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駅/STATION

Station
ジャンル: 日本映画 , ドラマ
公開: 1981/11/07
監督:
製作国: 日本
配給: 東宝

    駅/STATION の映画レビュー (最新順)

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    全4件
    • 4.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      「網走番外地」「幸福の黄色いハンカチ」「居酒屋兆治」------。高倉健には北海道を舞台にした作品が多い。

      ストイックで、どこか影があって孤独な男、というイメージが、北国の厳しい冬と似合うのだと思う。そんな健さんが、男から見ても、惚れ惚れするくらいに、実に魅力的なのだ。

      最近、昨今の若者向けTVドラマ主流の状況に、一石を投じたシルバー世代向けの「やすらぎの郷」で脚光を浴びている脚本家の倉本聰、そして降旗康男監督も、高倉健のそうした持ち味を、最大限に活かした脚本と演出をしているのが、この映画「駅 STATION」だ。

      脚本家の倉本聰が、高倉健のために書き下ろした作品で、健さんの感情を秘めた"間"の表情が、実に活かされていると思う。

      人と人とのめぐり逢いを、駅に停車する列車にたとえ、暗い過去を持つ一人の刑事と三人の女の宿命的な別離を描いた、三部からなる作品だ。

      警察官の三上(高倉健)は、オリンピック代表にもなったほどの射撃の名手。妻と離婚し、仕事一筋に生きている。

      追っていた連続殺人事件が解決し、その数年後、狙撃手の仕事に疑問を感じた三上は、故郷に帰る途中で、小さな飲み屋のおかみ桐子(倍賞千恵子)と恋に落ちる------。

      過ちを犯し、三上に許されず、別れていく妻の直子を演じた、いしだあゆみが、心に残る。冒頭のほんの数分、セリフもない役だが、表情としぐさだけで、胸が張り裂けるような悲しみを表現している。

      桐子役の倍賞千恵子も、実にうまい。独りで生きてきた女が、ほんのちょっと夢を見てしまう。この揺れ動く気持ちを、目と手と、体全体で演じ切っていると思う。

      そして、何と言っても、極め付きは、大みそかの夜、三上と桐子が店で二人きりで飲むシーン。テレビの紅白歌合戦から、八代亜紀の「舟唄」が流れてくる。「しみじみ飲めば、しみじみと」。孤独な二人が、手と手を絡め、体を寄せ合う------。

      倉本聰の脚本は、TVドラマの「北の国から」でもそうであったように、ドラマの中にちらっとユーモアを散りばめていて、桐子と出会う場面で、軽い口説き文句をしゃべる三上を見せてくれるのが、実に嬉しい。

      中盤がやや冗長になり、登場人物が都合よくつながりすぎる等の不満もあるが、根津甚八、室田日出男ら脇役陣が見せ場を作り、盛り立てているのも、実に良かったと思う。

      また、直子が三上と別れるシーンの、雪が舞う函館本線銭函駅のホーム。そして、三上が通り魔事件の犯人を追い、犯人の妹すず子(烏丸せつこ)が働く風待食堂を張り込むのが、留萌本線増毛駅前。この増毛は、三上が桐子と出会う舞台にもなっている。

      この雪の中での、情感あふれる流麗なカメラワークを見せた木村大作カメラマンの素晴らしさには、まさに鳥肌の立つ思いだ。
      >> 続きを読む

      2017/06/02 by dreamer

      「駅/STATION」のレビュー

    • 3.0

      雪の北海道、小刻みなオムニバス風に時が流れた映画だった

      2015/11/15 by kaiteru

      「駅/STATION」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      射撃名手である北海道の刑事と三人の女(元妻・直子、殺人犯の妹・すず子、飲み屋の女将・桐子)とのエピソードで綴られる人生模様を描いた高倉健の代表作。倉本聰が高倉健のために書き下ろした脚本を『冬の華』の降旗康男の監督により、高倉健の魅力が凝縮された人間ドラマの傑作に仕上がっている。紅白歌合戦の八代亜紀の『舟唄』を観ながら、倍賞千恵子が高倉健に肩を寄せるシーンが印象的だが、その後の展開はハッピーエンドストーリーの『幸せの黄色いハンカチ』とは対照的で、その切ない結末は観る人に様々な想いを巡らせる。

      2014/12/25 by MOTO

      「駅/STATION」のレビュー

    • やっぱりこのタイミングで高倉健さんの映画観ないとですね。
      幸せの黄色いハンカチとこちら、両方観てみたいなと思いました! >> 続きを読む

      2014/12/25 by milktea

    • 来年は、この渋い横顔をものにしようと思ってます♪

      2014/12/26 by makoto

    • 4.0 切ない

      追悼放送されていましたので。
      寡黙なスナイパーではなく、寡黙な刑事の健さん。

      個人的に好きなシーンは倍賞さんとのデートで映画を観ている時。あまりに微妙な映画に爆笑する倍賞さんと、その映画に驚いちゃっているような健さん。あの表情が何ともチャーミングです(*^_^*)

      ストーリーは、、、倍賞さん切ないなあ。。。

      健さんの表情や間や姿。ひとつひとつ大切に演じていることが伝わってきます。素敵です。
      >> 続きを読む

      2014/11/22 by メッシイ

      「駅/STATION」のレビュー

    • どちらかと言うと任侠モノに魅かれてしまいますが、高倉健作品は全部観たいと思っています。 >> 続きを読む

      2014/11/23 by ice

    • 任侠映画の後の映画人生でどんな役を演じるのか。難しい切り替えだと思うのですが、見事なんですよね(^_-) >> 続きを読む

      2014/11/23 by メッシイ

    駅/STATION
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