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マッチポイント

Match Point
ジャンル: ミステリー・サスペンス
公開: 2006/08/19
製作国: イギリス
配給: アスミック・エース

    マッチポイント の映画レビュー (最新順)

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    全13件
    • 評価なし

      ウディ・アレンの作品には少なからず他の作家からの影響が窺えるものだが、それに従えば、本作における、貧しきアイルランド人青年がロンドンの上流階級に取り入って、人生の「勝ち組」を目指すというストーリーは、パトリシア・ハイスミスやセオドア・ドライサーの小説にヒントを得たと言うことになるだろうか

      しかしながら、その展開は、サスペンスとしては緊張感に乏しく、はたまた人間ドラマとしてはあまりにも底が浅く、全体としてどっちつかずの中途半端な仕上がりになったような印象を受ける

      大半の映画のなかで主にアッパークラスの人々を扱ってきたウディ・アレンの致命的に欠落している部分は、やはり庶民を描けないことではないかと私は思うのだが、それは「マッチポイント」でも如実に表れた

      主人公クリスは上流階級の人たちと波長を合わせるために、本当は読みたくもないであろうドストエフスキーの本に目を通し、聴きたくもないオペラに耳を傾けていると解釈されるが、ならばちょっとした息抜きの時間にはゴシップ紙を読んだり、ロックを聴いていたりしていてもおかしくはないわけで、逆にそういった描写がない分クリスの存在自体に全くリアルさを感じないのである

      スカーレット・ヨハンソン演じる女性もその登場シーンの雰囲気からすると、これはとんでもない悪女かと思いきやこちらも中途半端。ラストの幻も取ってつけたようで、そんなところでソフォクレスが何たらとかいう台詞を並べられても後の祭り。あまりにも冗長で120分観ているのが辛かった

      監督はこの映画で一体何を言いたかったのだろう。「人生は運まかせ」だとしたら、あまりにも観客を馬鹿にしている
      >> 続きを読む

      2021/05/30 by ALW

      「マッチポイント」のレビュー

    • アメリカ東海岸のインテリ階層を撮らせたら秀逸のアレンも、その「饒舌さ」に間もなく辟易してしまい、1980年代半ば以降、アレンの作品は観てないです。『カイロの紫のバラ』(1985年作)が最後です。映画が持つ「魔術性」がテーマですから、これは何とか行けたかな。 >> 続きを読む

      2021/06/01 by Kientopp55

    • コメントありがとうございます

      今年初めに、ウディ・アレンが初めて手掛けたシリアスな作品「インテリア」を再鑑賞したのですが、脚本・演出・撮影・俳優たちの演技、その全てにおいて、人間や家族を描いたドラマとして秀逸な出来だな、と改めて思いました。それと較べると、この「マッチポイント」のなんと薄っぺらいことか

      アレン自身が、自分の才能の枯渇をわかっていながら、まだ70~80年代のようなものを撮れると信じていることが、あの多作さに繋がっているのだろうかと、ついついそんな風な見方をしてしまいます
      >> 続きを読む

      2021/06/01 by ALW

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      うーむ、まんまとやられた!衝撃的な終わり方。
















      太陽がいっぱい みたいなんやと思ってたら、まさかの逆パターン!してやられた〜
      >> 続きを読む

      2021/03/01 by HAGANELLIC

      「マッチポイント」のレビュー

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ええええええ!うわぁ、まじかぁ、、、あ〜、そうかぁ、そうなるのかぁ、、、ってなる終わり方 >> 続きを読む

      2019/11/05 by 、、、

      「マッチポイント」のレビュー

    • 3.0

      随分前に観たきりだったけど、
      もう10年以上前の映画。
      その頃には感じなかった、名作の空気を感じた。

      2019/08/03 by momigi

      「マッチポイント」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ クール

      ハワイからの帰国前日、一日フリーな時間をもらえました。
      どこに行こうかと考えたんですが、ずっと雨が降っているので観光には向いてないし、海に入る気もしないので、映画を見に行くことにしました。

      ホテルの人に聞くと、アラモアナ・センターの近くにWard Centerというのがあって、そこに映画館があるとのこと。
      今地図を見てみるとWard 16 Theatersというのがあるので、私が行ったのはそこだったようです。

      ハワイのバスに乗って行きました。
      地元のバスは全線2ドルで、サングラスをかけたきりっとしたお姉さん(というかオバサン)が運転手をしていました。
      スペイン系らしい兄ちゃんたちが乗り込んできて、通路に立ってスペイン語でワーワーしゃべっていると、途中でバスを止めて、かれらにむかって仁王立ちして「おまえらうるさいから後ろに行け」(たぶんそういう意味の英語)と一喝したら、みんな後部座席に行ったのはおかしかった。

      映画館周辺はショピングモールになっていて、にぎやかでした。
      ハワイはどこに行っても日本の観光客がたくさんいるので、英語ができなくてもわりと安心。

      映画館は例のシネマ・コンプレックスというもので、福岡だったらヤフー・ドームの隣のユナイテッド・シネマ福岡とか、キャナルシティのAMCと同じつくりでした。というか、日本の方がそれをまねているんですよね。

      で、入り口でどれを観ようか迷いました。
      チケット売り場にはタイトルと時間しか書いてないし、最近映画を見に行ってないので新しい情報を知らない。
      日本語の字幕はないでしょうから(あたりまえだ)、なるべくわかりやすいのがいいなあ思って、Match Pointというのを選びました。
      おそらくテニスを扱ったスポーツ映画でしょうから、話はそんなに複雑ではないはず。観ていればストーリーはわかるだろうと思って。

      いま考えると、ブロークバック・マウンテンとかファイヤーウォールとかもやってました。
      ブロークバックマウンテンはいま評判のゲイのカウボーイを扱った映画。
      ファイヤーウォールは、ハリソン・フォード主演のコンピューター関係の映画。
      そっちも見ておけば良かったなあ。

      でもブロークバックマウンテンを見に行って(そのときは山登りの映画だと思いました)、まわりがゴツい黒人系の人たちばかりだったら怖かっただろうなあ。実際の客はどうだったかしらないけど。

      そのほかにも、デートムービーというのがあって、これは映画のタイトルではなく、そういう種類の映画を集めたものみたいだったけど、これもちょっと覗いてみたかったな。

      Match Pointの横にはRという印が書いてありました。
      リバイバルの意味のRなのかな。昔見た映画なら、英語がわからなくても退屈しないだろうと思ったんだけど、これは違いますね。映画の内容からすると、たぶんR指定のRです。日本と同じですね。

      チケットは8ドルちょっと。1000円ぐらいです。安い。
      高齢者割引があって、6ドルちょっと。
      それに、兵隊さんの割引がありました。高齢者割引と同じ値段。
      こういう優遇措置があるとはさすがアメリカ。
      よく戦争やってますからね。

      Match Pointを上映している映画館には、高齢の女性が3人しかいませんでした。
      RはやっぱりリバイバルのRなんだろうなあと勘違いしながら待っていると、お爺さんが一人と、若いカップルが一組入ってきました。
      私もいれて全部で7名。
      少ないなあ。(笑)
      再映中心の映画館だから仕方ないのか。

      映画のタイトルに、ウディ・アレンという名前が出て来て、勘違いに気がつきました。
      ウディ・アレンといえば都会風の気の利いた映画を撮る監督。
      これまで、「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 」しか見たことはありませんが、そういうイメージの監督です。
      (ちなみに、「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」という映画は、はとても面白い映画です。見てない方はビデオでぜひどうぞ。なかでも「ミクロの精子圏」は傑作)
      そういう監督が、ストレートなスポーツ映画を撮るわけがない。これはマズイ。

      映画のオープニングで、テニスコートのネットの上をボールが行き来して、そのうちネットにはじかれて真上に上がり、「マッチ・ポイントで、このボールがどちら側に落ちるかでその人の運命が決まる。」みたいなことを言っています。(たぶん)
      映画の終わりがこのオープニングとピタッと符合するところがなかなか見事なんですが、物語はまず主人公クリスがテニスのコーチとして、ロンドンの富豪の息子トムのコーチになるところからはじまります。

      その妹クロエとも知り合い、富豪の父親にも気に入られ、彼の会社の重要な仕事を任されるようになり、やがて結婚して家族の一員になるという、主人公のサクセス・ストーリーとして物語は進みます。
      ですから全然テニスの映画ではありませんでした(笑)。

      富豪の息子トムの恋人として登場したノラに対し、主人公は初対面のときから関心を抱きます。
      トムに棄てられてロンドンから姿を消した彼女とふとしたきっかけで再会し、彼の方から積極的にアプローチして、ついにわがものとします。(このあたり私は寝てました)

      貞淑で賢く優しい妻クロエと、美しくセクシーで奔放なノラ。
      その二人のあいだを行き来しながら、仕事もますますうまくいって、主人公は一見順風満帆に見えます。
      しかしそういつまでもうまくはいきません。
      ノラとの関係がだんだん泥沼化していきます…

      主人公クリスを演じるジョナサン・リス=マイヤーズは、この役柄にぴったりの俳優です。
      彼のどこか暗い風貌は、育ちの良い優しい娘と結婚し、経済的にも恵まれ、裕福な彼女の家族からも信頼されるという一見何不自由なく見える環境にいるにもかかわらず、根本的なところでの焦燥感、自分の人生には重要な何か欠落していると感じて、無自覚ながらいつもそれを追い求めている人物、それへの欲求にいつも駆られている人物を思わせます。それが目に見える形となってあらわれたのが、(ある意味手近な)ノラへの欲求だったように思えます。その欠落感と渇望感は、根本的なモラルの欠如とどこかでつながっており、時と場合によっては致命的な結末を引き起こす知れない。最後のシーン(階段のシーン)では、彼の暗さがいっそう際立っています。それはこの主人公の倫理的な暗さといってもいいかもしれません。

      ノラを演じたのはスカーレット・ヨハンセン。
      美人です。
      ブロンドの美人。
      なんかあまり感想が出てこないぐらい美人。
      こういう主人公の近くにセットする爆弾としてはピッタリです。吹っ飛ばされるとわかってても手を出してしまう。

      クリスの妻クロエを演じたのはエミリー・モ-ティマー。
      貞淑で賢く優しい妻。
      上品に育てられ、絵に描いたような良妻賢母なんでしょうが、どこかひ弱で鈍感さも感じられます。彼女と結婚したらきっとこの主人公は退屈するだろうな、大変だなあ、でも誠実で可憐な彼女を裏切って不倫に走るとはこの男はとんでもない奴だと思わせるまでところまで役柄にぴったりです。
      ただ、彼女に対する監督の視線はシニカルですね。スカーレット・ヨハンセンに較べると胸のとこらあたりがイマイチなので、それが原因かも…。

      音楽はオペラの曲がたくさん出てきて、もしかすると、オペラのストーリーと映画の進行に関係があるのかもしれませんが、その方面に詳しくないのでわかりませんでした。

      この映画は各種の賞にもノミネートされ、アメリカでもヒットしているそうです。
      たしかに見応え十分。
      舞台がロンドンなのでイギリス英語なんですが、なじみがないのでさらに聞き取れず、ウトウトしたところもあったんですが、途中から引き込まれて目が離せなくなりました。
      ただ主人公が鏡の前で犠牲者と対話する場面、どう弁解したのかきちんとわからなかったのが残念。

      レジェンド・オブ・ゾロ、コープス・ブライド、それにこの映画、いずれも字幕なしだったので、そういう重要なセリフを漏らしたところはあったんですが、それでもストーリーだけなら結構分かるものなんですね。
      というより、そういう映画でなければ、つまり映像だけでも観客に物語を分からせるようなものでなければ、映画としてだめなのかもしれません。
      これは新しい発見でした。
      >> 続きを読む

      2018/12/25 by Raven

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