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スコルピオンの恋まじない

The Curse of the Jade Scorpion
ジャンル: ドラマ , ラブロマンス , コメディ
公開: 2002/12/21
製作国: アメリカ
配給: ギャガ・コミュニケーションズ

    スコルピオンの恋まじない の映画レビュー (最新順)

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    全4件
    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "ウディ・アレン監督がハワード・ホークス、エルンスト・ルビッチ、ビリー・ワイルダー監督への限りなきオマージュを捧げた小粋でお洒落な作品 「スコルピオンの恋まじない」"

      毎回、今度はどんな手で来るのかと、我々映画ファンをワクワクさせてくれる、ウディ・アレンの映画----。この映画「スコルピオンの恋まじない」は、1940年代のハリウッドのスクリューボール・コメディの復活を目論んだ、ウディ・アレンらしい小粋でお洒落な作品です。

      主人公のC・W・ブリッグス(ウディ・アレン)は、昔気質の保険調査員。そんな彼の前に超合理主義者のリストラ担当重役のベティ・アン・フィッツジェラルド(ヘレン・ハント)が、立ちはだかります。

      水と油、まさに犬猿の仲の二人、そんな二人がある日、ナイトクラブで胡散臭い催眠術にかけられてしまい、文字通り、"恋の魔法"になっていく-----という思わずニンマリとしてしまう程、スクリューボールな展開になっていきます。

      この二人、顔を合せれば、凄まじい言い争いを始めてしまうのですが、結局、この攻防も二人の仲を高めるためのプロセスであり、スクリューボール・コメディの定石が、この映画にはドンピシャと当てはまります。

      この二人の饒舌ともいえるセリフの応酬を見ていると、真っ先に思い出すのが、ハワード・ホークス監督のケーリー・グラントとロザリンド・ラッセル主演の「ヒズ・ガール・フライデー」で、オフィスのレトロな雰囲気や同僚達とのアンサンブルまでよく似ていて、嬉しくなってきます。

      ウディ・アレンも公言している通り、この映画はハリウッドの黄金時代の名画の数々へのオマージュが散りばめられていて、映画ファンとしては、ウディ・アレンの映画への限りなき愛に共感し、この映画に陶酔させられてしまいます。

      インチキ魔術師の呪文に踊らされて、次々に宝石を盗んでいくブリッグスとベティ・アンですが、これは泥棒カップルの騒動を描いた、ハリウッド黄金期のソフィスティケイテッド・コメディの巨匠エルンスト・ルビッチ監督の「極楽特急」の設定を思わせ、ウディ・アレン監督のセンスの良さを感じますし、ブリックスにかけられる呪文"コンスタンチノープル"は、「極楽特急」でもお洒落なキーワードとして使われているので、思わずニャッとしてしまいます。

      また、主人公の仕事が保険会社の調査員というのは、名匠ビリー・ワイルダー監督の「深夜の告白」と同じですし、更にソフト帽にトレンチコートというブリッグスの格好は、ウディ・アレンが敬愛してやまないハンフリー・ボガートが主演した、ハワード・ホークス監督の「三つ数えろ」での私立探偵のスタイルにそっくりで大いに笑わせてくれます。

      このように、ハワード・ホークス、エルンスト・ルビッチ、ビリー・ワイルダー監督といった、巨匠達の映画世界からヒントを頂戴しつつも、きちんとウディ・アレン・テイストに仕立て上げているところが、彼の凄いところだと感心してしまいます。

      考えてみると、役者としてのウディ・アレンがそこに登場するだけで、その映画はウディ・アレン・オリジナルになってしまう凄さ。しかも、過去に彼が好んで演じた、"冴えない神経症の男"といったハマリ役を捨て去って、"デキル男"を溌剌と演じても、全く違和感なく、すんなりとなじんでしまうから不思議です。

      この映画が魅力的なのは、ひとえに偉大な過去の巨匠達に対するウディ・アレンの少年のように純真な、ひとりの映画ファンとしての心で満ち溢れているからだと思います。

      この映画のようにシンプルで、奇をてらう事のない作品は、なかなかないと思うし、映画において、わかりやすさや親しみやすさが、いかに大切な事であるかを痛感させられます。
      >> 続きを読む

      2016/05/29 by dreamer

      「スコルピオンの恋まじない」のレビュー

    • 4.0

      寸評:意欲的に映画を撮り続けるWoody Allen監督。本作で取り上げたテーマは、催眠術!ありがちなプロットではあるが、Allen監督らしくユーモアとオシャレセンスで上手くまとめている。

      見所:Helen Huntって、ホント美人!Woody Allenとはいがみ合う犬猿の仲なのだが、催眠術で彼の虜に。このツンデレ具合が可笑しい。

      2015/05/19 by marica

      「スコルピオンの恋まじない」のレビュー

    • 催眠術と恋愛がどんなふうにユーモアでまとめられているのかが気になりますね。

      2015/05/20 by honey_cake

    • Helen Huntが催眠術に見事にかかって笑いを誘います。

      2015/05/22 by marica

    • 3.0 笑える

      1940年代が舞台のロマンスコメディ。
      ウディ作品らしくとぼけた設定ながらも、それを見せるセンスは流石と言える。

      お互いいがみ合っている保険調査員と、会社のリストラ専用の重役。
      そんな二人が出席したパーティで、催眠術のショーの実験台に。
      その間だけ二人は惹かれあうが、この催眠術師が強盗のため二人の催眠を解かずにしておくことに。

      ほとんどコントのような設定だが、これを飲み込ませる演出は笑える。
      お互いを敵視してたが催眠術によってという、古典のようなつくりはアレンの得意技。

      相手役のヘレン・ハントやゴージャスという言葉を体現したかのようなシャーリーズ・セロンのセクシーさ。
      相変わらずアレンは美女に目がないし、ラストの粋な締めも微笑ましい。
      >> 続きを読む

      2015/04/03 by オーウェン

      「スコルピオンの恋まじない」のレビュー

    • 催眠術ってTVとかで観ると本当かなぁ、、と思いますがちょっとかかってみたい気もします…! >> 続きを読む

      2015/04/03 by coji

    • 3.0

      マダガスカル!(`●、。゜)~゜

      コーヒー片手に見てみたいと思うホンワカさ 。しかーし、そんじょそこらのホンワカとはわけが違うのだ!!!
      サスペンス要素がうまい具合いにブレンドされていて、絶妙な面白さ☆
      流れも良かったし、音楽もバッチリ♪

      真の愛は催眠術なんかより効果抜群? >> 続きを読む

      2015/02/08 by きりゅう

      「スコルピオンの恋まじない」のレビュー

    • ウディアレン映画ってちょっと大人な感じでチャレンジしていないのですが、ほんわかした映画なら観てみたいかもです♪ >> 続きを読む

      2015/02/08 by milktea

    • 自分にとってもこれが初めてのウディ・アレン映画でした。とても観やすかったです。

      2015/02/08 by きりゅう

    スコルピオンの恋まじない
    スコルピオンノコイマジナイ

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