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ヨーク軍曹

Sergeant York
ジャンル: 伝記 , ドラマ , アクション , 戦争
公開: 1950/09/15
製作国: アメリカ

    ヨーク軍曹 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 4.0 クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "戦意昂揚映画として製作されているものの、その他の同種の映画と一線を画す格調高い秀作 「ヨーク軍曹」"

      この映画「ヨーク軍曹」は、第一次世界大戦で抜群の武功をたて全米一の英雄と謳われた、実在の人物アルヴィン・C・ヨークの伝記映画で、製作者のジェシー・ラスキーは第一次世界大戦の時から、この映画化を熱望していましたが、ヨーク本人の承諾が得られず、第二次世界大戦が起こった時にやっと許可されたというエピソードが残されています。

      主演はこの映画の演技で、1941年度の第14回アカデミー賞の最優秀主演男優賞、同年のニューヨーク映画批評家協会賞の最優秀主演男優賞を受賞した、"アメリカの良心"と言われた名優のゲイリー・クーパーで、監督は、男を描いて優れた演出力を見せる、「赤い河」「リオ・ブラボー」のハワード・ホークスがメガホンを撮っています。

      テネシー州のスリー・フォークス谷の貧乏一家を支えるヨーク(ゲイリー・クーパー)は、働けど働けど楽にならない暮らしへのはけ口を、酒と暴力に見い出す無頼漢でしたが、幼馴染のグレイシア(ジョーン・レスリー)と再会してから、神の道を知り、改心し、その信仰心から良心的な徴兵忌避者になっていました。

      しかし、第一次世界大戦がひとたび起きると、クリスチャンのヨークにも召集令状がきて、彼は神に従うか、国を守るかと真剣に悩んだ末に、入隊を決意します。そして、"戦争と宗教の矛盾"に苦悩しながらも、戦場で抜群の武功をたて、全米一の英雄と謳われるようになります。

      聖書の"汝殺すなかれ"の信条のもとに戦争に反対しながらも、自由を守るために戦う事は、神の御心に背かないと決断したヨーク軍曹の人間性に焦点を合わせているあたりは、普通の平凡な伝記映画とは一線を画していると思います。

      しかも、ヨーク軍曹をカッコいいけれども、ちょっとユーモラスで、素朴な味わいのあるゲイリー・クーパーが演じているので、十二分にヨークの誠実な姿を伝えているように思います。

      この映画は、製作されたのが1940年という事もあり、本質的には、ある意味、素朴で教条主義的な内容の"戦意昂揚映画"的なプロパガンダの要素が強い映画なのですが、客観的に映画として観た場合、観るに耐え得る佳作になっているのは、一にも二にも、ゲイリー・クーパーの無邪気なヒーローぶりの好ましさによるところが大きいと思いますし、ハワード・ホークス監督以下の製作スタッフのプロパガンダ的要素を極力抑制した、映画作りの姿勢にも起因しているのではないかと思います。

      そこが、その他の月並みな"戦意昂揚映画"とは一線を画し、同一視出来ない格調高い秀作になっている所以だろうと思います。
      >> 続きを読む

      2016/06/22 by dreamer

      「ヨーク軍曹」のレビュー

    • 3.0

      アルヴィン・ヨークは田舎の生活にやりきれなさを覚えていたが、ある日出会った信仰によって希望の灯を見る。
      その信仰は第1次大戦によって試される。

      戦争の中で信仰をという考えは、ある種のプロパガンダを思い起こさせる。
      戦時中に公開されたこともそれを裏付ける要因ではある。

      ただし家族や生活様式に始まり、家族で終結させる意味では人間ドラマともいえる。
      そこら辺のバランスを主演のゲイリー・クーパーは好演しており、好き嫌いはあるだろうが佳作に仕上がっている。
      >> 続きを読む

      2016/03/08 by オーウェン

      「ヨーク軍曹」のレビュー

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