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ザ・ファイター

THE FIGHTER
ジャンル: 伝記 , ドラマ
公開: 2011/03/26
製作国: アメリカ
配給: ギャガ

    ザ・ファイター の映画レビュー (最新順)

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    全9件
    • 4.0 泣ける

      今日紹介するのは、私の一番大好きな監督の一人でもある、#デイヴィッドOラッセル (#DavidORussel)監督の作品です!





      デイヴィッドOラッセル監督といえば、#世界にひとつだけのプレイブック や#アメリカンハッスル でアカデミー賞監督賞にノミネートされるほどの、ハリウッドトップの監督の一人です。



      彼の作品の特徴として、ここ最近の作品ではあまり見られないストーリーとキャラクターの構成について今日はお話ししていきます!



      皆さんの好きな作品に、最後のどんでん返しが半端ない!みたいな作品ないですか?クラシックだと、”ユージュアルサスペクツ”だったり、最近だと”ピエロがお前を嘲笑う”のような作品がありますね。

      最後の最後30分で今までのストーリーががらっとひっくり返り、それまで謎だったことがドバーッと紐解かれていくような感覚ですよね。



      この決まり文句は映画の宣伝にも多く使われ、予告編で、最後の30分を見逃すな!みないなの、よくみますよね。



      デイヴィッドOラッセル監督の作品は、それとは全く反対であるような気がします。

      前半から中盤にかけて、とても豊かにキャラクターを描いていくことで、終盤のクライマックスは準備万端の涙腺にす最後少し後押しをしてくれるような感覚になりますいつも。



      本作でもそうですが、ボクシングの最後の試合というのは、それほど映像的にも、演技的にも素晴らしいものだとは思いません。このシーンだけを見てもB級映画かなと思ってしまう人も多いのかもしれません。



      しかし、実際に映画をみるとそのシーンで涙が溢れる。その理由を今日は解明。



      今作を例にとって見ると、すごいことに、私は登場人物の5人に感情移入をしていました。感情移入というのは映画のキーワードだということはこれまでも言ってきましたが、キャラクター1人に感情移入させられたらその映画の勝ちです。

      5人ですよ。超映画が短く感じました。なのに、もっと見たいとかいう感想ではなく、なんとも収まりのきちっとしている感覚になりました。



      前半から兄弟・家族というテーマを絶対に外さない。ボクシングの試合で負ける、ドラッグをする兄、勝手に話を進める母親、群がってる姉妹たち、彼の兄を嫌う恋人。これだけの人物の行動全てが、テーマにつながっている。

      さらにはフレーミングからカメラワーク、編集までもがテーマを外さない。



      とくにフレーミングはストーリーテリングの最高のサポーターになっていました。

      誰と誰が同じフレームにいるのか、その人の顔の全体が写っているのか、それとも半分だけなのか。キャラクター目線のPOVをつかうのか、第三者目線のロングレンズを使うのか。

      だれかって、かの有名な#ホイテヴァンホイテマ ですよ!



      そういう、前半から中盤にかけての、ストーリーでいう起承転結の起承転ぐらいまでの間にキャラクターをテーマの一本の軸にそって、かつそれぞれのキャラクターの問題、性格をユニークに描いていくことがとてつもなくうまい。一つのシーンとして見逃すものがない。

      ペース、リズムに関しては気にすることもできないぐらい、キャラの描き方が濃い。



      だから最後のクライマックスでは、セオリー通りのものでもいい。逆にそこで下手に遊んだりしないことで、それまでのキャラクターを軸としていたテーマにまとめる。

      それぞれの個性をのこしながら、共通しているところに寄り添っていくところで涙が溢れる。



      見事としか言いようがない。マジで好きな監督。最近好きになったと言ってもいいかも。



      次の作品が早く見たい。





      目的が決まるっていうのは毎回、自分を奮い立たせますね。

      何をしなくちゃいけないのか、何をしたいのか、その二つをどう混ぜ合わせていくのか、自分のストーリーをどう作り上げていくのは、もう芸術の領域かも笑。

      とりあえず、あいつには負けたくない、自分には負けたくない。ゴールは決まっているのだから、そこさえ見失わなければ、そこへいく方角は自ずと見えてくる。それが一つでなかったとしても、どちらにもそこへいくすべはある。
      >> 続きを読む

      2018/11/03 by EditTellUs

      「ザ・ファイター」のレビュー

    • 評価なし

      予告がよかったので観ることに。感動したい気分だった自分にはあと一歩。
      のしあがりHAPPYENDだろうと思っていたが、ああいう偽優しさや愛の押しつけを絆に置き換えている家族が現実的すぎて考えてしまった。幸あれ。

      【鑑賞メーターより移行】

      2018/09/03 by いちころ

      「ザ・ファイター」のレビュー

    • 5.0 切ない ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      相手を倒すため、技と体を鍛え抜くボクシング。求道者のようなボクサーのイメージが、演じる役者のプロ根性にも火をつけたのだろう。

      「ザ・ファイター」は、俳優たちの演技に賭ける熱い情熱がぶつかり合う、素晴らしいボクシング映画になっていると思う。

      と言っても、見せ場はファイトシーンではない。実在するボクサーの兄弟をモデルにした家族のドラマとなっているのです。マーク・ウォールバーグ演じる主人公と、彼を育ててきた兄や母親との衝突や絆が描かれていくのです。

      まるで日本の亀田兄弟のように、家族たちは強烈な個性を放っている。その中でも特に際立っているのは、兄を演じたクリスチャン・ベールだ。「ダークナイト」の知的なバットマンから一転、やせ細って顔は青白く、異様なほど陽気にしゃべりまくる。

      彼はこの映画で、伝説のボクサーから薬物中毒者へと堕落した男に完全になりきった。体重を13キロ減らし、髪を抜き、歯並びを変えて役に臨んだのだ。

      その結果、アカデミー賞で助演男優賞を受賞している。彼は記者会見で「映画のためならどんな犠牲も払う。一目を引くためと言われるが、そうじゃない。必要だからやるんだ」と力説していた。

      そして、この兄弟を育て上げた母親役のメリッサ・レオも、肝っ玉母さんぶりを発揮した演技でアカデミー助演女優賞を受賞している。

      ボクシングに夢を賭けるしかない労働者の街で、主人公をめぐる女たちの思惑もぶつかり合う。エイミー・アダムス演じる恋人も、主人公の姉妹たちとつかみ合い、ののしり合う熱演を見せている。

      とにかく、この映画は役者の思いを込めた演技で、熱気があふれている。ただ、これら脇役たちの個性があまりにも強烈すぎて、主人公マーク・ウォールバーグの印象が薄れがちになったのが残念だ。
      >> 続きを読む

      2017/09/12 by dreamer

      「ザ・ファイター」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ 元気が出る

      クリスチャン・ベールがやばかった(笑)。

      体重のハンパじゃない増減、体格の激変などがいつも話題になりますけど、
      本作を観れば、それは役作りの表層的な面に過ぎず、
      ちゃんと内面を掘下げて役作りしていることがわかります。
      顔つきも口調も別人のようでしたから。

      さて、それはともかく、
      なかなか激アツな人間模様が展開される物語でしたね。

      しかも登場人物すべてにリアリティがあるので、観ているこちらも
      イライラしたり、苦笑したり、腹が立ったり、嬉しくなったり、
      と、喜怒哀楽に忙しい(笑)。

      試合シーンに関しては、いろいろ見せ方に工夫してますが、
      ボクシングとして見ると、ちょっと甘いかな~、といった感じなので、
      その辺りは期待しない方が無難かも。

      それと、いろいろあった上でクライマックスになだれ込むワケですが、
      そこまでのゴタゴタの濃密さに比べると、
      けっこうあっさりした最後だったかな、と。

      とはいいつつ、見応えがあり、鑑賞後は元気がでるような感じなので、
      安心してオススメできる作品ではあります。
      >> 続きを読む

      2017/04/20 by 備忘録

      「ザ・ファイター」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      いわゆるホワイト・トラッシュと言われる白人貧困層の人たちを描いた映画なんだな、というのは最初の数分ですぐピンときます。
      その手の映画は、すごく切なくて胸が苦しくなるストーリーが多く、たとえラストで大逆転しても、幸せはずっとは続かないんじゃないか、なんてモヤモヤする場合が多いので、いつも見る前に非常に気合いがいるんですが、この映画はそんなに暗い気持ちになることもなく、楽しめました。

      お母さんが、いかにもなキャラで、うまいなぁと。
      こういう大家族の中で育つ気持ち、体験したことない人には分からないかもしれないなぁ。でも、世界中に外見は違うけど、中身はこんな家族、いっぱいいるんだろうなぁと思った。うちも大家族だったので、その息苦しさと逆らえなさは少し分かる、と思って見ていました。

      しかし、クリスチャン・ベール、この役のために髪抜いたとか。
      うー。(-"-)
      肉体改造系の役者の話を聞くと毎回思うけど、そこまでする必要あるのかなぁ。うーん。
      >> 続きを読む

      2016/01/28 by みけ猫

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