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孤高のメス

A Lone Scalpel
ジャンル: ドラマ
公開: 2010/06/05
監督:
製作国: 日本
配給: 東映

    孤高のメス の映画レビュー (最新順)

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    全6件
    • 4.0

      田舎のさざみな市民病院にやって来た外科医当麻鉄彦。
      急遽起きた事故にも初日から対応し、完璧な手術を施す。
      その誠実ぶりに信頼もあがっていくが、ある日市長が肝硬変で倒れる。
      救うには脳死の判定を受けた患者の肝臓を移植すること。しかしこれは法律では認められていない行為。

      現在でもそうだが脳死の判定はそう簡単にはいかない。
      脳が死んでも肉体自体は正常な状態。まだ意識を取り戻す可能性もある。
      そんな中で肝臓を取り出すのだから相当な決断が要求される。

      医者なら患者を救出するのは当然の権利。しかし法を犯してまで実践するか。
      モラルの境界線を軽々と越えていく部分には若干の焦りがないわけではない。

      それでも堤真一はじめ役者は誠実に演じており、手術シーンにもうそ臭さはない。
      欲を言えばもう少し各人の人物像を描写してほしいところ。
      >> 続きを読む

      2018/11/28 by オーウェン

      「孤高のメス」のレビュー

    • 5.0

      シンプルだけど、心に染みる一本。
      夏川結衣さん、結構好きだなー。堤真一、柄本明も良い。

      2017/07/02 by masa_26

      「孤高のメス」のレビュー

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      マスクで顔を隠し、手術着に身を包んだ役者たち。目や手しか表現手段がないような手術の場面で、これほどのドラマが展開されるとは思わなかった。

      映画「孤高のメス」は、外科医療の現場をリアルに再現し、地域が抱える問題に果敢に切り込んだ秀作だ。

      時代は、臓器移植法が成立する前の1989年。法を犯してでも命を救おうと、地方病院の医師たちが脳死肝移植に挑むストーリーだ。

      兵庫県の淡路島で地域医療に取り組む大鐘稔彦医師が書いた小説を、成島出監督が真摯に向き合い、丁寧な人物描写で映像化していると思う。

      当時は、現実に行なわれれば殺人罪に問われ、厳しく糾弾されたであろう脳死肝移植。映画は、手術に携わることで仕事への誇りを取り戻す看護師(夏川結衣)の視点で語られる。

      脳死の息子の臓器を提供したいと望む母親(余貴美子)の思いも伝え、「目の前の命を救う」という医師(堤真一)の信念に共感を抱いてしまう。

      その信念が具体的に表現されるのは、手術シーンだ。患者の臓器や噴き出す血までもリアルに映し出し、まるで「手編みのセーターをこつこつと編むような」、粘り強い作業を成島出監督は、じっくりと見せていく。

      看護師が医師に器具を手渡す動作一つにも、この映画に込められた思いが表現されていると思う。

      この映画の舞台となっているのは、地方の市民病院。救急患者への対処方法を知らず、患者を傷つけてばかりの手術に無力感を募らせる現場が、前半で描かれる。

      映画ではエリート医師の登場が、この閉塞感を打ち破るが、現実にはそんな救世主はなかなか現われないだろう。

      死の危険と隣り合わせである外科医の仕事も、現在、医学生には人気がないと聞いている。日本の医療が心配になってくる。ただ、リスクを背負ってでも本気で仕事を全うする気概が足りないのは、何も医療現場だけの話ではないけれども------。
      >> 続きを読む

      2017/05/11 by dreamer

      「孤高のメス」のレビュー

    • 4.0

      以下同文。

      2016/12/25 by アスハ

      「孤高のメス」のレビュー

    • 3.0

      少し抑え気味だけどリアルな描写がいい。深くせずあえて淡々としてるのか。

      2015/12/01 by kaiteru

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