こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

シャドウ・オブ・ヴァンパイア

Shadow of the Vampire
ジャンル: ミステリー・サスペンス , ホラー
公開: 2001/08/11
製作国: アメリカ
配給: 日本ヘラルド

    シャドウ・オブ・ヴァンパイア の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全3件
    • 3.0 ハラハラ

      本物の吸血鬼をバンパイア映画に?異色モノ。

      2018/07/08 by motti

      「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」のレビュー

    • 3.0 笑える クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "サイレント映画時代のドイツの伝説的監督F・W・ムルナウへオマージュを捧げた、奇想天外なアイディアに基づくフェイク・ドラマ 「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」"

      この映画「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」は、F・W・ムルナウによるドイツ表現主義の傑作である「吸血鬼ノスフェラトゥ」に主演したマックス・シュレックは、本物の吸血鬼であった!----という奇想天外なアィディアに基づくフェイク・ドラマの作品です。

      この映画史に残るドラキュラ映画の古典とも言える、カルト的なサイレント映画の傑作、「吸血鬼ノスフェラトゥ」を一度でも観た人なら、吸血鬼オルロック伯爵を演じたマックス・シュレックのあまりにも奇怪で、おどろおどろしい容貌に度肝を抜かれ、本当は本物か?----と考えても不思議ではないなと思った事があると思います。

      このような、突飛な発想を起点に、愉快な妄想を膨らませていく趣向で、この映画は「吸血鬼ノスフェラトゥ」の撮影をなぞった形で進み、そこに様々なアクセントを散りばめているのです。

      そして、この映画で、何と言ってもおかしいのは、ウィレム・デフォー演じる吸血鬼がとてもオチャメで笑えるのです。予想を遥かに超えた仰天メイクに、一世一代ともいえるデフォーの快演、妖演です。

      とにかく生き血が欲しくて欲しくてたまらず、暴走し始めるデフォーの吸血鬼像には、毒気のあるブラックな笑いが充満していて、これが「ミシシッピー・バーニング」のあのデウォーなの?----と思わせる、まさに快演なのです。

      映画などへ出てしまったために、ひどい思いをする吸血鬼の哀愁は、それまでの幾多のヴァンパイア映画にもなかった破天荒なイメージに満ちています。そして、その一方で、オリジナルのオルロック伯爵に忠実な演技をする、サイレント映画然としたデフォーのオーバー・アクトはなかなか滑稽ですらあり、デフォーの持つ役者としての潜在能力の高さに舌を巻いてしまいます。

      そして、伝説の天才監督ムルナウを演じたのが、曲者のカメレオン俳優ジョン・マルコヴィッチ。己の芸術的な欲求を満足させるべく、吸血の修羅場に平然とカメラを回し続けるムルナウを、クールにしたたかに演じてみせるのです。

      このように、芸術家としてのエゴを極限まで肥大化させてしまったムルナウもまた、吸血鬼に劣らぬ怪物へと変化していくのです。つまり、ここで成立する"怪物同士の対決の構図"こそが、この映画の面白さの核になっているのだと思います。

      要するに、映画にとり憑かれた偉大なる創造主F・W・ムルナウへオマージュを捧げた作品であり、ティム・バートン監督の「エド・ウッド」などと同じ系譜になぞらえられるこの映画は、ハリウッド映画界の興行収入ばかりを意識して、映画作りへの本来の狂気を失ってしまった事へのアンチ・テーゼとして痛烈な皮肉を込めているのではないかと思います。

      ただ、惜しむらくは、映画そのものは、意外とお行儀よく、まとまり過ぎてしまっているような気がします。虚と実を巧みに織りまぜたストーリー・テリングは見事でしたが、多少、品が良すぎたように思います。もっと、破れかぶれ的なハチャメチャ感があっても良かったし、そうする事で、もっと心にズシリと訴えるものがあったような気もします。

      それにしても、カラカラと音を立てる手回しカメラなど、サイレント映画時代の撮影風景を見る事が出来たのも、この映画を観て、うれしかった事のひとつです。
      >> 続きを読む

      2016/06/19 by dreamer

      「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」のレビュー

    • 4.0 笑える ハラハラ

      こういうタイプの映画は好きだ。

      吸血鬼の映画を撮るため本物のヴァンパイアを連れてくるなんて、その設定だけでもツボにはまる。
      シュレックの登場シーンの恐さなんて、下手なホラーなど軽く凌駕するほど震えが走る。

      演じるウィレム・デフォーの怪演に酔いしれる。
      ムルナウの映画監督としての情熱を体現するマルコビッチ。
      文句のつけようもないほどの演技対決が見応えたっぷりだ。

      「脚本家はもう必要ないから殺っていい」とか、「素晴らしい役者だ。まるで本物のドラキュラのようだ!」この場面はほとんどコメディだ(笑)
      >> 続きを読む

      2015/10/29 by オーウェン

      「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」のレビュー

    シャドウ・オブ・ヴァンパイア
    シャドウオブバンパイア

    映画 「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画