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エビータ

Evita
ジャンル: ミュージカル・音楽映画 , ドラマ , ポップス
公開: 1997/01/25
製作国: アメリカ
配給: UIP

    エビータ の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      舞台のミュージカルをポップスの女王マドンナ主演で映画化した「エビータ」。マドンナの観る者を圧倒する渾身の演技で、ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞を獲得した作品だ。

      貧しさの中、美貌と才覚を武器にアルゼンチン大統領夫人に駆け上がったエバ・ペロンの激しくも短い人生。当然それは、スキャンダルも肥やしとして、スーパースターとなった歌手マドンナの生きざまと重なり合って見えてくる。

      男から男へと渡り歩くことで、高い地位を獲得していくエビータ。後に独裁者となるペロンと出会い、二人三脚で権力の座へ----。

      貪欲に上を目指すエビータは輝いている。民衆の心を掴み、扇動するカリスマは、マドンナならではと思わせ、爽快感すら与えてくれる。

      特に本物のアルゼンチン大統領官邸のバルコニーで、四千人の民衆を前に歌う「ドント・クライ・フォー・ミー・アルゼンチーナ」は、圧倒的な迫力があって、観る者を魅了してやまない。

      この映画の全体の9割が歌と音楽で構成されているのは大きい。マドンナには歌の表現の方が、セリフを語るより明らかに魅力的だからだ。

      また「フェーム」や「ザ・コミットメンツ」などの音楽映画も手掛けてきたアラン・パーカー監督も、大仰でない音楽の使い方で、物語のスムーズな展開を可能にしていると思う。

      民衆から聖母として愛され、栄華の絶頂に立ったエビータは、不治の病に侵され33年の短い生涯を閉じる----。

      舞台では心の空白を権力で埋めようとして、満たし切れない女の悲しさが焦点となるが、マドンナのエビータは悲劇的な余韻を多く残さない。太く短い一つの人生として完結する。

      よくも悪くも、壮大なマドンナのプロモーション映画、マドンナによるマドンナのための映画だと呼べるかも知れない。ただ、「エビータ」をステップとして、彼女が更に高い地位を獲得したのは間違いないと思う。
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      2017/02/25 by dreamer

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