こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

エンジェル ウォーズ

SUCKER PUNCH
ジャンル: SF , アクション
公開: 2011/04/15
製作国: アメリカ
配給: ワーナー・ブラザース映画

    エンジェル ウォーズ の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全9件
    • 4.0

      原題は「Sucker Punch」、日本語だとタイトルの意味が消えている上にダサイのでどうにかしてほしいですね。どうにもなりませんが。2011年作。

      もともと作中作が好きなので好意的な感想になります。この作品では劇中劇と言った方が正確なんでしょうか。劇中劇中劇ですね。漢字が連続で並ぶと字面がわかりづらいわ!

      ビジュアル的にオタクっぽいのでそっちに目が行くし、正直ツインテ、ニーハイ、セーラー服なんてもう大好物で可愛らしさしか感じないし、実際に動き回ってるところもカッコ可愛いし、パッと見は華のあるファンタジー・アクションなので見やすいのですが、前提として暗くてシビア。なまじ生々しい描写がないため想像しようと思えばいくらでもひどい想像ができてしまう。そのひどい想像もそう的外れではないだろうってところが痛々しくもあります。

      作中で何度もあるダンスシーンですが、女性が性的に搾取されている(性的虐待されている)シーンの暗喩ではないかとも言われています。レイプなのか、売春なのか、目的のために自分の体を利用しているのかは不明ですが。
      ダンスシーンはまるっとカットされているので、初見時では、妄想の中とはいえ一体どんなダンスを踊っていたんだと共感性羞恥に似たハラハラを覚えました。そういう意味だったのかと思って見ると、またこう、登場人物の健気さやら反骨心やら境遇やらで胸に来るものがあります。マジかよ…、お前マジかよ……

      劇中劇中劇部分には、いわゆるオタク的なものがつめこまれているように見えます。製作者の趣味といってしまえばそれまでですが、ただの列挙を超え、ここにポップカルチャー、オタク文化、サブカルとは一体なんなのかを見てしまうのは考えすぎなのでしょうか。

      ポップカルチャー、オタク文化なるものがなぜ多くの人の手によって作られて、なぜ多くの人に愛されてきたのか。えーとさ、つまりさ、創作物って現実への反抗であり、現実からの逃避であり、現実への渇望であり、現実への挑戦ではないのでしょうか。

      監督さんはポップカルチャーを愛している方のようなので、監督ご自身にも身に覚えはあるんじゃないかと邪推します。ある作品にドハマリして新作をわくわくしながら待ったり、勉強しなきゃいけないのにマンガ読み始めちゃったり、小説を読みふけって睡眠時間が足りなくなったり、レアアイテム出るまでマップ周回して歓声あげたり、好きなキャラクターのグッズを買ってソッと飾ってみたり。他人からすれば無駄だけど自分には無駄じゃなかった、そんな経験ありません? 自分なりのささやかなコレクションを眺めて、なにかしら「頑張ったなー!」「頑張るぞ~」みたいな気持ちになったり。ザック・スナイダーさんですけどね、尊公、大なり小なりそういう経験のあるオタクではござらぬか?
      などと好きに書いてるけど、どうせこの感想をここまで読んでる人いないでしょう。読んでる人がいたらそうとうの物好きだけど、あなた大丈夫ですか?(真顔)

      つい最近、日本ではとあるアニメ映画が大ヒットし、興行収入を連日ニュースで目にしていました。原作、制作会社、作品の力というのも勿論ありますが、公開された状況も背景にあったかと思います。創作物は、それ単体でももちろん素晴らしいのですが、それを欲する人の状態、世間の状態、現実の影響を免れ得ないのではないかとも感じます。

      現実があってこそ架空のものが作られ、必要とされ、愛されているんじゃないか。不況の時は〇〇が流行る、なんて話があります。いま現在〇〇が流行っているのは何故だろう、そんなアプローチもあります。現実と創作物(妄想)の互換性なんて当たり前だろうと言われるかもしれません。

      現実への反抗、現実からの逃避、現実への渇望、現実への挑戦、これって本作の妄想の構図と似ているのではないでしょうか。本作の登場人物は現実を打破するため、現実に戻るために妄想が必要だったように見えます。同時に妄想の中では現実から離れ自由でもいられ……、お前マジか…マジかよ、つらたん。

      あと最後の「主人公」関係で度肝を抜かれました。メタ的な思い込みがミスリードだったとは思わず、これもオタクならではのギミックではないかと感じます。いや言い過ぎか。あまりに好意的すぎるかもしれませんね。

      子供の頃は世界の中心が自分でもおかしくありませんが、自我が目覚め大人になり周囲を見回してみると必ずしもそうではないと気づきます。でも自分が他人になれるわけではないし、他人の気持ちに寄りそうにも限度があるし、やっぱり世界の中心に自分を据えるしかなく、自分にできることをするしかない。登場人物の「主人公」云々はそういうことなんじゃないかと解釈しています。

      この作品は見る人によって十人十色の感じ方があるようです。自分は冒頭の妹のくだりも劇中劇の一環だと思っていました。違うみたいだけど…、えぇー、違うんかー……

      創作物とはなんぞや?主人公とはなんぞや?そんなことを考えてしまった一作でした。好き嫌いは別れそうですが良作でした。
      >> 続きを読む

      2021/01/20 by yaki-soba

      「エンジェル ウォーズ」のレビュー

    • 4.0

      現実と向き合うため、妄想が戦いを彩る。セーラー服に日本刀、うさちゃんが書かれたロボットなど現実の辛さをドラマチックに変換。そこで広がるファンタジーな世界がとても面白く、愛嬌があった。
      自由を手にするため5つのアイテムのゲットを目指す感じとか、まるでゲームのようだ。
      妄想変換は現実に立ち向かう勇気を与えてくれる。戦う彼女たちを見て自分も勇気をもらえたような気持ちになった。

      2017/03/17 by きりゅう

      「エンジェル ウォーズ」のレビュー

    • 3.0

      金髪美少女がサムライマシーンと戦う映画も撮りたいし,ゾンビ兵士と戦う映画も面白そうだし,ドラゴンスレイヤーぶんぶん振り回す映画も好きなんだよなー.
      あ,そうだ!全部まとめて一本にしちゃえ!!って言ったかどうかわかりませんが本作はそんな作品.
      「撮りたい映画を撮る」ことが目的化した結果,現実パートと妄想パートの乖離は軽くスルーされちゃって,私のようにそこに白けちゃうと結構キツい作品だと思うの.
      あと自分の妄想を赤の他人に見せる事が恥ずかしくないのはすごいぞ!ザック!!

      2017/02/20 by 叡福寺清子

      「エンジェル ウォーズ」のレビュー

    • 3.0

      精神病院送りになった美女5人が空想世界を武器にして脱出を図る。

      設定はややこしそうだが、現実世界の苦境を戦いという場に変えて表現しているだけ。
      やはりザック・スナイダーの演出が戦闘シーンになると途端に変わる。

      セーラー服姿も目を引くが、そこから刀やマシンガンを使いこなし群がるロボットを退治していく。
      空想なだけに相手が人間である必要がないので、とことんCGを使いまくって漫画的なアクションに徹している。

      三体の武者を相手にするところなんか、鬼武者そのものだ(笑)
      >> 続きを読む

      2016/11/24 by オーウェン

      「エンジェル ウォーズ」のレビュー

    • 評価なし

      1回目の鑑賞。鑑賞日不明
      2011年劇場鑑賞。NO.8

      2回目の鑑賞。2015.7.19
      最初見たときは冒頭30分寝オチしてしまった作品。改めて今回鑑賞しても全く話というかどんなコンセプトで作品が作られたのか全く理解ができなかった。他の方の感想で「日本の萌えアニメを外国でやるとこんな感じ」という意見があったが、まさしくそれに近い。話よりもその観点から見れば少しは楽しめると思うけど、話重視の方には全くお勧めできない。後関係ないが、日本語吹き替え音声は声優人気ユニットの「スフィア」が吹き替えているという触れ込み。これも全く理解できない。全体的には???という作品。 >> 続きを読む

      2016/04/09 by おにけん

      「エンジェル ウォーズ」のレビュー

    もっとみる

    エンジェル ウォーズ
    エンジェルウォーズ

    映画 「エンジェル ウォーズ」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画