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マイ・ブラザー

Brothers
ジャンル: ミステリー・サスペンス , 戦争
公開: 2010/06/04
製作国: アメリカ
配給: ギャガ

    マイ・ブラザー の映画レビュー (最新順)

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    全9件
    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      トビー・マグワイアにジェイク・ギレンホール、そしてナタリー・ポートマンという演技派俳優たちによる、息の合ったアンサンブルが真に迫った悲劇性を生んでいる「マイ・ブラザー」。

      しかも、監督は「マイ・レフトフット」のジム・シェリダンというから、人気、実力とも考えられる最高の顔ぶれと言っていい。

      この映画「マイ・ブラザー」は、もとはといえば、スザンネ・ビア監督の「ある愛の風景」のリメイクなのだが、舞台を現代のアメリカに移して、戦争で心に深い傷を負った兄役のトビー・マグワイアと刑務所から出所したばかりの弟役のジェイク・ギレンホールの確執を描いている。

      冒頭で二人は、兄嫁役のナタリー・ポートマンと両親を囲んで久し振りに祝いの食卓につくが、兄が再びアフガンの戦地に赴いたのも束の間、留守宅に訃報が届いたことから、家族の悲劇は急展開することになる。

      ジム・シェリダン監督は、この兄弟と兄嫁の三人に焦点を絞り、訃報の陰で捕虜として辛酸をなめつくした兄の突然の帰還によって、三人の関係がどう変化していったかをじっくりと描き出す。

      兄の不在の間に、家でぶらぶらしていた弟は、残された兄嫁と二人の娘と心を通わせるようになるが、帰還した兄は二人の仲を疑うのだった。

      この兄弟の確執は、サム・シェパード扮するベトナム帰りの父親が介在することにより「エデンの東」を思わせる展開になるが、ここでは戦場で精神をずたずたにされ、極度の人間不信に陥った兵士の悲劇に焦点を絞り、彼を優しく包む妻の"救済への過程"を、きめ細かく描くことによって、"人間性の回復"を目指していると思う。

      こういった戦争の悲劇や家族の崩壊は、繰り返し描かれるべき題材ではあるけれども、下手をするとテーマが先行して薄っぺらい悲劇になりかねない。

      その点、この映画での三人の演技のアンサンブルは、さすがに見応え十分だ。
      なかでも、体重を落として目をぎらぎらさせ、異様な雰囲気を醸し出すトビー・マグワイアの演技は実に素晴らしい。

      もちろん、このトビー・マグワイアに対して「受けの芝居」に徹したジェイク・ギレンホールもいい味を出していると思うし、ナタリー・ポートマンも、一段と演技の深みが増してきたと思う。
      >> 続きを読む

      2019/02/28 by dreamer

      「マイ・ブラザー」のレビュー

    • 4.0 泣ける 切ない

      せ、せ、戦争はんた~い!としか言えない映画です。

      戦争の悲惨さって、結局こういう風に物語で伝えるのが一番いいんでしょうね。映画とか、漫画とか、小説で。

      遠い戦場でつけられた深い深い傷が、家族をばらばらにしてしまうってことが描かれた映画です。もうそれしか言えない。

      途中、ナタリー・ポートマンが、「何があったのか話して」と夫に必死で問い続けるシーンがありましたが、実際、多くの戦争体験者が「戦争で見たことはずっと誰にも言えなかった」と、何十年もたった後でも辛そうに語るのが思い出されました。
      悲しみと傷が深すぎて、平和な世界から遠すぎて、言葉にできない。それは、理性で抑えているんじゃなくて、物理的に言葉にできないのだと思う。辛すぎて。

      というわけで、ナタリー・ポートマンが美しすぎて悲しすぎました。


      ただ・・・
      ジェイク・ギレンホールが出てくると、テイラー・スイフトの「♪ネバー、ネバー、ネバー、エバ~」がつい頭をよぎってしまう・・・(笑)
      いや、名曲だけに。
      ええ、私は2人とも好きだからつい、ね・・・。
      この映画にはまったく余計なゴシップですが。
      >> 続きを読む

      2018/01/05 by みけ猫

      「マイ・ブラザー」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      とあるひとつの家族を描く映画。

      夫サムが戦場に出向く前日に弟のトミーが出所される。
      口が悪くすぐにけんか沙汰だが、妻に託してサムは戦場へと。
      夫の訃報がもたらされるが、実はこれは誤報でしばらくしてサムは家に戻ってくる。
      しかしどこかサムは変わっていた。

      いわゆる帰還兵の異常さと、それが家族に与える影響。
      これを通して愛が試される。

      サムの話せない秘密。違和感を一番に感じ取るのは子供など、少しずつおかしくなっていく。

      ジム・シェリダンは家族の愛をよく描くのだが、意識しているのは911の報復後の米兵なのは間違いない。
      しかし最後が安易というか、これからというところで終了なのは何だか投げやりな印象になってしまった。

      知りたいのはそれからだったが惜しい出来。
      >> 続きを読む

      2017/02/07 by オーウェン

      「マイ・ブラザー」のレビュー

    • 3.0

      なるべくしてなるという筋書き。もう少深く描いて欲しかった。

      2015/12/09 by kaiteru

      「マイ・ブラザー」のレビュー

    • 4.0

      このところ気楽な作品を見ることがほとんどだったので、たまには重い作品も見て、バランスを取らねば…ぐらいの感覚で見に行きました。いや、決して深刻な状況におかれた登場人物たちの苦悩を高みの見物するつもりはないのですが…。

      噂通り重くて深刻なお話でした。ある夫婦と弟の物語。夫である兄は学生時代から優等生で、世間や親の期待に応えて、軍人として戦地におもむき、心を壊されて帰って来る。逆に、弟は落伍者故に、地元を離れることなく、両親や兄の妻子が必要とする時に、彼らの傍に居られた。皮肉なものですね。

      だいたいそんな感じで、筋書としては奇をてらった部分は無かったように思います。丁寧な演出と演技に支えられた作品であるように思います。

      兄の境遇は特殊事例ではありますが、この家族のような問題や軋轢を抱えることは、一般の家庭でも起こり得るのではないかと。そんな意味では、共感できる人も少なくないかも知れませんね。

      主要キャストがトビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマンと何気に豪華。内容も良いので、もう少し評判になっても良かった気もします。興味を持ってもらえたら、是非DVDででも見て欲しいです。
      >> 続きを読む

      2015/06/09 by ぴぐじい

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