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ベティ・サイズモア

Nurse Betty
ジャンル: 外国映画 , ミステリー・サスペンス , コメディ
公開: 2001/05/12
製作国: アメリカ
配給: UIP

    ベティ・サイズモア の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 4.0 笑える クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「ベティ・サイズモア」は、夢と現実、病気と正気、善と悪----。一見、正反対にみえる心の在り方が、実は複雑に絡み合っているとしたら? ----という奇妙な味わいのコメディーとサスペンス、バディものといった要素がほどよく絡みあった、ユニークなブラック・コメディの傑作だ。

      主人公は田舎町のウエートレス、名前を"ベティ・サイズモア"という。純真無垢な彼女だが、街は退屈だし仕事はきつく、夫はぐうたら者。いいとこなしの人生なのだが、でも大丈夫、彼女にはテレビの昼メロ「愛のすべて」がある。この昼メロの主人公の素敵なお医者様デヴィッドこそ、いつか結ばれる王子様なのだ----。

      そんなある日、麻薬をかすめ取ろうとした夫が、二人の殺し屋に襲われる。この残酷な殺人現場を目撃してしまったベティは、突然、現実の記憶を失い、憧れのデヴィッドが待つ世界に飛び込んでしまう。そして、彼と結ばれるため、ハリウッドへと旅立つベティ。

      口封じに彼女を追いかける殺し屋たち。遂にデヴィッドに会えたベティが、長年の恋を告白すると----。

      突拍子もない設定をリアルな感覚で描く脚本と、インディーズ映画のムードを漂わせる演出が冴えわたっている。そして、この映画の成功の最大の要因は、ズバリ、キャスティングにあると思う。

      ベティに扮するレニー・ゼルウィガーは、おつむが変でも、可愛く優しく善良なキャラクターをキュートに好演していて、デヴィッドに扮したグレッグ・キニアは善人なのか小ずるいのかわからないような役を巧みに演じている。そして、殺し屋に扮したモーガン・フリーマンは最初は怖いが、次第に妙な雰囲気になる感じを、さすがにうまい演技で見せてくれる。

      なお、この映画は2000年度のカンヌ国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、2001年度のゴールデン・グローブ賞で最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を、レニー・ゼルウィガーが受賞しています。
      >> 続きを読む

      2016/12/23 by dreamer

      「ベティ・サイズモア」のレビュー

    • 3.0

      昼メロの「愛はすべて」にはまるベティ・サイズモア。
      そんな彼女の旦那が殺される場面を目撃してしまう。そのショックで夢と現実の区別がつかなくなり、昼メロのジョージが存在するものと思い込む。

      殺し屋に追われるのを知らぬ間に、昼メロにのめり込んでいくという構図。
      これをブラックユーモアで送るのだが、予想外にグロい殺し方など意外さがある。

      かなりぶっ飛んでいる物語だが、俳優陣で何とかもっている印象だ。
      レニーはこのすれた役に妄想と現実を巧く入れ込んでいる。
      モーガンは影響され、クリス・ロックもドラマに夢中になる。

      この昼メロというのがいかにもありそうなのがおかしい。
      >> 続きを読む

      2016/12/02 by オーウェン

      「ベティ・サイズモア」のレビュー

    • 4.0

      レネー・ゼルウィガー、この決して真っ当な美女ではない女優が何故にハリウッドで大成したのか。あまり彼女の出演映画を観ていなかった自分にとっては少々疑問だった。しかし、その“理由”がこの映画には溢れている。
      プロットとキャラクターの人物設定だけを読めば、あまりに“イタ過ぎる”主人公を、この主演女優はとても愛らしく魅力的に体現し、息づかせている。

      主人公の言動は、身も蓋もない言い方をしてしまえば、あまりのことに精神を病みイタイ暴走をしてしまっているに過ぎない。
      普通に考えればドン引きしてしまいそうな言動なのだけれど、そうなってしまった理由はどうであれ、自分の“望み”に対して真っすぐに突き進む彼女の姿は、とても魅力的に触れ合っていく人々を虜にしていく。
      口封じのために彼女を追跡していたモーガン・フリーマン同様に、気がつけば観ている自分も彼女に恋をしてしまっていた。

      主題歌の「ケセラセラ」が表すように、人生はなるようになる。
      ただそのためには、「自分」という人間を他の誰でもない自分自身が認めることが出来なければならない。
      人間の弱さや脆さに裏打ちされた確かな“強さ”。この映画には、愛すべきコメディの中にそういった人間の根底にある「価値」がしっかりと存在していた。


      映画には様々なジャンルがあり、それぞれに様々な感情が盛り込まれるが、唯一“コメディ”というジャンルが、その一つの中にあらゆる映画的感情を盛り込めるものであるということを、この映画は証明している。素晴らしい。
      >> 続きを読む

      2014/08/04 by tkl

      「ベティ・サイズモア」のレビュー

    ベティ・サイズモア
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