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ソーシャル・ネットワーク

THE SOCIAL NETWORK
ジャンル: ドラマ
公開: 2011/01/15
製作国: アメリカ
配給: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

    ソーシャル・ネットワーク の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全34件
    • 5.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      デヴィッド・フィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」で描かれているのが、事実と違うとか、偏った視点から、ザッカーバーグが嫌な奴に描かれているとか、フェイスブックを作った動機が違うとか、ついでに言えば、脚本家がインターネットもフェイスブックも全く理解しておらず、興味すら持っていないとか、女性差別的な思想を持っているとか、そんな議論は全く意味を成さないと思う。

      なぜなら、まさに「真実は藪の中」なのだから。

      この映画は、主人公であるマーク・ザッカーバーグが、二つの訴訟を抱えているところを起点に、物語の幕を開ける。

      一つの訴訟は、主人公にSNSサービス系のサイト構築を依頼した、双子の兄弟で、アイディアの盗用だと訴えている。
      もう一つの訴訟の相手は、かつての主人公のルームメイトだ。
      創業時のパートナーで、CFOでもあったが、会社が大きくなる過程で排除されたことを、裏切りとして腹を立てている。

      主人公を含めた、三者それぞれの立場と主張があるわけだが、この映画は、それぞれの主張を通して、過去の出来事を順に振り返っていくという構成をとっている。

      ここでポイントになるのは、あくまで当事者それぞれの「主観」であって、本当にその通りだったのかなど、分かったものではない、ということだ。

      頻繁に登場する、被写体深度が浅い(特定の焦点があった箇所以外はボケている)映像は、主観性を端的に表現したもののようにも感じられる。

      映画で見せられたことは、登場人物の誰かにとっての事実であって、それ以上のものではない。
      挿入されるイケてる乱痴気パーティの光景なんか、主人公の妄想かもしれないのだ。

      もっと言えば、一応の原作とされるノンフィクションと同時進行で脚本を創り上げていった、アーロン・ソーキンの「解釈」と、それを土台に映画に仕立て上げた、デイヴィッド・フィンチャー監督の「解釈」との間にも差異がある。

      そうした、どちらとも受け取れるような微妙なニュアンスは、そのまま作品に反映されている。
      だから、普通の映画以上に、映画に向かい合う、我々観る側にも解釈の余地がある。
      そういう映画の意図的な構造が、とても面白いし刺激的だ。

      同時に、もの凄い密度の会話劇になっている。
      デヴィッド・フィンチャー監督は、これをトレント・レズナーの力を借りた完璧な音響と、隅々までコントロールされた、完璧な映像で包みこんだ。

      誰かの発するセリフ以上に、そのセリフに対するリアクションや、セリフが飛び交う時間と空間が意識されている。
      21世紀初頭、誰かのアイディアが、凄まじいスピードで世界を席巻していく、この時代の空気、コミュニケーションの形、この時代を動かす資本主義の断層、この時代そのものを。

      会話劇でありながら、音と映像で、もう一人の主人公である「時代」を表現してみせるデヴィッド・フィンチャー監督の非凡な力量は圧巻だ。

      そこで描き出される物語は、決して単純なサクセス・ストーリーなんかではない。
      これは、孤独な天才の青春と、彼をとりまく人間(=Social Network)たちの織り成す群像劇なのだ。

      この映画を凄い、と思うのが形式や表現であるとすれば、この映画を好きだと感じ、心が動くのはこのドラマゆえだ。
      それぞれの才能、強さと弱さ、痛みと悲しみを抱えた人間たちが、何かもの凄い出来事が起こっている渦中の熱狂と狂騒に飲み込まれ、利用し利用され、傷つき、対立するに至る悲喜劇。

      そして、優れた青春ものの先例にもれず、キャンパス・ライフや社会を貫徹するカルチャーや価値観、ヒエラルキー、それが引き起こす感情についての、客観的であり、批評性を込めた考察にもなっていると思う。
      >> 続きを読む

      2021/09/16 by dreamer

      「ソーシャル・ネットワーク」のレビュー

    • 2.0

       現代的っても、もう数年も前だけど、
      人間ドラマなんだろうね。セリフの速射砲を
      やっとのことで解釈しながらみてたけど、
      誰にも共感できないなあ、このドラマの登場人物たち。
      だからといって、この映画が駄作だとは思わない。
      こういう感覚の人たちが世界の最先端を創造していくのかな。
      誰とも友達になりたくないけど… >> 続きを読む

      2021/03/06 by 南風乗男

      「ソーシャル・ネットワーク」のレビュー

    • 3.0

      ずっと観たくて地上波でやってくれたので早速観ました!
      今や世界中誰もが利用し、その反面問題も示唆され始めているSNS。
      その中でも特に有名なFacebookの成り立ちには人間関係の全てが詰まっていた・・・

      2020/12/17 by ヒデト

      「ソーシャル・ネットワーク」のレビュー

    • 5.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      冒頭から早口の台詞の応酬で、ついていくのがやっと。1回目の鑑賞時は、ついていけなかった(笑)
      フェイスブックをめぐる2つの訴訟とそれに至るまでの経緯をザッピング形式で進行していく。冒頭の会話のときに、ザッカーバーグの話があちこちに話題が変わっていくが、それがそのままこの映画の文体になってる。
      情報量が多いので最後まで見終わるとクタクタになる。

      でも、というか、だから、最後の市民ケーン的な人間的な渇きみたいなものに行き着く結末にカタルシスを感じられた。
      >> 続きを読む

      2019/10/12 by unkuroda

      「ソーシャル・ネットワーク」のレビュー

    • 2.0

      こういうの見ると、何か教訓のようなものを期待するんですが、この映画の場合...なんだ!?

      2019/06/17 by HAGANELLIC

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