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隠し剣 鬼の爪

ジャンル: ドラマ , ラブロマンス , 時代劇
公開: 2004/10/30
監督:
製作国: 日本
配給: 松竹

    隠し剣 鬼の爪 の映画レビュー (最新順)

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    全6件
    • 4.0 泣ける 切ない ハラハラ

      この映画「隠し剣鬼の爪」は、久しぶりに見ていて気分が良くなる映画であった。

      派手なアクションとか、濃密な色恋沙汰があるわけでもなく、またストーリーが奇想天外というわけでもないが、登場人物すべてから滲み出る感じの人間性というか、純な心情というものに久しく忘れていた何かを思い起こさせられた気がする。

      2017/12/29 by kuniyan

      「隠し剣 鬼の爪」のレビュー

    • 3.0 切ない

      テレビ放送を録画して再視聴

      時代劇としてはとても良くできた仕上がりだと思います
      こういった時代の上下関係や主従関係、身分制度などを美化して描くことには意味があるのかなぁ
      って冷静に見てしまう自分もいて…
      男の監督のノスタルジーですね
      女性の意見も聞いてみたいものです >> 続きを読む

      2017/04/06 by YSL

      「隠し剣 鬼の爪」のレビュー

    • 3.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「隠し剣 鬼の爪」の舞台となる時代は幕末。下級武士である主人公は、かつての使用人であり、淡い恋心すら抱いていた農民の娘が、嫁ぎ先で酷い扱いを受けて病に伏しているのを知り、無理やり離縁させ自宅へ連れ帰る。

      一方、かつての友人が謀反のかどで捕らえられるも脱走し、人質をとって立て籠る。そこで、剣の腕前を見込まれた主人公は、藩命により旧友を斬る事を強要される。

      チャン・イーモウ監督の「LOVERS」が「HERO」の二番煎じとの誹りを受けて、過小評価されたのに似て、2作続けて同じ藤沢周平の原作による時代小説に材を求めた時代劇を撮った、山田洋次監督のこの作品もまた、同様の不遇な運命にあるのかも知れない。

      しかし、この作品の場合、前作の「たそがれ清兵衛」よりも劣るとの評価を受けるに値する弱さを持っているのも、また厳然たる事実なのだ。

      この作品は、異なる2編の小説を1つのストーリーとして脚色したものだが、そのあたりの方法論も前作と似ているわけだが、シームレスに話をまとめ上げる事に成功した前作と較べ、この作品では、身分違いの恋の話と、友人を討つ事を命じられる話の二つが、どうにもしっくり、つながっているようには思われないのだ。

      もちろん、二つの挿話がダイナミックにリンクするに至っておらず、単に並置されただけのような構成も原因があるのだが、それはそれとして、二つの話を貫き、一つにまとめ上げる求心力となるべきものが、狙った通りの強靭さを持ち得なかったという事にも、問題があるのではないかと思う。

      一つには、文字通り、二つの物語に共通するキャラクター、すなわち、主人公の問題だ。それは、脚本に描かれた主人公のキャラクターが問題なのではない。

      それを演じる役者・永瀬正敏が、映画を背負って立つだけの華やかさを欠いている事が問題だと思うのだ。確かに、永瀬正敏は良い演技者だとは思うし、山田洋次監督はパッとしない猿顔の風貌の彼にこそ、この物語の主役を演じさせる意味とリアリティーがあると考えたのだろうが、一方で、彼が画面の中に、その他大勢と一緒に埋没する事によって生み出された散漫さが、二つの挿話をことさら分裂気味に見せる事に、つながっているように思われる。どこから見ても、病人には見えない松たか子とあわせて、この作品のキャスティングは明らかに失敗だったと思う。

      そして、もう一つは、全体を貫くテーマが、山田洋次監督が意図した通りに機能していないという事だ。

      それは、二つの挿話が同じテーマを音色と旋律を変えて奏でているに過ぎないという事を、見せるのに失敗していると思うのだ。

      つまり、その全体を貫くテーマとは、一言で要約するならば「侍という生き方を捨てる」という事だろう。

      二つの挿話を通して、主人公は世間体というものや、自己の保身を図る組織の論理といった形式ばかりの「常識」に抗い、自立した個としての思い、個としての生き方を優先する事を選択しようとするという事実なのだ。

      この作品は、「たそがれ清兵衛」で描いた事、つまり「侍」というものが、権力装置の構成メンバーであり、また、実質的には単なる「役人」に過ぎないという視点を一歩進め、個人の意思に基づいて、そういう生き方を捨てる主人公の姿を描こうとしているように思われる。

      ただ、そうした主人公の"人生の選択"というテーマが、どれほどまで全面に打ち出されているかというと、少々疑問に思われる。

      二つの挿話で主人公が下す、それぞれの決断、行動は源を同じくする一連の行動としてではなく、それぞれ別個の独立したもののように見えてしまい、結果として物語が、二つに分裂してしまったのではないかと思う。

      本来、主人公の生き方と対比されるべきなのが、組織の命により「近代化」の波に乗る事を強要され、右往左往する人々の面白おかしい姿なのだ。

      まるで、突然、外資系の企業に買収された会社の社員たちみたいで、物の考え方から仕事の進め方、組織のカルチャーまで、その変化についていけずに抵抗し、愚痴をたれ、翻弄されている現代のビジネスマンたちの姿が重なって見えてくるこれらの描写は、コメディとして観るならば、たいへん優れていると思う。

      しかし、それを主人公の生き方と明確な対比をさせるまでには至っていないところが、もどかしいのだ。単に滑稽なエピソードとして見えるだけなら、まだ良いのだが、むしろ、主人公すら時代の趨勢についていけず、取り残された人々の一人というような印象すら与えかねないのでは、本来のテーマもなかなか際立たないと思う。

      そういうわけで、今一つ完全燃焼しきる事の出来ない出来栄えの作品なのだが、近代化の波にうろたえる侍の描写を初め、他では観る事が出来ないユニークなシーンや、豊かな情感を湛えたシーンの数々で、山田洋次監督の現代劇が苦手な人でも、そこそこ楽しめる作品にはなっていると思う。

      そして、この映画のタイトルともなっている「隠し剣 鬼の爪」が登場するシーンが、いかにもクライマックスだぞといった、長々とした立ち回りなどではなく、一瞬にして勝負がつくあたりは、なかなか良かったと思う。
      >> 続きを読む

      2017/04/04 by dreamer

      「隠し剣 鬼の爪」のレビュー

    • 3.0

      しっとりとして良かった
      鬼の爪は・・・必殺シリーズを思い出した・・・

      2015/08/10 by torinokoe

      「隠し剣 鬼の爪」のレビュー

    • 4.0

      怒りが鬼と化したとき、その爪は向けられる。

      意にそぐわなくても戦わざるおえない…辛いものです
      (ノ_<。)
      毎回思うが山田監督は日本人の心の描き方が上手い◎てか周りを囲む俳優陣が凄い!さすがです!ちなみにあのタイトルの字を書いたのは緒方さんらしい。

      所々鳥の鳴き声に違和感を感じたけど洋式(銃や大砲、戦闘術)が入りつつある時代背景はとても良かった。走り方一つでたじたじのシーンにはあー、あの時代はそうなるのかとしみじみ。

      そして隠し剣、カッコいいです☆
      その“間”に痺れました。
      >> 続きを読む

      2015/03/28 by きりゅう

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