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ギャング・オブ・ニューヨーク

Gangs of New York
ジャンル: ドラマ , アクション
公開: 2002/12/21
製作国: アメリカ , イギリス , イタリア , オランダ , ドイツ
配給: 松竹=日本ヘラルド映画(松竹=日本ヘラルド映画=日本テレビ=博報堂=カルチュア・パブリッシャーズ 提供)

    ギャング・オブ・ニューヨーク の映画レビュー (最新順)

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    全8件
    • 4.0 ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "アメリカの原型を描き出そうという、マーティン・スコセッシ監督の野心作 「ギャング・オブ・ニューヨーク」"

      人種や宗教がせめぎ合う一方、共存の道も模索する移民の大国・アメリカ合衆国。

      マーティン・スコセッシ監督の壮大なスケールの史劇「ギャング・オブ・ニューヨーク」は、"アメリカの原型"を描き出そうという意欲的な力作だ。

      アメリカという国の強さの源泉でもあり、混沌のもとでもある多様性であるとか、厳然として存在する社会階層であるとか、自分の身を守るために武装して闘う権利に対するメンタリティとか、およそ、今あるアメリカという国にある原型のようなもの、世界の他の場所ではあり得ない、アメリカという国の個性が、文明とは名ばかりのような混乱の中から確かに息づいてくる様を、ニューヨークという街に焦点を当てて描き出そうという野心作なのだ。

      舞台は19世紀半ばのニューヨークのスラム街。先に移住して来たグループと対立する、大飢饉を逃れて来たアイルランド移民たち。

      抗争でリーダーだった父親が殺されて16年後、息子のアムステルダム(レオナルド・ディカプリオ)は、敵対するグループに潜り込む。街を仕切る父の敵、ビル(ダニエル・デイ=ルイス)に復讐するのが目的だ。

      やがて狙い通り、ビルの信頼を得るアムステルダム。だが、ビルが亡き父を崇拝していることが分かり、アムステルダムは複雑な思いを抱く。更に愛するジェニー(キャメロン・ディアス)が、ビルの愛人だったことを知って嫉妬にかられてしまうのだ-----。

      映画はこの男女三人の復讐と愛の物語だけに終わらず、背後に黒人奴隷解放を掲げた"南北戦争の影"を描き込む。気高い理想とは裏腹に、政治が貧しい移民ばかりを戦場に送り込んだことから、スラム街の怒りが爆発する。

      そして、この"愛憎劇と歴史のひずみ"が一つになって、壮絶なクライマックスへと突き進んでいく。

      主演のレオナルド・ディカプリオは、名匠マーティン・スコセッシ監督と組んで、役者としての野心を燃やし、この作品に果敢に挑んだ熱意は立派なものだと思うが、さすがにこの作品では背伸びし過ぎたのではないかと思う。

      決して演技が下手なわけではないのだが、当時のディカプリオでは、こういう壮大なドラマを支えるだけの技量と度量が、まだ備わっていなかったと思うのだ。

      それに対して、当時、役者をやることでは人生が満たされないとして、休業宣言し、スイスで靴職人の修行の道に入っていたダニエル・デイ=ルイスを、マーティン・スコセッシ監督が再び役者として映画の世界に復帰させ、スコセッシ監督の熱い期待に応えるかのように、この作品でのダニエル・デイ=ルイスは、映画が描こうとしたものに一人で対峙するかのような圧倒的な迫力と渾身の演技による大芝居を見せ、ディカプリオとの格の違いをまざまざと見せつけたと思う。

      この映画の中で、豪華なセットや衣装、混沌とした時代に負けていないのは、彼一人だけだと思う。

      この映画が公開された前年に、9.11同時多発テロが発生し、その後の情勢を受けて内容を再検討し、公開を一年延期したという、いわくつきの作品で、民族・宗教間の"不寛容や暴力"という現代世界の問題を想起させる、意欲作だと言えると思う。

      物語が混沌としているのは、アメリカ社会のエッセンスをそのまま映したからなのかも知れない。ただ、惜しむらくは、人間ドラマと時代背景の、二つの軸がもう少し溶け合えば、2時間48分という長さも、そう長く感じさせなかったに違いない。
      >> 続きを読む

      2017/04/23 by dreamer

      「ギャング・オブ・ニューヨーク」のレビュー

    • 5.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ダニエルデイルイスのボス感が最高! これ以上ないくらい良い味! 父の仇であり、父のような存在でもあるビルとアムステルダムの関係が切ない。マーティンスコセッシ大好きです。 >> 続きを読む

      2017/04/23 by crr

      「ギャング・オブ・ニューヨーク」のレビュー

    • 4.0

      2時間47分と長いので少々疲れる。だれると言うほどではないし飽きる訳でもないのだが、まだある~(時間がまだ30分以上残ってる)と途中で思ってしまう。

      レオとダニエル・デイ・ルイスという凄い組み合わせでものすごく濃い演技を見せてくれて濃い空気を醸し出しているのに、なぜキャメロン・ディアス? 名前が知れててそれなりに人気があってキレイだから? キャメロンの所だけ浅くて軽い空気が流れてて違和感。

      ダニエル・デイ・ルイスがまた残虐で冷酷で狂気で観てて恐ろしくなるほど。
      この人はToo Good To Be Realという俳優だなと観ながら思った。

      大作ではあるのだけど、他のマーティン・スコゼッシ+レオの映画(The Departed、The Aviator、Shutter Island)の方が全然いい。(Wolf of Wall Streetは私的にはあまり好きではない。)
      >> 続きを読む

      2016/05/17 by MKau

      「ギャング・オブ・ニューヨーク」のレビュー

    • 5.0 クール

      時代背景も音楽も良い。ダニエル・デイ・ルイスがよい。

      2015/10/17 by kaiteru

      「ギャング・オブ・ニューヨーク」のレビュー

    • 3.0

      退屈ではないけど、長い。

      2015/09/11 by KSM

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