 「禁じられた遊び」"

      「禁じられた遊び」というタイトルを聞いただけで、少女がラストで叫ぶ「ミッシェル!、ミッシェル!」と言う声と、ナルシソ・イエペスによる哀愁を帯びたギターの、哀しくも美しい音色が、いつまでも私の脳裡に焼き付いて離れないのです。

      この「禁じられた遊び」は、子供を通して描いた反戦映画の秀作で、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞と、アカデミー賞の特別賞を受賞していますが、監督のルネ・クレマンは、ドキュメンタリー的な手法を得意とする名匠で、「鉄路の闘い」「居酒屋」「太陽がいっぱい」などの秀作を思い出します。

      この映画の舞台は、1940年の南フランスの農村部。冒頭、ドイツ軍の爆撃機が避難民たちの列を襲うシーンから、もう胸が締め付けられるような、つらい予感がするのだが、主人公の少女ポーレット(ブリジット・フォッセー)が死んだ両親のことよりも、自分の愛犬の死に気をとられて農村部に迷い込む、そのドキュメンタリー的な演出の見事なこと。

      ポーレットは、ここで出会ったミシェル少年(ジョルジュ・ブージュリー)の家に連れていかれ、食べ物とベッドを与えられるのだが、戦時下とはいえ、農村の生活はふだん通りで、中でもミシェルの一家と隣家は犬猿の仲。

      このくだりの粗野丸出しのぶつかり合いが、とてもおかしい。まるでロミオとジュリエットの田舎版のようなエピソードにもなっている。

      そしてこの幼い少女と少年が興じるようになる、"禁じられた遊び"----。

      少年が少女の犬の死体を埋めて、手作りの十字架を立てたことがきっかけなのだが、やがて二人はこの"十字架ごっこ"に夢中になっていく。

      折しも、ミシェルの兄が馬に蹴られたことが原因で死んでしまう。そして、本物のお葬式。本物の十字架。やがて、少女と少年は、自分たちの秘密の場所である古びた水車小屋に、小さな生き物たちの墓地を作り、あちこちから十字架を盗むようになる。

      やがて、これが大人たちに発覚し、少女は少年の家から孤児院に送られてしまうのだが、この幼い二人が交わす無邪気な会話、少女を守ろうとするミシェル少年のいじらしさと怒りなど、どの場面もハラハラさせるほど無垢で無防備、しかも儚く美しい----。

      ポーレットが当局の手で孤児院に送られるために、駅へ連れて行かれる途中、駅の雑踏の中で迷子になり、そのまま置き去りにされ、首に名札をぶら下げたまま、「ミシェル!、ミシェル!」と少年の名を叫び続けながら、人混みの中に消えて行くラストシーン----。

      今、思い出しても涙がこぼれるくらい、このラストは強く私の心を締め付ける----。

      このルネ・クレマン監督の驚異的な演出力は、単なる反戦映画の段階を超えた、"生と死の映画詩"にまで作品を高めていて、この作品は、まさに"人類の財産"にもなり得るものだと心の底から思います。
      >> 続きを読む

      2017/03/03 by dreamer

      「禁じられた遊び」のレビュー

    • 評価なし

      dビデオ)テーマ音楽が有名なので映画はどんなものなのかなという動機で見てみた。まあ、子供のいたずらにしてはちょっと度が過ぎるのかなという印象。映画の良さがテーマ音楽以外にどこにあるのか見出せなかったのが正直なところ。(作品が好きな方には大変申し訳ありません。)まあ、確かに悲しい物語ではあるのですが。感想はこんなところです。 

      2016/02/18 by おにけん

      「禁じられた遊び」のレビュー

    • 3.0

      大人たちの争いと子供の純粋さのコントラストが素敵でした。とくに墓場の描き方は良かったなあ。死に囲まれた世界が反映しているとはいえ、無垢な煌めきがあった。それゆえあのラストはガツンガツン来るね。

      2015/08/04 by きりゅう

      「禁じられた遊び」のレビュー

    • 4.0 切ない

      冒頭ぐらいにしか戦争自体の影響はないのだが、その後の少女にはすさまじい影響が残ってしまう。

      反戦映画の類でもあるが、それをある一家を通じて知らせている。
      禁じられた遊びとは一体何なのか。
      それこそがポーレットを悲劇に向かわせる。

      美しい旋律とは裏腹に、ラストの煮え切らない感触が考えさせる。

      ポーレットは一体どこに向かっていったのか。
      幸せを望ませるラストというのはそうそうない。それだけのことをきちんと描いている分願わせるのだと気付く。
      >> 続きを読む

      2015/02/20 by オーウェン

      「禁じられた遊び」のレビュー

    • 美しい旋律で切ない物語、、せつなさが際立ちそうです。

      2015/02/20 by coji

    • 5.0 切ない

      子供の時にギターのテーマ曲が有名だったのでTVで観た映画。
      ちょっと悲しいラストシーン。子供心に主人公の不安な気持ちが
      同期してとても悲しくなった事を覚えています。
      人の親となった今なら、違った意味で切なくなるだろうなと思います。

      2013/12/09 by kevinO

      「禁じられた遊び」のレビュー

    • 映画よりテーマ曲の方が有名かも知れませんね。

      2013/12/09 by ice

    • 禁じられると燃えちゃいますよねー

      2013/12/09 by makoto

    禁じられた遊び
    キンジラレタアソビ

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