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事件

The Incident
ジャンル: ミステリー・サスペンス
公開: 1978/06/03
製作国: 日本
配給: 松竹

    事件 の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 評価なし 切ない ハラハラ

      19才の青年上田宏が、恋人ヨシ子(19才)の姉ハツ子(23才)を殺害し杉林へ死体遺棄した事件についての法廷サスペンス。

      裁判の様子がとても重厚感があり私は見ていて心地良かった。昔の映画の台詞は現在のと少し違うので新鮮で面白い!
      裁判が始まり個性的な証人達が出廷し出来事も明らかになり終わるのだが、その後の各々の様子の方がとても印象に残った。
      谷本裁判官・菊地弁護人・岡部検事の大人達から観察した19才の青年の殺人事件を語る台詞がとても大人びていて冷めていただけに、宏やヨシ子達…道徳・倫理観の欠如した若者の姿が浮き彫りに見えてき、最後私の心にモヤッとしたものが残った。 >> 続きを読む

      2018/11/07 by reeba

      「事件」のレビュー

    • 5.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「事件」は、原作が大岡昇平の日本推理作家協会賞受賞の同名小説で、一つの殺人事件の公判廷を舞台に、裁判官、弁護士、検事、そして被告自身と、それにまつわる証人たちの思惑を絡ませながら、"裁判の真実"を浮き彫りにしていく小説だった。

      この映画では、新藤兼人のシナリオ、野村芳太郎監督の演出のもと、一般には難解な法廷技術論はさらりと流し、都市化する首都圏近郊の農村部に住む若者たちの青春像にポイントを置いてドラマが描かれている。

      都市化の進む神奈川県厚木市に近い町の山林で、小さなスナックの経営者、坂井ハツ子(松坂慶子)の刺殺死体が発見される。
      殺人現場近くに居合わせた老人の証言などにより、19歳の工員、上田宏が容疑者として逮捕される。

      宏は、被害者ハツ子の妹で妊娠中のヨシ子(大竹しのぶ)と同棲中だった。
      宏は、殺人と死体遺棄の罪に問われて起訴され、殺しの事実は認めたのだった。

      裁判の争点は、宏の殺意である。
      検事(芦田伸介)、弁護士(丹波哲郎)は、激しく対峙し、弁護士は被害者ハツ子のヒモだった宮内(渡瀬恒彦)らの証言の矛盾を巧みにつきながら、検事が主張する宏の殺意を覆していく。

      6割以上が法廷シーンなのですが、裁判劇が陥りがちな単調さを救ったのは、宮内をはじめとする証人の個人の生活まで深く突っ込み、証人のドラマをたっぷりと展開させたからだと思う。

      そして、裁判の主役とともに、"事件"の主役たちも、うまく描き出されていると思う。
      ハツ子とヨシ子、宏は幼馴染みだ。
      ハツ子は、母(乙羽信子)が再婚した義父に犯され、家を飛び出し、安キャバレーを転々としたあげく、小金をためて郷里に小さなスナックを開く。

      ホステス時代に知り合った宮内との関係も切れぬまま、妹のヨシ子と親密な宏に思いを寄せ、妹の妊娠に強い嫉妬を感じるのだった。

      そして、事件は、ヨシ子と同棲を決意した宏を責めた時に起きたのだった-------。

      環境の急激な変化と共に、揺れる若者たちの不安定な心情、生活もうまく表現されていると思う。
      自分の恋人に思いを寄せていた姉との関係を頑ななまでに隠し通し、自身の愛を守り通そうとするヨシ子を大竹しのぶが、実にうまく演じていたと思う。

      また、松坂慶子も野村芳太郎監督の指導で、映画界に入って以来とも思える熱のこもった演技をみせたのが印象的だった。

      地味な作品ながら、"青春の罪と罰"にも迫った裁判劇の秀作だと思う。
      >> 続きを読む

      2018/06/07 by dreamer

      「事件」のレビュー

    • 4.0

      Huluで鑑賞。
      厚木でスナックを経営している女性が殺害され、女性の妹と同棲中の19歳の男性が逮捕された。
      当初、妹との同棲を反対されて姉を殺したと思われていたけれども、何人かの証言を聞くうちに段々と事件の違う姿が浮かび上がってくる。
      出てくる場所が、平塚・茅ヶ崎・藤沢・厚木・横浜と馴染みの場所だったのでちょっとドキドキ。
      1978年の映画なので、みんな若い!
      特に大竹しのぶ。
      かわいらしかった。
      それから、松坂慶子が清純派のイメージを捨てた作品だとか。
      個人的には、佐野浅夫と西村晃さんが共演していたのがツボでした(水戸黄門同士)。
      >> 続きを読む

      2015/08/13 by みつ。

      「事件」のレビュー

    • > 出てくる場所が、平塚・茅ヶ崎・藤沢・厚木・横浜と馴染みの場所だったのでちょっとドキドキ。

      こういうのわかります♪

      入り込めるような、逆に入り込めないような不思議な感覚になりますよね。
      >> 続きを読む

      2015/08/14 by ice

    • >iceさん
      渡瀬恒彦が横浜地裁から家に戻るシーンで藤沢駅が映るんですけど。
      まだ工事前の古い乗り換え階段だったりして、ちょっと感動したり。
      その分、話に集中できなかったりしました/笑
      >> 続きを読む

      2015/08/15 by みつ。

    事件
    ジケン

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