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あ・うん

ジャンル: 日本映画 , ドラマ
公開: 1989/11/03
監督:
製作国: 日本
配給: 東宝

    あ・うん の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 4.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      かつて、映画はテレビよりも中身が濃くて優れていると言われてきたが、ホームドラマに関して言えば、1970年代頃から映画の名作に劣らぬ高い水準を持ったテレビ作品が、続々と現われるようになってきたと思う。

      映画は普通、監督の名前でその作品が語られるが、テレビドラマは脚本家の名前で語られることが多く、向田邦子や山田太一や倉本聰などの脚本家は出演している俳優よりもむしろ有名になっていたと思う。

      なかでも向田邦子は、「阿修羅のごとく」その他の連続ものでTVの視聴者の大きな人気とドラマとしても高い評価を得ていたと思う。

      良識のある中産階級の家庭の大人の愛情とそのもつれを、洗練された洒落た会話で描き出し、家族関係の危機でハラハラさせながら、最後には家族の心の絆を強調して、しみじみとした感銘に導くことを非常に得意とした脚本家だったと思う。

      そして、この「あ・うん」は、向田邦子の代表作の一つだと思う。父親たちが、"あ・うん"の呼吸でつきあえる親友同士の二つの家族の、家族ぐるみの親密なつきあいを描いたものだ。

      テレビドラマでは、杉浦直樹とフランキー堺がこの両家の父親を演じたが、映画ではこれを高倉健と板東英二が演じている。いつも朴訥で寡黙な役柄を演じることの多い高倉健が、この映画では珍しく、おとなしくて気楽な冗談なども言う中年男の役で、こういう役も、さっぱりしたいい味わいでこなせる懐の深さがわかって、健さんファンとしては非常に興味深く、あらためて健さんの魅力の一端に触れた思いがしてくる。

      この健さん扮する人物は、親友の板東英二の妻、富司純子にひそかに思いを寄せており、この三人の、互いに理解し合いながらも微妙にもつれる三角関係の、良識をきちんと守った大人のつきあい方の微妙なところを、ペーソス豊かに面白く描かれていると思う。

      時代背景は、昭和の戦前から戦争中にかけての時期であり、その頃の東京の小市民の生活風習をこと細かに見せているのも、この映画の良さだと思う。

      つつましく遠慮がちでありながら、人々の生活にはしっかりしたマナーというものがあったのがわかる。富司純子と宮本信子がそのマナーを小気味いいまでに楽しく見せてくれる。

      この映画版を監督した降籏康男監督は、健さんの盟友とも言うべき監督で、さりげなく情感のこもった、ていねいな演出で"ノスタルジーの世界"に私を酔わせてくれたのだ。
      >> 続きを読む

      2017/01/20 by dreamer

      「あ・うん」のレビュー

    • 3.0

      心暖まる良き日本映画とはこういうものなのだろう。

      2015/12/03 by kaiteru

      「あ・うん」のレビュー

    • 4.0 切ない クール

      観終わってから原作を読んだ事を思い出しました。

      こんな健さんもいいなぁ。
      任侠物で富司純子とかなり共演していますが、こんな映画の二人は味があって好感が持てます。

      ヤクザの健さんは僕にはもうゲップが出そうだったので・・・・・。

      2015/07/09 by いわさかり

      「あ・うん」のレビュー

    • いわさかりさん 嫌いじゃ~無いですが私もヤクザ映画の健さんには満腹でもうおなか一杯ですね!!(笑) >> 続きを読む

      2015/07/09 by チャミー

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