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活きる

活着
ジャンル: ドラマ
公開: 2002/03/23
製作国: 中国
配給: 角川書店=ドラゴン・フィルム

    活きる の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 5.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      強烈な色彩感覚と俳優の肉体性をギリギリまで追求する演出で、中国映画界を代表するチャン・イーモウ監督。

      彼が1994年に発表し、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞と主演男優賞を受賞した「活きる」を、ようやく観ることが出来ました。

      当時の名コンビ、コン・リーと名優グォ・ヨウを主演に起用し、激動の中国現代史を背景に、懸命に生きる夫婦の物語を描いた大作だ。

      時代は1940年代。素封家の跡取り息子フークイ(グォ・ヨウ)は、博打三昧。
      優しい妻のチアチェン(コン・リー)も愛想を尽かして家を出、直後に夫は破産してしまう。

      フークイは戦火の中、唯一の特技である影絵講談を支えに放浪し、妻子のもとにたどり着く。
      貧しいが平穏な暮らしが戻ったのも束の間、娘や息子を不運が襲い、夫婦も文化大革命下での過酷な運命に翻弄されるのだった-------。

      この映画は、とても悲惨な物語だが、ひたむきに生きる庶民を見つめるチャン・イーモウ監督の視線は温かい。

      撮影当時20代後半で、美少女から成熟した女性へと変貌するコン・リーの美しさ。
      情けないのに、しぶとさを感じさせるグォ・ヨウの演技。
      俳優の力で、スケールの大きさと繊細な映像という難題が両立していると思う。

      1988年の「紅いコーリャン」から2000年の「初恋のきた道」に至るチャン・イーモウ監督のフィルモグラフィーで、この映画は時期的にはほぼ中間に位置するだけでなく、作風も、初期の傑作に顕著な、強烈な色彩の魅力と、近年の特徴である愛らしい子供たちのクローズアップが見事に共存していると思う。

      この映画は、チャン・イーモウ芸術を考える上でも、とても興味深い一編だと思う。
      >> 続きを読む

      2018/08/07 by dreamer

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