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溺れる魚

ジャンル: 刑事 , 女性アイドル , ドラマ
公開: 2001/02/03
監督:
製作国: 日本
配給: 東映

    溺れる魚 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「溺れる魚」の堤幸彦監督の作風は、多分、好き嫌いがはっきり分かれるだろう。人を食ったような物語。目まぐるしいカット割り。ギャグの雨を間断なく降らせ、マニアだけに向けた内輪受けのする遊びを散りばめる。そして、それについてこられる観客しか相手にしない。

      この作品も、戸梶圭太の原作はあるものの、どこからどう見ても"堤ワールド"だ。二人の落ちこぼれ刑事が、公安刑事の不正を探る任務を受け、怪しいアーティストが経営するクラブに潜入する。同じ頃、ある企業が脅迫される。ただし、要求は金ではなく、奇想天外なものだった------。

      個人的な好みを言えば、世評が高かったTVの刑事ドラマ「ケイゾク」を初め、堤作品には全くついていけなかった。テクニックだけが、あざとく強調され、内容とリンクしていないように感じたのだ。

      テクニックは、物語を語り、テーマを訴えることに奉仕すべきであり、無意味にひけらかすものではないと思っているからだ。

      だが、その印象が変わったのは、街にたむろする不良少年を描いたTVドラマ「池袋ウエストゲートパーク」からだ。少年たちのエッジの立った生き方と、凝りに凝った画面が不思議にシンクロしていた。そして、この作品も、テクニックと物語がほどよく馴染んでいると思う。

      堤作品の多くは、ロケ撮影だ。にもかかわらず、画面からリアルさが立ち上がってこない。それもそのはず、カットを切り刻むだけでなく、編集段階で色や質感までも変えてしまっているからだ。

      堤監督には、現実というものを調理もせずに観客に出すなんて恥ずかしいと考えている節があるような気がする。過剰なギャグは、ちゃかさないとやってられないのであり、内輪受けのお遊びは、不特定の観客が存在することへの懐疑の表われなのだと思う。

      現実をリアルに描けば、不特定多数の人々の共感に届くという健全で凡庸な発想を、堤監督はあざ笑っているかのようだ。ふざけた包装紙を開いてみると、意外にもリアルへの"深刻な渇望と絶望"が横たわっているのかも知れない。
      >> 続きを読む

      2018/02/27 by dreamer

      「溺れる魚」のレビュー

    • 評価なし

      鑑賞日:2001/08/??
      鑑賞回数:1回目
      鑑賞種類: VHS
      評価:不明

      2015/01/30 by ASANO

      「溺れる魚」のレビュー

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