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白痴

ジャンル: ドラマ
公開: 1951/05/23
監督:
製作国: 日本
配給: 松竹

    白痴 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 3.0 切ない ハラハラ

      とてもお粗末。なぜなら、もともと4時間の作品を2時間ちょっとに勝手に切り張りされたから。
      そこでカット切るんか~いの連発。途中で何度も見るのをやめようと思った。
      しかし、とにかく役者の意気込みがすごくて、「あ、うん」って感じで説得され最後まで見てしまった。
      珍しく、原節子や東山千栄子が嫌な女役で出演してる。そしてこの原節子がとにかくすごい。
      ライバルの女を睨み付ける原の表情はホラー映画のようである。
      編集が入ったせいで物語としても破たんしているが、役者の演技もおよそやりすぎで、まったく感情移入できない。
      黒沢監督が珍しく客観的になれてないし、そのブレぶりが半端ない。
      しかし、だからこそなんか迫力があってすごい。
      炎や雪をつかった演出や、雪まつりの情景は、白黒映画ながらとても幻想的で
      忘れることができない独特の世界観を作り出している。
      二度と見ないが原節子と三船敏郎がもっと好きになった。森雅之は。。。白痴の演技、うまいのか?
      >> 続きを読む

      2016/11/01 by 130

      「白痴」のレビュー

    • 4.0 切ない

      ドストエフスキーの「白痴」を読んでいますが、登場人物が多くて途中で(ネットで手に入れた人物相関図を見ながら)「誰だっけ??」と、なかなか進みません。話は面白いのですが超~長編。今月中には読み終えたいと思ってますが・・・(まだ半分)。

      天下の黒澤監督がこの話を映画化しているというので、まずはDVDでざっくりと見ておくことにしました。

      166分!? 長っ、と思ったらこれは完成時265分あったものを制作会社に無理矢理カットさせられたそうな。だからか、長いテロップやナレーションでの説明が入っている(惜しいな~)。

      戦犯として処刑される寸前までいった亀田は、精神に異常を来してんかん性痴呆になり、自らを白痴という。しかし、善良で純粋、まったく邪気が無く、人を憎むことが無く正直で無垢で親切できれいな心をもっている(死を目の前にして生まれ変わったらしい。原作とはちょっと違う)。

      その彼が、不幸な身の上の妙子(愛人として暮らし評判が悪い)を、ただただ可哀想で哀れだという同情でなんとか幸せになってほしいという気持ちだけで自分が護るという。妙子は本当は純潔な人だ、ひとりで苦しみすぎたんだという。はじめて自分の心の中をわかってもらえた妙子は亀田を信頼し、思いを寄せるがなぜか(亀田の幸せを考えて)好きでもない赤間と一緒になることにする。でもなかなか思い切れないでいた。

      で、亀田は下宿の娘ともまた同情、憐憫の情でもって接するうちに思いを寄せられるようになり、三角?四角関係になって、、、とややこしく難しいことになるのですが、、、。

      ドストエフスキーは純粋で善良な人間を描こうと、キリストをモデルにしたそうだが(亀田)、いくら純粋で善良でも亀田は弱すぎる。二人の女性、友人の前でただ涙を流す、可哀想だといって。言いなりではなくしっかり生きなきゃ。理性的にね。それじゃ誰も幸せにはなれないよ。人の不幸をすべて抱え込むことなんかできない。亀田は一人の人と恋愛することはできない、しない方がいいだろうなあ(博愛の人なんですよ)。みんな自立しなきゃ。

      キリストさんは善良+智慧があったんじゃないかと思うのだけど・・・。
      ”(でく)のぼう様”(←のぼうの城、参照)は実は智慧者だったんですよ、きっと。姫とも距離を置くし・・・。

      それにしても、純粋で善良な人を白痴(ばか)と笑いものにしたり蔑視したりする世間は病んでいると思いました(どっちがばか(無智)なのか)。恋愛がなくても、みんな助け合って生きていけばいいんじゃないかな・・・。

      原節子と久我美子の対決シーンはすごいです。原さんの迫力の名演技、こわ~~~。

      名作です。166分でも長くなかった。

      原作もがんばって読みます。
      >> 続きを読む

      2014/08/11 by バカボン

      「白痴」のレビュー

    • ドストエフスキー原作の、黒澤映画・・・重そうーーーー笑!

      最近カラマーゾフの兄弟を読んでいたのでドストエフスキータイムリーでした。人物名、みんな似ていて覚えるの大変ですよね笑。でもロシアの話を日本人が演じるってチャレンジングですね! >> 続きを読む

      2014/08/11 by chao

    • 原作、大好きなんです。面白くて。
      決して読みにくくはないのでぜひ読んでくださいね。

      この映画は評価高いのはなんとなく知っていますが、
      でもやっぱりあれは文学ならではの文学だと思う。
      ドストエフスキーって全部そうかもしれないです。
      ストーリーや映像で表現できないものを描いていると思うんです。
      一人の人間ドラマではなく、人間性そのものをテーマにしているから。
      あのストーリーを正直にドラマ化したら陳腐だと思うし、
      正直に描かなかったら、ただの恋愛ものになってしまう。
      ストーリーを読ませてもらった限り、う~~ん。何か違う。
      背景にある哲学と社会が違う気がするんですよ。
      主人公は「無垢」なんです。そして貴族です。戦争に行く意味も違う。
      西洋人にとって理想はキリストの愛なんですよね。
      それって日本人には絶対に通じない感性だと思います。
      悪人を可視化するのは簡単です。罪を描けばいいから。
      でも善人を可視化するのはめちゃくちゃ困難です。
      「…でもいい人」というのは描けます。「ホントにいい人」が難しいという意味です。
      勇気ある映画化ですが、映画化企画そのものに疑問を持ちます。
      >> 続きを読む

      2014/08/11 by 月うさぎ

    白痴
    ハクチ

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