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男はつらいよ 寅次郎忘れな草

ジャンル: 日本映画 , ドラマ , コメディ
公開: 1973/08/04
監督:
製作国: 日本
配給: 松竹

    男はつらいよ 寅次郎忘れな草 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 5.0 笑える 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この"男はつらいよシリーズ"の中で、最高のマドンナと言えば、やはり浅丘ルリ子が演じた、漂泊の歌姫リリーが最高だと思う。

      山田洋次監督も、このリリーのキャラクターに最も惚れ込み、シリーズ最多登板をさせているんですね。
      とにかく、この浅丘ルリ子のリリーは抜群の存在感があり、渥美清の寅さんとも見事に息の合ったやりとりを見せてくれる。

      リリーは場末の安キャバレーなどを歌って回っている売れない歌手だ。
      たいした稼ぎもなく、酔っ払いの客たちにはしつこく絡まれ、居所も定まらず、日本中を旅している。

      いつもどこか淋しそうであり、少しつっぱってもいる。
      我々観る側の平均的な生活水準からすると、可哀想な女の範疇に入るかも知れないが、寅さんとは同類の"根なし草"だ。

      寅さんは、彼女の孤独さに同情して惚れてしまうが、これはだから、同情というより共感と言ったほうがいいのかも知れない。

      そんなリリーが初登場するのが、シリーズ第11作の「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」だ。

      例によって、ふらりと葛飾柴又の"とらや"の人々の所へ帰ってきた。
      さすらいのテキヤ・車寅次郎は、ちっとも悪気はないのに法事の席をめちゃめちゃにして、柴又の善良な人々を怒らせる。

      そのうち、ちょっとした感情の行き違いもあり、怒って寅さんはまた旅に出るのだった。
      ところは北海道。網走に向かう淋しい夜汽車の旅。
      その車内で寅さんは、眼に涙を浮かべている美しい女を見た。

      その後、寅さんは網走の町で彼女に再会することになる。
      リリーという、安キャバレー回りの三流の歌手だ。彼女の悲しい身の上話を寅さんは、しんみりと聞いてやり、二人は意気投合するのだった。

      ある日、柴又に北海道の玉木という農家から手紙が届く。
      寅さんが病気で、この家の厄介になっているというのだ。
      妹のさくら(倍賞千恵子)は、早速、北海道へ行って寅さんを引き取って帰ってくる。

      その後、とらやに、突然リリーが寅さんを訪ねてきたのだった。
      とらやの人々は、彼女を温かく歓待したのだが、すさんだ心のリリーは、酔っ払って態度が悪かった。

      あとで寅さんは、彼女の非礼をこんこんと諭すのだった。
      リリーと寅さんの間には、しっとりと心に通い合うものがあるんですね。
      あばずれめいているリリーも、実は心の純な女なのだ。
      それからリリーは、どこかへ行ってしまい、寅さんの彼女への慕情も募るのだった。

      ある日、リリーから、元気でいるという手紙があり、寅さんはその住所に駆けつけた。
      そこは、こざっぱりとした小さな寿司屋だった。そこで、リリーは甲斐甲斐しく働いていたのだ。

      そして、自分の夫だという板前(毒蝮三太夫)を紹介するのだった。
      リリーは、寿司屋のおかみさんになっていて、亭主も気のいい男で、リリーにすっかり惚れ込んでいるようであった。

      寅さんの憧れる女性は、常に高嶺の花になってしまうという、このシリーズの原則はここでも成立したのだ。
      寅さんは、顔で笑って心で泣いて、立ち去るしかないのだ。

      シリーズ11作目ともなれば、ルーティン、またルーティンということにならざるを得ないが、山田洋次の脚本・演出は、いつもながら堅実に"マンネリズムの美学"を保っている。

      善意の人々に見守られながらの孤独。いつも芝居がかった陽気さで、孤独に耐える寅さんの悲しみは、やっぱり何度観ても心にしみるものがありますね。
      >> 続きを読む

      2018/11/13 by dreamer

      「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」のレビュー

    • 3.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      男はつらいよ弟11作。マドンナは浅丘ルリ子。リリーという印象的なキャラクターを演じている。女寅さんという性格で本家寅さんの方が振り回される。気が付いたらと寿司屋と結婚して女将さんに!以降何作か再登場するハズなのにどうなるの?
      2018年6月30日再鑑賞。浅丘ルリ子演じるリリーはこの後何度も登場し寅次郎と深い縁で結ばれるが、確かに他のただかわいいマドンナと違ってつらい過去つらい境遇を一生懸命生きている迫力がある。寅さんにもばんばん喧嘩を売る。本作最後ですし屋に嫁ぐがな人気が出たのかその後離婚した設定で何度も登場することになる。浅丘ルリ子にとっても当たり役になったね。
      >> 続きを読む

      2015/04/14 by seablue

      「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」のレビュー

    • マドンナが浅丘ルリ子って時代を感じますね・・・

      2015/04/15 by ただひこ

    男はつらいよ 寅次郎忘れな草
    オトコハツライヨトラジロウワスレナグサ

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