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カンバセーション 盗聴

The Conversation
ジャンル: ミステリー・サスペンス , ドラマ , アクション
公開: 1974/11/26
製作国: アメリカ
配給: パラマウント映画=CIC

    カンバセーション 盗聴 の映画レビュー (最新順)

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    全5件
    • 3.0 ハラハラ

      もはや時代を感じるような映画でした。
      盗聴業界の展示会、見本市がまだおこなわれているのか心配。

      カンヌ映画祭グランプリに輝いたコッポラの意欲作だが、万人に愛された「ゴッドファーザー」などの作風と違う作品。
      物語は、プロの盗聴屋が次々と他人のプライバシーを侵し、盗聴を繰り返す作業を克明に描いていくが、やがて“自分も盗聴されている”という脅迫観念に陥った主人公が、孤独と狂気の日々に没入していくという、
      特化した分野で繰り広げられるいわれのない孤独な恐怖、大都会に住む現代人の不安感を象徴的に描いた作品。
      この関連とも言うべきキャスティング、ジーン・ハックマンは98年のエネミー・オブ・アメリカにも出演している。


      (~allcinema)
      サンフランシスコ。広場を散歩している一組の若いカップルを注視する一見ごく平凡な中年男ハリーは、プロの盗聴屋。
      彼は依頼を受け、カップルの会話をテープに録音していた。長年の経験から“好奇心”を捨て、淡々と仕事をこなすハリー。
      彼はまた、自身のプライベートを決して明かすことはなかった。
      だが翌日、ハリーは依頼主への疑念から自らのポリシーを破り、録音テープを再生。
      すると、殺人事件をほのめかす声が記録されていた…。
      >> 続きを読む

      2018/08/25 by motti

      「カンバセーション 盗聴」のレビュー

    • 3.0

      テレビ放映にて再視聴。こういう名作をもっとテレビ放映してほしい!公園の盗聴テープが何度も繰り返されるところに引き込まれます。ラストは切なすぎる…

      2017/02/20 by Chihoish

      「カンバセーション 盗聴」のレビュー

    • 名作の予感・・・こんどレンタルでチェックしてみます!

      2017/02/21 by メッシイ

    • 4.0 ハラハラ

      プロの盗聴屋が陥った罠と、後の強迫観念に駆られる孤独を描くコッポラ作品。

      盗聴とは言ってもそこに派手さはなく、はっきり言って地味以外の何物でもない。
      だがそこに焦点を当て、偶然撮れたメッセージに興味を持ってしまったが故に事件に巻き込まれていく。

      ジーン・ハックマンがとても役に合っており、孤独を体現している時代性もこの男は備えている。
      だからこそ後のサクソフォンにつながっていく。

      ロバート・デュバルやハリソン・フォードなども映画を盛り上げる。
      ラストの虚無感も非常に好きな構成だった。
      >> 続きを読む

      2016/12/18 by オーウェン

      「カンバセーション 盗聴」のレビュー

    • 5.0 ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "現代人の孤独な魂の人間像を先鋭的な感性で描ききったフランシス・フォード・コッポラ監督の映画史に残る秀作"

      この映画「カンバセーション 盗聴」は、フランシス・フォード・コッポラ監督がウィリアム・フリードキン監督、ピーター・ボグダノヴイッチ監督と共同で設立したデイレクターズ・カンパニーのその記念すべき第1作目の作品で、映画監督として最盛期にあったコッポラ監督の先鋭的な感性が生み出した"孤独な魂の人間像"を堪能出来る、映画史に残る秀作だと思います。

      コッポラ監督自身が脚本も書き、撮影を「カッコーの巣の上で」「JAWS/ジョーズ」の名カメラマンのビル・バトラー、音楽を「大統領の陰謀」「ノーマ・レイ」のジャズ感覚のスコアを得意とするデヴィッド・シャイアというように一流のメンバーが結集していて、それだけで優れた映画になるのではないかという予感を抱かせてくれます。

      この映画の製作当時は、ニクソン大統領によるウォーターゲート事件の直後だったので、"盗聴"を題材にしたこの映画は、その意味で話題になったそうですが、政治的な陰謀とは全く関係なく、"プライヴァシー"の問題がこの映画のテーマになっています。

      プロの盗聴屋そのものが盗聴されているかもしれないという、"現代の恐怖"を描いていて、"神"の問題すら提示されていて、形而上的な深みと重さをその底には持っていると思いますが、映画はもっと俗っぽい面白さをたたえて展開していきます。

      広場の人混みの中で盗聴する事、そのテープを繰り返し聞いているうちに、"殺人"が浮かび上がって来る事----つまりミステリー映画としての面白さがあるのです。

      このあたりのモティーフは、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の1966年の「欲望」に影響を受けているのは有名な話です。「欲望」の主人公のカメラマンが偶然撮ったカップルの写真に死体が微かに写っているのが見えた事から、現実と虚構の狭間をさまよい、自己を喪失していくという映画でした。

      この映画は、"盗聴"とか"尾行"といった事をモティーフとして、盗聴されている被害者より、むしろ盗聴する側の人間の心理、生き方というものを鮮烈に描いています。いわば、コッポラ監督は、"現代の恐怖映画"というものを意図的に狙って撮っているのだと思います。

      "盗聴"を職業とする人間の、何か陰湿でじめじめとした陰気で暗い世界や、彼ら盗聴屋の倫理観、自尊心、女性関係などをシビアに描き、最終的には人道にかなった結末が用意されていて、締めくくられる----。

      このようなセンセーショナルな題材を映画化したコッポラ監督の、時代を先取りした、時代に対する鋭敏さが、当時のアメリカン・ニューシネマを世界のトップに押し上げた牽引役ともなったのだと思います。

      映画は主人役の盗聴屋ハリー(ジーン・ハックマン)が、密かに収録した男女の平凡な会話を聞いているうちに、その中に殺人の匂いをかぎとります。彼はこの録音したテープを彼に依頼した会社の人間に渡し、謝礼を受け取ります。

      そしてそのテープの内容に興味を持ったハリーは独自の調査を開始します。テープの中の女はどうやら依頼人の妻であったらしい。妻の浮気と、それに絡んだ殺人が----。すると調査を始めたハリーが、今度は逆に人に尾行される立場になってしまう----。そして彼の話す言葉がさりげなく盗み取られる人になるという戦慄すべき展開になっていきます。

      やがてハリーは殺人の起こりそうな現場に赴くと、そこで意外な事件が次々と発生し、思いもよらない結末が待ち受ける事になります。

      コッポラ監督の鋭い視線は、ハリーの内面へと深く入っていきます。孤独で、禁欲的で、ある意味、完全主義者で恋人や相棒にすら心を許さない男ハリー----。

      こうした人間像は、コッポラ監督が「ゴッドファーザー」でアル・パチーノが演じたマイケルや「地獄の黙示録」でマーティン・シーンが演じたウィラードなどに見られるようにコッポラ監督が好んで描く人間像で、"現代的な病"を体現する人物像になっていると思います。

      このハりーはまた、過去のトラウマから罪の意識にさいなまれていて、そんな彼の唯一の心の拠りどころになるのは、家で吹くサックスと教会の懺悔室だけという、"心に深い闇を抱えた人間"としても描かれています。そして心の拠りどころであるサックスを吹くという事が鮮烈なラストシーンの重要な伏線になっています。

      映画のラストで自分の部屋に盗聴器が仕掛けられているのではないかと、ハリーは疑心暗鬼に駆られ、次々と家具を壊し、壁と床を剥いでいきます。しかし、何故かサックスだけには手をつけませんでした----。

      それでも盗聴器は見つからず、丸裸の室内で茫然と座っているハリーの孤独な姿は、現代の孤独で病める人間の象徴として暗示的に描かれていて、まさにブラック・ユーモアの世界を見事に表現していました。

      なお、この映画は1974年度のカンヌ国際映画祭で最高賞のグランプリを受賞し、同年の英国アカデミー賞で最優秀編集賞と最優秀音響賞を受賞し、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でジーン・ハックマンが最優秀主演男優賞を受賞しています。
      >> 続きを読む

      2016/04/10 by dreamer

      「カンバセーション 盗聴」のレビュー

    • 5.0

      ゴッドファーザー三部作を神話として除くことを許せば、
      間違いなくコッポラの最高傑作

      盗聴のスペシャリストが仕事のタブーをおかしてしまったことから、
      反対に自分が盗聴されているという思いに支配されていく

      他人は信用できずとも実態の伴わない信仰心をもつ主人公は現代人の孤独を体現する

      そして、盗聴されているという思いが狂気として確信にかわったとき、ついには狂気は静かな絶望にいたる


      ともかく主人公が静かにだんだんと狂気に落ちていく姿の描き方が素晴らしい
      他人に向けていた鋭い刃が、気がつけば自分の脇腹に深く突き刺さっていたような恐怖


      強くエネルギッシュな役が多いジーンハックマンが神経質な大男を演じる、八方塞がりの絶望にうちひしがれるラストシーンも印象的
      >> 続きを読む

      2014/10/07 by asap

      「カンバセーション 盗聴」のレビュー

    • > ゴッドファーザー三部作を神話として除くことを許せば、

      中途半端なことに1~2までで3はまだ観られていません。
      コレ観ちゃうと終わっちゃうんだよな...と思うと(笑)
      >> 続きを読む

      2014/10/08 by ice

    カンバセーション 盗聴
    カンバセーショントウチョウ

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