こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

There Will be Blood
ジャンル: ドラマ
公開: 2008/04/26
製作国: アメリカ
配給: ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン

    ゼア・ウィル・ビー・ブラッド の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全7件
    • 4.0 ハラハラ

      石油はキリストの血...。

      アメリカンドリームの闇を描いてみせた映画だ!
      となると噴き出す石油も、油にまみれた姿も、全部 "血"に置き換えてみるととてつもなく気色の悪い映画に思えてくるだろう。
      PTA監督はある種のホラーだとも語っている。

      カリスマ牧師イーライとの確執は笑うところ(違)
      とくに「悪魔よ!出て行け!」と殴りつつイーライがダニエルに洗礼を受けさせるシーンは可笑しくて仕方なかったw

      憐れで滑稽な守銭奴物語、折しも原油高騰の昨今、「ぁあ、もったいナ~イ」なんて思いながら見るのもタイムリーだしw
      >> 続きを読む

      2018/08/02 by motti

      「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のレビュー

    • 5.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      このポール・トーマス・アンダーソン監督、ダニエル・デイ=ルイス主演の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」は傑作だ。

      この映画は石油成金の一代記。
      だが、石油を掘り当てるまでを一気に見せる冒頭の15分は、セリフなしに採掘の現場で押し通す。

      大儲けしてお屋敷に住むところは最後の数分。
      山場を脇に追いやって、その間だけに2時間を費やすのだから、まるで均衡を失している。

      石油が噴き出し、その場にいた子供が吹き飛ばされる。
      男は噴き上げる石油の方に行こうとするが、子供がしがみついて話さない。
      男の身体を引き戻す子供の手、その指が食い込んでくる感覚が、はっきりと我々観る者に伝わってくる。

      石油を手にして子供を捨てた人生の一瞬を捉えたら、あとは要らない。
      前と後を省いた、ポール・トーマス・アンダーソン監督の才気が凄まじい。

      監督主体の映画でありながら、キャラクターが活きている。
      スタンリー・キューブリックからコーエン兄弟まで、監督が優秀なほど役者の出番は少ないものだ。

      ところが、ポール・トーマス・アンダーソン監督は、キューブリックに見まがう精妙な映像と、沈黙と競い合うようなジョニー・グリーンウッドの音楽の中に、富を手にしながら人格が解体する男の肖像を刻み込んでいると思う。

      そして、主人公を演じるダニエル・デイ=ルイスは、映画でしかあり得ない名演だ。
      表情を動かさずに声色に頼り、岩の裂け目のように細い目を動かし、あるいは突然、身体を動かして血も流さずに暴力を伝えるというように、場面ごとに演技のポイントを絞り、観る者の関心を操つる、実に心憎い名演だ。

      ただ、傷はある。
      例えば、兄弟を名乗る登場人物は、放っておけば自分を語るはずのない主人公が、思いを打ち明ける相手として出てきたとしか思えない。

      宣教師役の俳優が力不足なので、「石油」と張り合う「宗教」の姿が希薄だ。
      最後の数分の異常な突出は、映画の生地を引き裂くような破調ぶり。

      だが、その結果はローズバッドのない「市民ケーン」、ハンフリー・ボガートに頼らない「黄金」、まさにアメリカの自画像だ。

      この監督と同時代に生きていることを感謝せずにはいられない。
      >> 続きを読む

      2018/04/30 by dreamer

      「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のレビュー

    • 4.0

      全体的なストーリー、トーンはとても好き。晩年の描写が蛇足か?

      2015/11/01 by kaiteru

      「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のレビュー

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
       一攫千金を狙った男が辿る成功の道と孤独になっていく様を描いた人間ドラマ。時は20世紀初頭、第二次産業革命によって石油の技術革新が進んだと同時に掘り当てて、売れば金になるという時代です。
       そんな中で油田を掘り当て、大金持ちになるというダニエル・デイ=ルイスの元にある青年(ポール・ダノ)が訪れたところから物語は動き出します。そこで、彼は信仰心の強い青年の弟(ポール・ダノ二役)と出会います。そして、彼は周辺の土地を買い、油田を掘り当てるべく作業に取り組みますが掘り出した途端、彼の息子に悲劇が襲いかかります。やがて、それがデイ=ルイスの孤独への悲劇と繋がっていきます・・・。
       ここで注目してほしいのは家族の崩壊です。ポール・ダノはデイ=ルイスが現れたことで、家長であり、強いはずの父親が魂を売り渡したと思い、暴言を吐き、罵ります。やがて、洗礼を広げるという名目で家を飛び出すことになるのです。
       一方のデイ=ルイスも息子が難聴と分かり、意思疎通がままならない内に息子をサンフランシスコの学校に追いやってしまいます。そのことで深い罪を犯したことを悟ったのか、すぐに彼は息子を自分の元に戻します。しかし、戻ってきてもも既に心は離れたままだということもまた悟ったのか富を得ると同時に深い孤独に陥り、アルコール漬けの生活を送ることになります。
       印象深いのは終盤のデイ=ルイスとポール・ダノの豪邸での二人の対話です。酒に溺れていたデイ=ルイスはポール・ダノの双子の兄と比較し、「お前は預言者ではない。ただの偽善者だ。」と激しい怒りを持って彼を罵ります。このときのデイ=ルイスの表情は凄まじく、本当にアルコール依存症になったのかと疑うほど顔は赤くなっていました。また、音楽が一切流れないのも不気味であり、恐ろしいことがあるに違いないという恐怖感もありました。
       エンディングのクレジットで「この映画はロバート・アルトマンに捧ぐ。」というテロップが流れていました。アルトマン作品を観たという方には感慨深いものがあり、必見かもしれません。
       
       
      >> 続きを読む

      2015/05/25 by w.s

      「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のレビュー

    • とても面白そうですね!観てみますI

      2015/05/25 by Lionel

    • とても引き込まれます。
      見てみようと思いました!

      2015/05/25 by 冷しカレー

    • 4.0

      感想川柳「石油王 何が彼を 駆り立てる」

      町山さんがオススメしてたので観てみました。(´・ω・`)

      とりあえず結構長いですね。(´・c_・`)とりわけ早く感じず、時間通りに思えました。

      主役のダニエル・デイ・ルイスが凄いと聞いてましたが、確かに凄い。( ´△`)出演作を選ぶとかジョージ・クルーニーが「ダニエルがいるからオスカーは無理だよ」言わしめただけある。彼の鬼気迫る演技しか印象に残らない。(;・ω・)

      神父役のポール・ダノも悪くないですけど、ダニエルのラストに見せたものは半端ないΣ(´□`;)

      ただちょっと長かった。( ´△`)
      >> 続きを読む

      2015/05/25 by Jinyuuto

      「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のレビュー

    • 長い...

      内容が薄くならないなら、
      長いものも見てみたいです。 >> 続きを読む

      2015/05/25 by ちょこぼ

    • 石油発掘に取り憑かれた男を見事に熱演されていましたね。この作品は回を重ねて観るほど面白さが伝わりました。 >> 続きを読む

      2015/05/25 by yulian

    もっとみる

    ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
    ゼアウィルビーブラッド

    映画 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画