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このレビューはネタバレを含みます。 アカデミー賞とは関係なくても、時々、こういう埋もれた佳作がでてくるから、映画はやめられないんですね。ありがちなロマンスと見せかけて、なかなかの面白さと意外な展開を見せる、拾い物の佳作「リメンバー・ミー」。主演は「トワイライト」シリーズで、トップアイドルに躍り出た、ロバート・パティンソン。映画自体は、一見、よくあるラブストーリー。偶然出会った男と女が、すったもんだのあげく一緒になるという、ありきたりの物語なのだが、この「すったもんだ」が、とても面白い。パティンソン演じる主人公は、本好きなニューヨーク大学の聴講生で、友人と二人住まい。兄は自殺してすでに無く、父はやり手の弁護士、離婚した母は、年の離れた妹と暮らしている。主人公が運命的な出会いをするのは、同じ大学に通うエミリー・デ・レイヴィン演じる女子学生。だが、その裏には、彼女が少女の頃に遭遇した、衝撃的な事件が心の傷として残っていた。不幸にも母が、地下鉄の駅で強盗に射殺され、警察官の父がそこに駆けつけるという事件が。自殺に離婚、弁護士に警察官、そして主人公は、生き方に悩む大学の聴講生。いかにも、大都市ニューヨークならではの筋立てと登場人物だ。しかも、片や仕事一筋で家庭を顧みない弁護士と、妻を亡くした後は、一人娘と二人暮らしの警察官。この二組の父と子のそれぞれの関係を軸に展開する人間模様が、この映画の見どころとなるが、すべてはあの恐ろしい「9.11」の朝に収斂していく。確かに、人間関係をさらに深く掘り起こす必要があるかもしれないけれども、それぞれの人物造形は、過不足なく肉付けされており、何より演じる俳優たちが、いい味を出していると思う。主役の二人はもとより、女子学生の父役のクリス・クーパー、主人公の母役のレナ・オリン、そして弁護士役のピアース・ブロスナン-----。なかでも、孤独な主人公に寄り添うようにして、キューピッド役に徹する、妹役のルビー・ジェリンズが素晴らしい。 >> 続きを読む
2019/06/11 by dreamer
「リメンバー・ミー」のレビュー
イメージというのはかなり重要なもので、ロバート・パティンソンが出ても「トワイライト」のそれにしか見えないから困った。おまけに学生というのもそれに輪をかける。映画は悲劇を負ったそれぞれ二つの家族の息子と娘が恋愛関係になったとき亀裂を起こす。傲慢というか、分かり易いというか。悲劇をこれでもかとアピールする部分が目につく。反発しようにも働いてないお前が言うな!その通りじゃないか(笑)あっさり目なのだが、クリス・クーパーやブロスナンなど他の役者は悪くない。それと何年なのかを確認してなかったのだが、ラストでそれを持ってきたかと驚いた。ただ悲劇をここにまとめるというのは少々安易かと。 >> 続きを読む
2018/02/05 by オーウェン
このレビューはネタバレを含みます。 鑑賞後、皆さんのレビューを拝見。絶賛している人とラストについて疑問を持つ人に大別されていた。私は後者に共感。母親を強盗に殺された女性と、兄が自殺した青年のラブストーリーは、どのような結末を迎えるのか、物語に引き込まれながら鑑賞していたのだが、ラストに唐突に9.11。。。しかも尻切れトンボのような描き方で終わっていた。ラスト以外の出来が非常に良いので残念で仕方ない。 >> 続きを読む
2014/08/22 by takenuma
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リメンバー・ミー リメンバーミー 映画 「リメンバー・ミー」 | 映画ログ
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