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どついたるねん

ジャンル: ドラマ
公開: 1989/11/11
監督:
製作国: 日本
配給: ムービーギャング

    どついたるねん の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 3.0

      赤井英和がボクシングから引退して俳優業に転身しての1作目。

      自身の伝記映画みたいなつくりであり、再起不能に陥ったボクサーの英志が再びリングを目指して練習を重ねる。

      浪速のロッキーといわれるだけあって、「ロッキー」とかなり似ている物語である。
      それは境遇だったり立場だったり。

      トレーニングシーンになると自然とテンションが高まっていく。
      1グラムでさえも落とすため、ガムを噛んで唾液を吐きだすという描写は初めて見た。

      ラストは敢えて終わらせているが、ボクシングへの思いが充分に感じられる映画。
      >> 続きを読む

      2019/09/26 by オーウェン

      「どついたるねん」のレビュー

    • 4.0 笑える 切ない ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この阪本順治監督の颯爽たるデビュー作である「どついたるねん」は、関西風の笑いと暴力が絶妙なバランスを見せるダイナミックな作品だ。

      この映画は、ボクシングを扱っているが、テーマの根底に、人を殴ることは楽しい事であり、殴る事を公認されているのはボクシングだけであるという認識を置いていると思う。

      ただ、それは同時に悪でもあるから、悪として機能しないように、スポーツのルールの中に飼い馴らさなければならない。誰もが好き勝手にやってはいけない事であり、訓練されて選ばれた者だけが、それを許されるのだ。

      プロボクサーは、こうして禁じられた快楽を公然と楽しめる"特権的な人間"なのであり、それだけに面白くてたまらないのだ。そして、その面白さのためなら、本当に死んでもいいくらいの感覚に捉われてしまうのだ。

      この映画で本人自身が演じている赤井英和は、試合で頭を割られて再起不能を宣告されているボクサーだが、どうしてもその楽しさを諦める事が出来なくて、4回戦ボーイからカムバックしようとする。

      もう、とにかく無茶苦茶なのだ。彼がそんなに無茶なのは、まるで森の石松みたいにバカは死ななきゃ治らないみたいな感じなのだ。

      そして、赤井英和はその愚かでバカな男を、実に嬉々として演じていて、それがこの映画の喜劇としての成功の大きな力になっていると思う。

      彼の愚か者ぶりは、従来のボクシング映画がボクサーを、しばしばあまり頭の良くないガラの悪い人間として描いてきた事と、表面上は変わりがないように見える。

      しかし、この映画をじっくり深く観ていると、従来の物と決定的に違うのだ。それは、こんな禁じられた楽しみを公然と楽しめる者としては、せめて愚か者のふりをして、世間の退屈な人生に耐えている普通の人々に卑下してみせなければ申し訳ないという、正しい"道化の精神"の発露なのだ。

      最後の試合に向かう赤井英和が、会場の廊下で宿敵の大和田正春と出会い、エールの交換のように、プロならではの凄まじいスピードのジャブの真似を交わす。

      その二人の颯爽として哀愁にも富んだ見事なポーズに、その快楽を知る者同士の喜びが濃密に込められていて、目頭が熱くなるのを禁じ得なかったほどだ。
      >> 続きを読む

      2017/05/15 by dreamer

      「どついたるねん」のレビュー

    どついたるねん
    ドツイタルネン

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