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脱出

Deliverance
ジャンル: ミステリー・サスペンス , ドラマ , アクション , アドベンチャー
公開: 1972/10/14
製作国: アメリカ
配給: ワーナー映画

    脱出 の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 3.0 ハラハラ

      ダム建設のため埋まる予定の渓谷を、都会から来た4人の男たちがカヌーで下るためやってくる。
      田舎を小ばかにしたような言動ではしゃいでいたが、現地の人間に因縁を付けられ一転して窮地に。

      脱出とはつまりこういうことなのだが、人間窮地になると本性が出る。
      強硬派だったり穏健派だったり。

      度々議論するシーンが出てくるが、民主主義なので当然多数決。
      だがその決断には引っ掛かりが残り、結局人間は良い悪いの単純では収まらない。

      4人の中ではやはりジョン・ヴォイトの葛藤が一際目立つ。
      心に平穏が訪れることは有るのだろうか。
      >> 続きを読む

      2018/10/26 by オーウェン

      「脱出」のレビュー

    • 5.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「脱出」は、4人の男たちが川下りの冒険に出発するが、次々と恐ろしい出来事に遭遇し、壮絶な死闘を繰り広げる、鬼才ジョン・ブアマン監督による異色サスペンスの傑作だ。

      原始VS文明、神秘主義、儀式性、そして水の持つ象徴性が映像に氾濫する、暴力映画の異色作でもあり、そして、この映画は1972年度の全米興行でも大ヒットし、アカデミー賞では、その年の「ゴッドファーザー」や「キャバレー」といった錚々たる作品と並んで、作品賞、監督賞にもノミネートされていて、現在も我々映画好きの間で、不滅の人気を誇るカルト・ムービーの傑作でもあるのです。

      アトランタに住む4人のビジネスマンが、ジョージア州の山奥を流れる激流をカヌーで川下りしようとする。それは、この川はいずれはダム建設で消える運命にあり、その前に自然の荒々しさを体験しておこうという冒険心からのものだった。

      4人ともちょうど中年の入り口にさしかかった頃で、彼らにとって恐らく、これが最後の若々しい冒険にするつもりで、4人は互いに冗談を言い合いながら、元気に川下りに出発したのだが----。

      詩人ジェームス・ディッキーのベストセラー小説「わが心の川」を鬼才ジョン・ブアマンが監督。「ポイント・ブランク」の暴力描写と「太平洋の地獄」の孤立した人間の心理描写をうまく融合させ、力感溢れるサスペンス・アドベンチャーに仕上げていると思う。

      通常の冒険映画は、男たちが様々な試練を乗り越えて、より強い成熟した男へと成長していくのに対し、この映画は男たちが危機に遭えばあうほど、自らの弱さ、醜さをさらけ出し、孤立していくという逆のベクトルを持っているのだ。

      この4人の男を演じるのは、ジョン・ヴォイト、バート・レイノルズ、ネッド・ビーティ、ロニー・コックス。そして、4人を襲う山男のひとりに、クリント・イーストウッドの映画の悪役として知られるビル・マッキニーが扮し、強烈な印象を残しているのも見逃せない。

      楽しいものになるはずだった川下りが、山の中に住む密造酒造りの男たちと遭遇したことで、一転してグロテスクな様相を帯び始めてくるのだ。

      この山男たちによる襲撃、暴行、そして洋弓による殺人、死体遺棄、カヌーの転覆、仲間の死----、陽気でイノセントだった男たちが次第に泥沼に入り込んでいく。それは、ちょうどヴェトナム戦争当時のアメリカの社会そのものをも思わせる。

      この映画、はじめはサム・ペキンパーが作りたがったというのも、わかる気がする。

      カラーに白黒を混ぜたような暗い画調を作り出した、名カメラマン・ビルモス・ジグモンドのカメラも出色の出来だ。彼は「ギャンブラー」「ディア・ハンター」と、"湿った画面"を映し出すのがうまい人だが、この映画でもその才能をいかんなく発揮していると思う。

      なお、この映画の冒頭で、ロニー・コックスが山奥の少年と掛け合いで演奏するギターとバンジョーのデュエット「デュエリング・バンジョー」は、グラミー賞を受賞している名曲だ。
      >> 続きを読む

      2016/12/02 by dreamer

      「脱出」のレビュー

    • 3.0 ハラハラ

      ダム建設が予定されている山奥に訪れたおっさん4人が、
      その自然を堪能するべくカヌーで楽しく川下り
      ・・・のはずだった。

      ひとりが猟銃を持った山の住民に犯され、
      4人のリーダー・ルイスはその住民を殺してしまう。
      罪悪感を抱えながらも、
      4人は山からの脱出を試みる。

      美しい山の自然風景と、
      泥まみれの人間たちの(内面の)汚さの対比が凄い。
      よそ者が迂闊に知らない所に立ち入るべきじゃなかった
      というのもあるし、ダム開発で潰されるべきでもない場所。
      複雑だ。

      相手が悪いとはいえ、
      人を殺す行為ってのは恐ろしくて汚いことなんだぞ
      ってことがヒシヒシと伝わってくる。
      そしてそれを無かったことにしようと必死になる人々。

      アクション映画とかで
      ヒーローがバンバン悪人を倒すのとは全然違う。
      すごく気持ち悪い。
      だけどそんな登場人物達にはリアリティがある。

      セットも使わず
      ホントに山の中の激流を役者たち本人で撮ってるのもあってか、
      リアリティ溢れる危険な映像に仕上がっていて
      半端ねえなあって思った。

      しかし、これだけ古い映画となると
      差別的な描写も遠慮なく出てくるから
      少し見ていてツラいところもある。
      (山の住民たちはみな近親相姦で子供を作るから
       奇形児や障害児が多い的な描写がされている)

      主演はアンジェリーナ・ジョリーのお父さん、ジョン・ヴォイト。
      >> 続きを読む

      2014/06/28 by はいはい

      「脱出」のレビュー

    • > ダム建設が予定されている山奥に訪れたおっさん4人が、

      > ひとりが猟銃を持った山の住民に犯され、

      ひとりのおっさんが犯されたのかなぁ。いきなりエグイなぁ...
      >> 続きを読む

      2014/06/29 by ice

    • >主演はアンジェリーナ・ジョリーのお父さん、ジョン・ヴォイト。

      アンジェリーナジョリーのお父さんも俳優さんなんですね、初めて知りました~ >> 続きを読む

      2014/06/29 by chao

    脱出
    ダッシュツ

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