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大統領の陰謀

All the President's Men
ジャンル: 外国映画 , ミステリー・サスペンス , ドラマ
公開: 1976/08/07
製作国: アメリカ
配給: ワーナー・ブラザース映画

    大統領の陰謀 の映画レビュー (最新順)

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    全7件
    • 3.0 ハラハラ クール

      ウォーターゲートをすっぱ抜いた2人の記者の物語、ということ以外は知らずに見ました。
      地味だし、最初の方は話の焦点がちょっと分かりづらい映画なので、さぞかし評価は低いだろうと思いきや、各賞に輝いているし、このサイトの評価もすごく高いのですね。正直驚いた。

      いや、私もおもしろいと思った。というか、ラストにビックリした。
      なるほど、いったん負けをとった時点で物語は終わるのか!すごい!と思った。
      というのも、ラストのあの瞬間は「新聞社」としての踏ん張りどころだよね。
      裏付けをきちんと取って出したんだから、あそこで確実な証拠がない限りは簡単に引き下がったり誰かを懲戒したりしないのね。
      かくいう私はあの瞬間、「えーっ、この2人クビ?」って(事件の顛末は分かっているくせに)心配になったので、記者には向いてないんだろう。(笑)

      あの編集長ってか編集主幹?のブラッドリーが非常に興味深い人物でした。劇中で彼が語るフーヴァーの終身長官任命にまつわるエピソードもおもしろかった。部下に対する「信頼」と「指導」のバランスが絶妙な人として描かれている。ステキ過ぎる。

      もう一つおもしろいと思ったのは、主人公2人の「ウラの取り方」。
      いろんなやり方で、なかなか口を割ろうとしない人たちに切り込んでいく。おもしろーーーい。
      好きだなぁ、こういうの。

      昨今は、インターネットの登場のおかげで、新聞社は青色吐息で、こんな風に一つの小さな手掛かりに時間と人を割くって難しいだろうなぁ、としみじみ思う。
      それでも、新聞の連載コラム記事なんかを読んでいると(うちは諸事情により日経取ってますが)、今でも「えー、これってどうやって取材したんだろう、すごいな」って思うときが私はわりとあります。
      すっぱ貫くって感じではないけど、骨のある記者たちは今も奮闘してるんだよなぁ、と思う。記者魂は、世代交代されながら、表現の形は変わっても、きっとずっと続いていくんじゃないかなぁ。
      だって、真実と正義への欲求って、人間に自然に備わっているものの一つだと思うんだよね。

      でも、まさか映画の2人のようなやり方でウラ取ってないよねえ?
      取ってんのかな?
      そのへん、記者さんたちに聞いてみたいなぁなんて思ったりもしました。
      >> 続きを読む

      2018/01/01 by みけ猫

      「大統領の陰謀」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ クール

      1976年/アメリカ映画
      DVD鑑賞

      2017/11/11 by Chappy

      「大統領の陰謀」のレビュー

    • 5.0 ハラハラ クール

      ※再々?鑑賞

      第49回アカデミー賞 助演男優賞・脚色賞・録音賞・美術賞 4部門受賞。

      史実にハラハラ・ドキドキ・・・後半は恐怖感(ホラー映画より怖い)・・・のめり込む!
      新聞社への圧力もみ消しもなく、記者が無事だったのは、時代が良かった(ベトナム戦争終結間際)からか?
      国のトップから国政機関全部が敵である。



      第49回アカデミー賞 作品賞は取れなかった?・・・受賞『ロッキー』、他ノミネート『タクシードライバー』・・・秀作揃いの年か・・・!
      >> 続きを読む

      2016/03/21 by 89bub

      「大統領の陰謀」のレビュー

    • 5.0 ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "ウォーターゲート事件の真相を追及する二人の政治記者を描く政治サスペンス映画の映画史に残る傑作"

      映画「大統領の陰謀」は現役のニクソン大統領を1974年9月9日の辞任にまで追い込んだ、ウォーターゲート事件をたった二人で摘発したワシントン・ポスト紙のうだつのあがらない、若い無名の記者の活躍を忠実に再現した、ドラマティックでスリリングなドキュメントタッチの映画史に残る傑作です。

      1970年代の前半において、「追憶」、「華麗なるギャツビー」で世紀の二枚目俳優として甘い魅力を見せていたロバート・レッドフォードが、この映画のプロデュースに情熱を傾け、映画化に執念を燃やしました。

      彼は映画化に執念を燃やした理由として「この事件が報道されだした頃の一般の新聞記者が、この事件を政治の世界にはざらにあるビジネスだと考えており、真相は決して明らかにならないだろうと確信していた事が、どうにも我慢ならなかった。----どうして彼ら二人は、他の誰もやっていない事をやったのか? なぜ華々しい名を持つ有名な政治記者は、それをやらなかったのだろうか? どうしてこの二人の無名の記者は、国の権力者を失脚させるような事をやれたのか? それは恐らく世界中の他のどの国でも出来ない事であった。アメリカほど開放的な社会を誇れる国はない。私はそれを映画にしてみたかったのだ」とその製作意図を語っており、自分の独立プロダクションにより、この映画化を実現しました。

      事件の発端は1972年6月17日の未明に、首都ワシントンのウォーターゲート・ビルにある民主党全国委員会本部に5人の男が侵入し、パトロール中の警備員に発見されます。

      単なる不法侵入であるかのように見えたこの事件に不審の念を感じたのが、ワシントン・ポスト紙に入社して9カ月になったばかりの新米記者のボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)でした。その日の午後の保釈裁判で、既に手回しよく政府筋らしい顧問弁護士が付けられていた事と、侵入者の一人がCIAのかつての職員である事が判った事から、彼はこの事件の背後には何か裏があるのではないかと記者としての直観で感じました。

      ボブ・ウッドワード記者に協力するのは、入社6年目で記者としてまさに脂の乗り切ったカール・バーンスタイン記者(ダスティン・ホフマン)で、実際に新聞記者であったダスティン・ホフマンの兄が、彼に映画への参加を強力に勧めたという話も残っています。

      ワシントン・ポストの編集会議で、政治部長はベテランの政治記者に担当させたいと主張しますが、ベン・ブラッドリー編集主幹(ジェィソン・ロバーズ)は政治家にべったりと密着した政治記者では却ってウヤムヤになってしまう事を懸念し、政治には全くの素人同然の、この一見冴えない二人の記者に担当させる事にしました。この二人が所属する首都部は、ポスト紙の中でも陽の当たらない部署で、そのため、この二人は他の部署が軽視する不法侵入事件の取材に意欲的に挑んでいきましたが、それは自分達の社内での立場を変えられるチャンスだと考えたからだと思います。

      二人は新聞記者の基本である、"電話と足で実に丹念に粘り強く、事件の関係者への聞き込みと資料の裏付けを取る"べく奔走します。映画はボブ・ウッドワード記者が疑念を抱いた事件にカール・バーンスタイン記者の協力のもと、事件に食い付いていかないと首にもなりかねないところから始まって、次第に事件の核心に近づき、鉱脈を探り当てていく地道な行動を丹念に描いていきます。

      その彼らの取材の一つ一つをローゼンフェルド首都圏部長(ジャック・ウォーデン)とサイモンズ編集局長(マーティン・バルサム)、ブラッドリー編集主幹とが意地悪なくらい幾重にもチェックしていきます。

      その中でブラッドリー編集主幹は、かなり強引な取材を続ける彼らを全面的に支援し、いろんな各方面からの圧力から守り、叱咤激励をして事件の解明へと導いていきます。このブラッドリー編集主幹を演じるジェーソン・ロバーズの圧倒的な演技が本当に素晴らしく、この演技で1976年度の各映画賞の助演男優賞を総なめにしたのもわかる気がします。

      この取材と編集の綿密な進め方は、実際の新聞社の編集局にも見える大きなセットと併せて、アメリカでの新聞製作の内情を知る上でも非常に興味深く、事件の対象が司法長官を含む政府の首脳であり、もし間違った場合の事を考えますと、まさに社運を賭けた取材であったと言えます。

      映画が描く合理的で地に足のついた地道な真相追及の過程は、正統的なアメリカン・ジャーナリズムの本領を示していて、アメリカという国のある意味での素晴らしさを痛感させてくれます。

      それと共にこの映画は政治がテーマですが、ミステリーの謎解きをするようなワクワクするような面白さに満ちていて、このように硬派の素材をエンターテインメントとして見せてくれるアメリカ映画の素晴らしさを感じるのと共に、昨今の日本映画の脆弱さを感じてなりません。

      そして映画の中で事件の解明の重要な鍵を握る情報提供者の「ディープスロート」ですが、原作では行政府の人間としか表現されず長年、謎の人物となっていましたが、2005年に当時のFBI副長官であったマーク・フェルトが自ら名乗り出て、彼である事が明らかになりましたが、映画では謎の人物として、顔もはっきりとは見せず、不気味な人間として描いています。この「ディープスロート」は二人の記者に対して、具体的な情報は漏らさず、調査の方向性のみを示唆し、事件解明の道筋を与えていきます。

      マーク・フェルトが「ディープスロート」であったという正体が明かされた後、この世紀の政治スキャンダルであったウォーターゲート事件は、ニクソン大統領を辞任に追い込むためのFBIの一種の政治クーデターだったのではないかという見方が生まれましたが、ではなぜ、ニクソン大統領を失脚させねばならなかったのかというと、この「ディープスロート」、つまりマーク・フェルトの情報提供の理由は正式には明かされませんでしたが"ニクソン大統領が1972年のジョン・エドガー・フーバーFBI長官の死後、彼を次期長官へ指名しなかった"こと等への反発があったのではないかというのが定説になっています。

      映画のラストシーンで得意満面のニクソン大統領を映すTVの場面と、タイプライターを黙々と打ち続ける二人の記者を同じ画面に入れて、ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタイン共著の原作の内容を途中で切り上げながら、ニクソン政権の崩壊のプロセスをタイプライターで綴る淡々とした結末は、アラン・J・パクラ監督の憎らしいほどの演出のうまさが光ます。

      尚、この映画の原題である"All the President's Men"というのは、この事件の犯人の正体を示す意味の他に、有名なマザー・グースの詩の中の"オール・ザ・キングズ・メン"をもじった「王様の家来達が右往左往したが、結局それも無駄骨だった」という寓意も含まれているのです。

      この映画は「パララックス・ビュー」、「ペリカン文書」等の政治サスペンス映画を得意とするアラン・J・パクラ監督、「明日に向って撃て!」、「マラソンマン」等の名シナリオ・ライターのウィリアム・ゴールドマンが脚色、「ゴッドファーザー」、「アニー・ホール」等のゴードン・ウィリスが撮影、「さらば愛しき女よ」、「ノーマ・レイ」のデヴィッド・シャイアが音楽を担当と、映画ファンであれば泣いて喜ぶほどの一流のスタッフが集結しています。

      そしてこの映画は公開されるや各方面から絶賛され、1976年度のアカデミー賞の最優秀助演男優賞(ジェーソン・ロバーズ)、最優秀脚色賞、最優秀美術監督・装置賞、最優秀音響賞、ニューヨーク映画批評家協会の最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀助演男優賞、全米批評家協会の最優秀作品賞、最優秀助演男優賞をそれぞれ受賞しています。
      >> 続きを読む

      2016/02/09 by dreamer

      「大統領の陰謀」のレビュー

    • 4.0

      まず見る前に、ウォーターゲート事件についてある程度知識を入れておかないと、ちんぷんかんぷんになる恐れあり。
      何しろ当時の事件に関わった人間全てを、実名を使っているのだから驚く。

      ロバート・レッド・フォードとダスティン・ホフマンのコンビがやはり抜群に合っていて、後半になるほど引き込まれる出来。
      皆事件の影響を恐れ口を開こうとしない。
      その中で新聞記者は情報を得ようとひたすら走る。

      告発者が命を狙われるという描写や、2人にも身の危険が襲い掛かるという事だが、これは社会派サスペンス。
      派手なアクションなど一切ない。
      だがこの淡々とした進み方は逆に真実味を引き立たせる。

      編集長役のジェイソン・ロバーズやハル・ホルブルックなど重厚感あふれるキャストが頼もしい一品。
      >> 続きを読む

      2015/05/11 by オーウェン

      「大統領の陰謀」のレビュー

    • 年代的に見た後に死にたくなる映画なんでしょうね。
      心構えして見てみようと思います。

      2015/05/11 by npl

    • 教養が深まりそうな映画だと思いました。是非観てみたいです。

      2015/05/11 by super

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    大統領の陰謀
    ダイトウリョウノインボウ

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